『冬の特別オーディション2023』で芸能プロ・トライアングルに合格した俳優・舛田大樹「作品を観た人に“もう少し頑張ってみよう”と思える、小さなきっかけを届けたい」

■トライアングル合格：舛田大樹インタビュー

――芸能界に興味を持ったきっかけを教えてください。

「学生時代、部活動で挫折していた際に、兼重淳監督の『キセキ-あの日のソビト-』という作品に出会い、この作品から“挫折した次の行動が大切”というメッセージを受け取り、挫折を乗り越える活力をもらった経験があり、この経験から、私自身も俳優として、誰かの人生に良い影響を与えられるような作品に携わりたいと思ったからです」

――『冬の特別オーディション2023』でトライアングルに応募したきっかけは？

「デビューにて募集を見つけた際、トライアングルは少数精鋭で、一人一人に寄り添ったマネージメント、コミュニケーションを大切にしているとの記載に惹かれ、挑戦してみたいと思い応募しました」

――応募の履歴書では、どんな点に気を付けましたか？

「写真では、表情のバリエーション（真剣な表情、笑顔など）を用意すること、自分の魅力が伝わる写り方を研究しました。履歴書の内容は、5年後・10年後の具体的な目標と、それを達成していくために何が必要か、どのようにステップアップしていくのかを考え、今の自分にはこれが足りないから、これらのことに取り組んでいるというのを具体的に書いて、明確なビジョンをもっていること、それに対して行動していることを伝えられるように書きました」

――面接審査の時に心がけたことや印象に残っていることを教えてください。

「ワークショップを通してのオーディションだったのですが、どれだけ俳優という仕事を真剣に考えているか、明確なビジョンをもっているかをアピールすることと、とにかく熱意が伝わるようにすることを意識しました」

――合格を掴み取るまでに、どんな努力をしましたか？

「脚本読解力を鍛えるために、脚本読解してから映画を観ること、映画・ドラマを観て想像力を鍛え、表現の引き出しを増やすために分析し真似ること、ワークショップに参加し、実際に演技すること・演技を受けることの実践練習を積み重ねること、滑舌を良くするために滑舌トレーニングに取り組むこと、俳優としての武器を身につけるために特技を伸ばすことに取り組みました」

――オーディションに合格した際の感想、家族や友人など周囲の反応はいかがでした？

「就職することをやめて、俳優の道に進むことを決めてから約1年経っていたので、心配してくれていた家族が少し安心してくれたことが一番嬉しかったです。ただ、俳優としてはようやくスタートラインに立つことができただけなので、5年後・10年後の目標を達成していけるよう、今まで通り日々の積み重ねを大切にしていこうと思いました」

――今後の夢・目標、そして意気込みを教えてください。

「俳優としての一番の目標は、私が心を動かされる映画に出会い、挫折を乗り越えることができた経験のように、作品を観た人に“もう少し頑張ってみよう”と思える、小さなきっかけを届けることです。努力したからといって必ず報われるということはありませんが、努力しない限り目標を達成することはできないので、日々の積み重ね、人との出会い、経験の一つ一つを大切にして、毎日少しでも昨日の自分よりも目標に近づけたと思えるように、日々精進します」

――自己PRをお願いします！

「筋トレが趣味で、高校生の時から7年間取り組み続けているので、体つきには自信があります。また、大阪出身なので、お好み焼きは得意料理で、関西弁を活かせる役にも挑戦したいです」

――そのほか、『Deview／デビュー』を利用していた頃の思い出があれば教えてください。

「合格者の方のインタビューや、現場での活躍の記事を読んで、自分も頑張ろうと思える活力をもらっていました」

「Deviewでデビュー！大作戦!!特別オーディション2023」トライアングルの応募要項はオーディション情報サイト「デビュー」に掲載中。応募の締め切りは5月31日。

■舛田大樹（ますだ・たいき）
2000年2月14日生まれ、大阪府出身
近畿大学総合社会学部卒業
身長 178cm
スポーツ:高校時アメリカンフットボール、大学時ラクロス
趣味:筋トレ、映画鑑賞、料理（得意料理は、お好み焼き）
YouTubeドラマに出演が決定