米YouTuber「MrBeast」、1～100歳まで100人集め、賞金7000万円の生き残りバトルを開催

吹き替え機能

個人のYouTuberとして世界最多のチャンネル登録者を誇り、4億円かけた“リアルイカゲーム”など、大規模で奇抜な企画でファンを楽しませているMrBeast。今回の企画は、1～100歳まで各年齢1人ずつ100人を集めた企画です。参加者には、ベッドとモニターのみが設置されたガラス張りの個室が割り当てられ、この部屋から一歩でも出てしまったらその瞬間に脱落となります。最後まで残った人には50万ドルの賞金が与えられます。

ちなみにこの動画は、日本語の音声吹き替えで視聴することができます。これはYouTubeが一部のチャンネルに導入している機能で、1つの動画で複数言語の音声を切り替えられるようになっています。なお、日本語の動画タイトルでは賞金が「50万円」となっていますが、これは翻訳ミスのようで、正しくは50万ドルです。

100歳の男性は第二次大戦に従軍

チャレンジが始まると、1～10歳は「大声で叫ぶ」という作戦を実施。すると、たまりかねた高齢者が4人脱落。2時間経つまでに10人が脱落しました。その後も、あまりの退屈さから1日目だけで24人が脱落しました。

最高齢の100歳の男性は、第二次世界大戦に兵士として従軍していたようで、

第二次世界大戦で戦ったからな、楽勝だ！

と意気込んでいましたが、2日目に脱落してしまいました。

開始から24時間後、ゲームが始まります。大きなコップ3つのうち1つにボールを入れて、コップを動かしていき、最終的にどこに入っているかを当てるというもの。一見簡単なゲームですが、なんと1時間もコップを動かし続けます。そのため、集中力が切れてしまったのか、ここで23人が脱落。協力して当てようとする参加者もいましたが、同時に裏切りも発生するという展開も。ちなみにここで、残りは37人にまで絞られています。

3日、4日目には、多数決で脱落者を選んだり、ジェンガをし続けるといったゲームを実施。4日目の終わりには生存者が10人となり、60歳以上は全員脱落となりました。

最後はニ者択一

5日目は何もないまま6日目に突入。各参加者に10個ずつビー玉が配られます。そのビー玉をかけて1対1で勝負を行い、手持ちがなくなったプレーヤーが脱落するというゲームがおこなわれます。コイントスやじゃんけんなど様々な方法で勝負していくプレーヤーたち。企画を通じて友情が芽生えたのか、相手方の脱落を惜しむなど感動的な場面も生まれます。

結果的に残ったのは23、40、43、52、54歳の5人。40歳の男性は、この日が娘の誕生日だといい、「正直こたえる・・・」とこぼします。ここで、脱落した95人からの投票で得票数が多かった3人が脱落すると企画が実施されます。その結果、残ったのは40歳の男性と52歳の女性に。ちなみに最多得票は、最初のゲームで裏切りを働いていた54歳の男性でした。

その後、MrBeastは2人の家族が面会に訪れるというサプライズを実施。40歳の男性は、誕生日を迎えた娘と再会することができました。

そして、最後のゲームは、2つのブリーフケースから、50万ドルの小切手の入ったものを選ぶというもの。2人のうち1人には、どちらに小切手が入っているかを見せ、もう1人にはどちらのケースを持って帰るかを選ばせるというルールです。

コイントスの結果、40歳の男性がケースの中身を見ることに。52歳の女性の質問に対し、男性は自分の目の前のケースに「50万円の小切手が入っている」と答えました。52歳の女性はこれを信じず、手前にあるケースを選びました。結果は、空っぽ。40歳の男性はウソをついておらず、見事50万ドルを手にしました。負けた52歳の女性にも10万ドルとディズニーランド旅行がプレゼントされました。

コメント欄では、

彼は真実を語って勝った。彼は娘の素晴らしい手本になるだろう。

正直者が勝つなんて最高だよ！

マジかよ！彼の正直さが勝利を導くなんて、本当に泣ける。

と感動の声が多く寄せられています。