

HKT48最後の1期生・本村碧唯、“アイドル専門”ダンススクール開講に意欲「練習できる場所を作りたい」

7月にグループを卒業するHKT48の本村碧唯が、7月7日(金)に初のフォトブック「未来の手前」(双葉社)を発売する。HKT48最後の1期生・本村は、チームKIVの二代目キャプテンに就任以降、6年以上にわたってチームをけん引。ダンスリーダーとしても活躍し、過去には指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ・=LOVEの楽曲の振り付けを任されるほど。チームの支柱として尽力してきた彼女が、7月17日(木)の卒業コンサート、23日(日)の卒業公演をもって、12年に及ぶアイドル活動に終止符を打つ。卒業直前発売されるフォトブックでは、アウトドア好きで知られる本村が人生初のグランピングや、「最初で最後」というランジェリーカットに挑戦。ほか、小学1年生からの幼なじみであるモーニング娘。'23・生田衣梨奈との対談や、本村の両親、元1期生メンバーたちからの直筆メッセージなども掲載されている。「念願だった」と話すフォトブックにどんな思いを込めたのか。撮影時のエピソードや卒業に至るまでの心境、そして今後の目標について語ってもらった。
ランジェリーやグランピングにも初挑戦したフォトブック
――フォトブック発売を控えた今の心境を教えてください。
ファンの方からも(フォトブックを)出してほしいとはずっと言われていたのと、他のメンバーがフォトブックとか写真集を出しているのを見ていて「いつか私も出せたらいいな」と思いながら活動していました。
それから卒業が決まって、最後だし、わがままを言ってもいいかなってことで「フォトブックを出したい」って伝えたら、スタッフさんが頑張ってくれて出版できることになりました。「やったー!うれしい!!」って気持ちです。
――撮影に向けて準備したことはありますか?
ダイエットとかはしなかったんですけど、1カ月お酒を飲みませんでした。お酒好きなんですよ。コンサートとかが終わった後は、みんなで打ち上げとかしたいタイプ(笑)。コンサートのリハーサルが続いていたりすると腹筋が出るんですけど、お酒を我慢したおかげでフォトブックでも腹筋が出ていて良かったです。
――キャンプ好きで「炎の番人」という異名もある本村さんですが、フォトブックでは人生初のグランピングを経験したそうですね。
きれいなキッチンもあるし、食材もあるしで、朝ごはんはホットサンドとスムージーを作りました。キャンプをよくしていたので、全部自分で準備するのが当たり前だと思っていたんですけど、何も準備せずにキャンプが楽しめるんだと思ったら、何か目覚めそう…(笑)。
――グランピング中の思い出はありますか?
グランピングできる施設内にサウナと温泉があって、自分で水をかけてロウリュできたのが楽しかったです。実は人生で初めてのサウナだったんですけど、サウナ特有の整った感覚が分からなかったので、ハマるかどうかはまだ分かりません(笑)。もしサウナに行くとしたら一人はちょっと怖いので、誰か一緒に来てほしい!
――「最初で最後」というランジェリーカットも収録されていますね。
すごくオシャレなランジェリーだったんです。ワンショルでこんなデザインのものがあるんだって驚きました。「このランジェリーいる?」って聞かれたときは、「欲しいです!」と言って持って帰りました(笑)。
指原莉乃や同期メンバーたちから直筆メッセージ
――指原さんや村重杏奈さんをはじめ、元HKT48の1期生のメンバーや元HKT48劇場支配人・尾崎充さんから直筆のメッセージも掲載されています。
実はまだ見ていないんです。私からメッセージを書いてほしいとお願いはしたんですけど、本がちゃんと完成してからメンバーやお母さんとお父さんからのメッセージを読もうと思っていて。
でも、メッセージをもらえたこと自体がすごくうれしいです。同期とお世話になった先輩と尾崎さんからの言葉なので、絶対に泣いちゃうと思うんですよ、どうしよう(笑)。
後輩たちを見ていて「大丈夫」が卒業のタイミングに
――2022年11月に行われた周年記念ライブで卒業を発表した際には「頼りになる後輩たちの姿を見て卒業しても大丈夫だと思えた」と話していました。裏を返すと、頼れるようになるまで卒業を待っていたのかなとも捉えられます。
なんとなく、10周年を迎えるまでは続けたいなとは思っていたんです。でも、10周年を過ぎてからは、フロントで引っ張ってくれたメンバーとかがどんどん卒業をしてしまったので、後輩もすごく不安じゃないですか。流れで私も卒業することもできたんですけど、もう少しだけ見ておこうかなって気持ちも芽生えてきたんです。
後輩がどんどん成長しているのも、しっかりしていくところも見ていたので、私がいなくなったらいなくなったでできるんだろうなとは思っていたんですけど。それでも少しだけ私が見守って、それで大丈夫だと思ったら私も卒業しようって決めました。
それに、自分のやりたいこともなんとなくあったんですけど、私は曖昧なまま一歩進めないタイプで、やりたいことを確実にできるようにしてからにしたいなって考えもあったので。それから、今なら大丈夫だろうということで卒業に至りました。
――後輩のどういうところを見ていたんでしょう?
劇場での公演だと内々だから何をやっても基本的には許されるんですけど、コンサートやイベントだと大切なことがたくさんあるんです。やらなければいけないこととか、気を配らなければいけないところとか、そういう部分を見ていました。あとは、自分がどうやってステージに立っていかなければいけないとかも。
――お話を聞いていると、引っ張っていくというよりも、見守っていくタイプという印象ですね。
私、本当に前に出るタイプじゃないので(笑)。キャプテンになったときも、グイグイ引っ張っていくんじゃなくて、みんなで一緒に頑張っていこうねって感じでした。
村重杏奈、指原莉乃からの感謝、卒業に前向きになれた理由
――2022年12月に卒業した下野由貴さんとは1期生最後の二人でした。
二人でよく卒業について話していました。由貴ちゃんの卒業が決まったときは、こういうところまで卒業について決まったよとか、最近はこういうことを始めたよとか、事細かに。
第三者から見た意見って大事だと思うんです。自分一人で考えていたら、同じ考えがグルグル頭の中で回っちゃうというか、分からないことって一生分からないまま終わっちゃうので。そういうのを相談してみて、そういう考えもあるんだって自分に取り入れるってことをよくしていました。
――最後の一人として活動していたときは、プレッシャーはありました?
プレッシャーよりも、寂しいって気持ちのほうが大きかったです。同期だけにはずっと甘えてきたので、同期がいないってこんな気持ちなんだと思いました。卒業してもたまに遊びに来てくれたりするメンバーがいるんですけど、顔を見た瞬間涙が出ちゃうぐらい(笑)。
でも、自分も卒業が決まっていたし、キャプテンってこともありましたし、ずっと寂しがるよりも残っている後輩たちと楽しい思い出を作る方が大事なんだなって途中で気付いたんです。
何がきっかけなのかは覚えていないんですけど、後輩が「寂しい」って言ってきてくれたことがあって、それから「あぁ、この子たちとの思い出を作らなきゃ」って思うようになりました。それからは後輩の子とよく会ったりしゃべったりするようになって…なんか歳の離れた妹みたいでかわいいです。
――前向きになれたんですね。卒業することは一期生の皆さんには事前に伝えていたんですか?
同期で年下もいっぱいいるんですけど、みんな「おつかれさま。よく頑張ったね」って親のように言ってくれました。
一番うれしかったのは、村重から「HKT48をここまで守ってくれてありがとうね」って言われたことです。自分的には守っているというよりも、楽しい時間を過ごしたいって思っていただけなんですけど、そうやって言ってくれるのはうれしかったです。
さっしー(指原)からも「よく頑張ったね、おつかれさま」って感じのことを言ってもらえました。よく連絡させてもらっていたんですけど、フォトブックのコメントをもらうときも「よかったね!おめでとう!!」って祝ってくれたんです。
次なる目標は“アイドル専門”ダンススクールの開講
――5月31日に26歳の誕生日を迎えました。26歳にして卒業という大きな節目を迎えるということで、今後の目標を教えてください。
アイドルになりたい子たちのためにダンススクールを開きたいんです。きっと大変だとは思うんですけど、この12年間はずっと仕事に根を詰めてきたので、自分のペースでゆっくりやりたいことに挑戦できたらなって。
――ダンススクールの夢はいつ頃から考えていたんですか?
ダンス自体を小学2年生の頃から習っていたおかげで、HKT48のコンサートで振り付けを担当したり、=LOVEさんの振り付けもさせてもらうようになったり、その中でちょっとずつダンスのお仕事をしていきたいなって思うようになりました。
アイドルになりたくてダンスを習ってオーディションを受ける子とかもいると思うんですけど、HIP-HOPだったりジャズだったりとは違って、アイドルのダンスってまた他とは違うんですよね。だから悔しい思いをした子もきっといると思うんです。
でも、アイドルになりたくてオーディションを受けているから、それはすごくかわいそうだなって。そういうアイドルになりたい子たちがダンスを練習できる場所を作りたいなって思っています。
――アイドル専門で教える教室ってあまり聞かないですね。
スクールではK-POPとかアイドル専門で教えてくれるところはあって、先生たちが振りを教えてくれるんです。でも、アイドルを経験したからこそ伝えられることもあると思うので、そういうのを教えられたらって思っています。それが形になるかは分からないんですけど(笑)。
――では、最後にファンの方にメッセージをお願いします。
12年間、私がアイドルを頑張ってきた集大成としてこのフォトブックを出させていただくことになりました。ぜひ、皆さんに読んでいただけるとうれしいです!
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