女子プロ野球の有名選手と白熱した勝負をする林檎

【漫画】2つの夢を追いかける野球少女と有名選手の白熱した勝負に引き込まれる…盛り上がりを見せるラストに「続きが読みたい」の声続出

2023.08.18 18:30
女子プロ野球の有名選手と白熱した勝負をする林檎

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、原作・高畑弓さんと作画・蒲夕二さんが描く『エンジェルエース』をピックアップ。

作画担当の蒲さんがX(旧Twitter)で2023年7月16日に投稿したところ、2.4万件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、高畑さんと蒲さんにインタビューを行い、創作のきっかけやこだわりについて語ってもらった。

眩しい笑顔と野球のパワフルプレイで魅了する主人公が抱く2つの夢

徳島県の小さな町には、楽しそうにパワフルに野球をする女の子がいた。高校二年生の須藤林檎だ。独立リーグでピッチャーとしてプレイしている。

実は林檎、現在は独立リーグでプレイしているが、さらに上の女子プロ野球(作中では通称LPB)でも活躍できるのではないかというほど、高い技術を持っていた。林檎本人もLPBを夢に見ているが、挑戦することはなく独立リーグでの活動を選んでいる。

それは、自分の住む小さな田舎町の活気を取り戻すため…。シャッター商店街が生まれ、寂しくなってしまったこの町を自分の活躍で盛り上げて、町に人が戻ってきてくれることを願っているのだ。

“できればLPBに挑戦したい“

“だけど独立リーグで活気のある町を取り戻したい”

2つの夢で板挟みとなっている林檎の目の前に、ある日、LPBの有名なキャッチャーである越智李桜莉(おちいおり)が現れたことで、物語が動き出す。

ひょんなことから林檎が独立リーグでピッチャーをやっていると知った越智が捕球練習に誘う。そこで、林檎のピッチング技術に衝撃を受けるのだった。

「私がキミを日本一のピッチャーにしてみせる」

越智はそう言って、林檎をLPBへスカウトする。本当なら喜びを爆発させてもいい場面だが、林檎は手放しでは喜べなかった。独立リーグで町を盛り上げるという想いがあるからだ。町のみんなからもたくさんの期待が集まっているため、自分だけの夢を追うわけにはいかない――。

林檎は越智に町の状況を話し、一緒に野球はできないことを伝える。しかし、越智は林檎のもうひとつの夢を感じ取っていた。

そして、越智は林檎に勝負を挑む。自分が林檎の球を打てたら、LPBに挑戦することをもう一度考え直してほしいと。

果たして勝負の結果は、そして林檎の選ぶ道はどちらなのか、ぜひ漫画を読んで確かめてほしい。

原作・高畑弓さん「プロになっていく林檎の姿を描けたら」作画・蒲夕二さん「連載に繋げられたら嬉しい」

――『エンジェルエース』を描こうと思ったきっかけや理由などをお教えください。

高畑弓:昔一度、野球漫画を描いたことがあったのですが、再チャレンジしてみたいと思っていたところ、月刊コミックバンチの担当編集の隅野さんにお声がけ頂きました。

隅野さんが野球をやっていたということもあり、野球漫画を描いてみないかという話になりました。

蒲夕二:高畑さんから今度はスポーツ物、野球を描いてみたいのだけれどどうでしょうか?と言われ、好きな野球漫画も沢山あり挑戦してみようと思いました。

――今作を描くうえで、特に心がけたところ、大切にしたことなどをお教えください。

高畑弓:野球やスポーツに興味がある人はもちろん、そこまで興味がない方やあまり野球漫画を読んでこなかった方にも読んで頂きたいという気持ちで描きました。

蒲夕二:競技シーンで説得力のある絵を描くことを心がけました。

――作品のなかで特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由とあわせてお教えください。

高畑弓:蒲先生は可愛い女の子を描くのは勿論ですが、お爺ちゃんお婆ちゃんが物凄く上手いのです。とてもいい表情です!

蒲夕二:林檎の「私勝つから 越智選手とやってみたい」と言ったシーンです。

今まで自分の気持ちを押し殺していた林檎が、初めて純粋に戦いたいという意思表示をしたシーンだからです。

――X(旧Twitter)の蒲夕二さんの投稿には、「続きが読みたい」「一気に引き込まれました」など多くの感想が寄せられていました。今回の反響をどのように感じているのでしょうか。

高畑弓:多くの方に見て頂いてとても嬉しいです!

蒲夕二:たくさんの方に読んでもらって嬉しかったです!

――今後の展望・目標をお教えください。

高畑弓:これからプロになっていく林檎の姿を描けたら嬉しいです。

蒲夕二:連載に繋げられたら嬉しいです!

――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。

高畑弓:『エンジェルエース』を読んで頂いてありがとうございます!!

現在、ヤングアニマルでマンガ家×青春ラブコメディ『描くなるうえは』を連載中です。

そちらもぜひ応援、よろしくお願いします!

蒲夕二:一年前に描いた漫画にこんなに反響頂き、ありがとうございます! ご期待に応えられるよう頑張ります!

また連載中の『描くなるうえは』が8/29に1巻発売になります! こちらもよろしくお願いします!!

関連リンク

関連記事

  1. 新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>
    新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>
    WEBザテレビジョン
  2. 東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」
    東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」
    WEBザテレビジョン
  3. <BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現
    <BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現
    WEBザテレビジョン
  4. 松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」
    松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」
    WEBザテレビジョン
  5. ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かす
    ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かす
    WEBザテレビジョン
  6. 瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」
    瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」
    WEBザテレビジョン

「ニュース」カテゴリーの最新記事

  1. 宇津木秀選手がタイトル防衛に挑む…「Lemino BOXING PHOENIX BATTLE 136」をLeminoで独占生配信
    宇津木秀選手がタイトル防衛に挑む…「Lemino BOXING PHOENIX BATTLE 136」をLeminoで独占生配信
    WEBザテレビジョン
  2. 中村ゆり、ズラリと並んだ豪華手料理披露「お店クオリティ」「盛り付けがおしゃれ」の声
    中村ゆり、ズラリと並んだ豪華手料理披露「お店クオリティ」「盛り付けがおしゃれ」の声
    モデルプレス
  3. 松島花「どんどん似てきてる」母親との密着ショット公開「骨格がそっくり」「小顔でスレンダー」の声
    松島花「どんどん似てきてる」母親との密着ショット公開「骨格がそっくり」「小顔でスレンダー」の声
    モデルプレス
  4. くら寿司万博店の“予約枠転売”めぐり梅沢富美男が回顧「15人くらいで予約したのに入れなかった」
    くら寿司万博店の“予約枠転売”めぐり梅沢富美男が回顧「15人くらいで予約したのに入れなかった」
    ENTAME next
  5. 北村匠海「あんぱん」嵩との共通点は「親友が同じ名前」人気俳優撮影のオフショットに反響「運命」「2人にしか撮れない写真」
    北村匠海「あんぱん」嵩との共通点は「親友が同じ名前」人気俳優撮影のオフショットに反響「運命」「2人にしか撮れない写真」
    モデルプレス
  6. 「TGC 2025 A/W」開催決定 みちょぱ・なごみ・矢吹奈子ら出演者第1弾解禁
    「TGC 2025 A/W」開催決定 みちょぱ・なごみ・矢吹奈子ら出演者第1弾解禁
    モデルプレス
  7. 河合郁人、実兄と下北沢満喫 2ショットに「骨格からそっくり」「お兄さん爆イケ」と反響
    河合郁人、実兄と下北沢満喫 2ショットに「骨格からそっくり」「お兄さん爆イケ」と反響
    モデルプレス
  8. #ババババンビ 小鳥遊るいが『FRIDAY』に登場、大人っぽさあふれるグラビアアザーカット公開
    #ババババンビ 小鳥遊るいが『FRIDAY』に登場、大人っぽさあふれるグラビアアザーカット公開
    ENTAME next
  9. 長澤まさみ、演劇賞受賞に万感の思い「演劇はすごく遠い存在のように感じていた場所でした」
    長澤まさみ、演劇賞受賞に万感の思い「演劇はすごく遠い存在のように感じていた場所でした」
    WEBザテレビジョン

あなたにおすすめの記事