今田美桜“桐姫”にギャップ萌え、いつものクールビューティーからの弾ける笑顔に魅了される＜トリリオンゲーム＞

2023.08.17 16:00

目黒蓮(Snow Man)主演のドラマ「トリリオンゲーム」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)で、クールな令嬢・桐姫を演じている今田美桜。8月11日に放送された第5話では、ガク(佐野勇斗)との遊園地デートでのはしゃぎぶりが「かわい過ぎる」と話題になった。(以下、ネタバレを含みます)

ガクが桐姫に誘われ遊園地へ

同作は、「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載中の原作・稲垣理一郎、作画・池上遼一による同名漫画をドラマ化。“世界一のワガママ男”のハル(目黒)と、“気弱なパソコンオタク”のガク(佐野)という正反対の2人が、ゼロから起業し、型破りな方法で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いで、この世のすべてを手に入れようと成り上がる前代未聞のノンストップ・エンターテインメントとなる。

キャストはほかに、日本最大規模のIT企業「ドラゴンバンク」の社長令嬢であり、クールで強欲な才色兼備の黒龍キリカ(通称：桐姫)を今田、ハルとガクが企業した会社の新入社員で社長の高橋凜々を福本莉子、桐姫のボディーガード兼秘書の長瀬忠則を竹財輝之助、ハルとガクに出資する謎の投資家・祁答院一輝を吉川晃司、ハルとガクの前に立ちはだかる怪物経営者・黒龍一馬を國村隼が演じる。

第5話で注目されたシーンの一つが、ガクと桐姫の遊園地デート。桐姫は、ドラゴンバンクの中枢サーバーにハッキングしたのがガクだと気付き、誘ったのだ。

桐姫の無邪気な笑顔にノックアウト！

遊園地の入場口での待ち合わせ。緊張でガチガチのガクが待っていると、「ガク！」と満面の笑みで手を振りながら桐姫が走ってきた。

園内に入ると、アトラクションで無邪気にはしゃぐ姿がかわいい桐姫。ガクも思わず「意外です。キリカさんにもそういう一面があるんだなって」と言ったほどだ。

桐姫は「子どもの頃から遊園地はいつも貸し切りだったし、こんなデートしたことないもん。だから今日はすっごく楽しい」とほほ笑んだ。

そんな桐姫の姿に、SNSには「満面の笑みで走ってこられたら皆好きになっちゃうよ」「ギャップが可愛過ぎる」「桐姫にメロメロ」といった声が多数。その後、最後に乗った観覧車でハッキングしたことをかまかけるときには、クールさが戻った。オフタイムとオンタイムの桐姫のギャップに魅了される場面となった。

今田美桜の表現力が生きる

本ドラマでのクールビューティーな役は、今田の新たな一面が引き出されている。ブレイクのきっかけとなったドラマ「花のち晴れ～花男Next Season～」(2018年、TBS系)では、不動産王の令嬢の小悪魔キャラだったが高校生のストーリーで、今回のように社会人としてクレバーな交渉術を駆使する“デキる”雰囲気は新鮮だ。その大きな瞳が意思の強さを物語るのに効果的で、ハイブランドのファッションの着こなしもばっちり。

そんなクールビューティーな桐姫を好演しているなか、今回の遊園地デートでのはじける笑顔は、まさにギャップ萌えだった。今田は連ドラ初主演作「悪女(わる)～働くのがカッコ悪いなんて誰が言った？～」(2022年、日本テレビ系)では、天真らんまんな主人公を表情豊かに演じており、持ち前の表現力が生きたかたちもある。

ドラマでは、TBS系日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」から2クール続けての出演を果たしている今田。映画出演作も相次いでおり、本ドラマ主演の目黒と共演して薄幸なヒロインを演じた「わたしの幸せな結婚」が3月公開、紅一点キャストで物語に華を添える「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」が前後編で4月と6月に公開と、活躍が目覚ましい。

さまざまな作品でキュートにもクールにも輝きを放っている今田。本ドラマでは自社のために才能あるハルとガクを支配下に置きたいと狙うが、第5話ラストでは桐姫の父・一真がハルらの会社をたたきつぶそうと動き始める様相を見せた。桐姫がどう絡んでいくのか、注目だ。

◆文＝ザテレビジョンドラマ部