江頭2:50、トルコでの“全裸逮捕事件”の真相を明かす 3000人が激怒し、暴動が発生
5月19日、「江頭2:50」(登録者数371万人)が“時効だから話せる話”と銘打って、トルコでの全裸逮捕事件について語りました。
オイルレスリング
「国際問題にも発展した」というこの事件。江頭は「宗教的なことなので時効なんてない」という批判を覚悟の上、「こういうことは絶対にしてはいけないという教訓として」話すことに。
1997年、江頭は『ザ・道場破り!』(テレビ東京系)の撮影でトルコを訪れます。当初はトルコの国技とされているオイルレスリング(ヤールギュレシ)で対戦するという企画だったとか。オイルレスリングは、全身に大量のオリーブオイルを塗って組み合う競技で、日本ではトルコ相撲とも呼ばれます。
企画の前日、浴場で選手と練習試合をしていたところ、江頭はスープレックスをかけられ、コンクリートの地面に頭から垂直に落下したといいます。頭から血が止まらず、「病院行ったら3針縫った」とか。
企画当日になると、ディレクターから「その頭でオイルレスリングは無理です!」「その代わりにお笑いのショーをやってください!」と「異国で無茶ぶり」を受けたと話します。これに江頭は「そんなの無理だよ!」「絶対ウケないよ!」と思っていたそう。それでもトランクにあった「ふんどし・縄跳び・でんでん太鼓」でネタを考え、
それをディレクター、通訳、コーディネーター、オイルレスリングの選手たちに言葉で「こんなことをやるよ」って言ったんだよ。ネタ見せですね。そしたらみんな爆笑してくれたんですよ!
と「これはいける」と自信がついたといいます。ちなみにそこで「フルチンになる」ことも伝えていたとのこと。
トルコ全裸事件
当日、会場の体育館には現地のトルコ人3000人以上が集まっていたようで、オイルレスリングチャンピオン対日本のK-1チャンピオンのドリームマッチに沸騰していたとか。その前座として、ふんどし姿で登場した江頭は、「よーし!行くぞー!」と叫ぶとともに座禅を組んで空中浮遊をしたのちに座禅走りをしたところ、大ウケだったといいます。
その後も、座禅で縄跳びをするなど現場は盛り上がっていたようですが、次のネタで問題が発生。両乳首に両手をセットして、それぞれの手で「1号機」「2号機」の合図とともに「ダーン」と発進させる動作をします。そして、「3号機」と言って「ふんどしをぺろっとめくって」性器から「ダーン」。すると、大ブーイングが起こり、江頭は「あっ、ハズしてるなってわかった」といいます。
しかし、江頭は「日本でハズしたことない」当時の最強ネタである「でんでん太鼓」があったことから、諦めていなかったそう。ふんどしをとって、でんでん太鼓をお尻の穴に差して逆立ち状態で鳴らしたところ、それもまた大ブーイング。通訳も「江頭さんやめてください!!」と大焦りし、オイルレスリングの監督が自身のジャンパーを脱いで江頭に被せたものの、3000人の観客は「アラーアクバル(アッラーは偉大なり)」という言葉とともに大激怒していたといいます。
その後、江頭は警察官2人に伴われて退場。芸人としての誇りから、江頭はディレクターに
俺はネタ見せ通りやっただけじゃねぇか!これが俺の生き様だ!ふざけんな!!
と激怒。ディレクターは「江頭さんのいうことをちゃんと伝えます」「ちゃんと謝ってきます」と控室を後にします。すると、10分後走って帰ってきたディレクターは部屋に入るや否や転倒。江頭が「どうしたんですか?」と尋ねたところ、「暴動が起きてる」と言われたといいます。
次ページ:まさかの判決・ニュースの一面に
まさかの判決
会場では激昂したトルコ人が物を投げまくり、「色んなやつが俺を殺しに来るんですよ、控室に」と凄惨な状況だったようで、トルコに住む日本人からも「なんてことしてくれたんだ」「もうトルコに住めなくなった!」と非難の的にされていたとか。
そして、番組制作会社のプロデューサーが、トルコのテレビ局に対して
江頭は笑いをやろうとした。だけど文化の違いでこんなことになってしまった。本当にすみません。
と謝罪したといいます。
しかし暴動は収まらず、江頭が乗ってきたバスで警察署に向かおうとしたところ、そのバスも攻撃の標的となっていたとか。結局、ピストルを持った警官8人ほどに囲まれてパトカーで移動し、事情聴取を受けたそうです。
そこで、ディレクターからは「20日間の勾留か罰金刑になるだろう」と言われたようで、江頭は「罰金刑でも相当高いだろうな」と覚悟していた様子。しかし、判決「罰金75円」で、まさかの金額に江頭は「大がかりなドッキリ?」と疑いを隠せなかったようです。ちなみに、当時のトルコで「大きなパンが2個買える金額」だったとのこと。
ニュースの一面に
ひと段落してホテルに到着すると、コーディネーターから「もうここなら大丈夫です。安心してください」と言われたようで、江頭も「よかったぁ~」と一安心。そして、テレビをつけるとニュースの一番初めに全裸事件が登場し、「トルコ全土に拡散」されていたといいます。
翌日イスタンブール空港では、新聞の一面に自身の顔が写っているのを見たとか。そして、成田空港に到着すると、所属事務所の大川総裁とマネージャーがスーツ姿で待っていたらしく、そこから再び制作会社で事情聴取を受けたようです。結局そこから1カ月は女性の家に潜伏していたとのこと。それでトルコ全裸事件は一件落着しました。
ちなみに、2009年にはお忍びでトルコのオイルレスリング大会に行ったそうで、当時のオイルレスリングの監督とチャンピオンと会って、写真を撮ったとか。すると翌日、また新聞の一面に載っていたようで「12年ぶりに日本のコメディアン江頭が謝りに来た。」と書かれていたといいます。
江頭は、
エガちゃんねるでぜひトルコに行って、お笑いのショーやりたいっすねぇ
と意欲を見せています。
コメント欄では、
何でも許されるわけではないけれど、そういう事が起こった時やそれを話す時でも、エガちゃんの信念が強ければ、視聴者は魅力を感じるんだとと思うよ。
丸出しは宗教的にアウトでしょ・・と思ってたけど現地の人にも確認済みだったんですね それはエガちゃん可哀想だわ
急なネタづくり依頼されてネタ見せまで対応したのに、問題を人に押し付けずに自分のせいと言えるエガちゃんは本当に漢だなと思う。
と様々な声が寄せられています。
関連記事
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
Snow Man阿部亮平『ZIP!』7月金曜パーソナリティー就任「『キテルネ!』時代から夢見ていた舞台。頑張ります」WEBザテレビジョン
-
ドラマ放送30周年の「古畑任三郎」田村正和×三谷幸喜の黄金タッグが生み出した不朽の名作が令和のいまも“唯一無二”なワケWEBザテレビジョン
-
ワン・イーボーの熱い眼差しに射抜かれる…チェン・シャオとの“男同士の絆”も尊い「冰雨火」の見どころWEBザテレビジョン
-
磯村勇斗&2PMオク・テギョン、10年に渡る“魂と愛の物語”描く Netflix「ソウルメイト」制作決定モデルプレス
-
Snow Man阿部亮平「ZIP!」7月金曜パーソナリティー決定 不安なこと・メンバーの反応は?モデルプレス
-
初めて見た…“結婚指輪を買える自販機”に目を疑う 「24時間プロポーズできる」と話題Sirabee
-
コロナ禍が過ぎても… 約7割もの人が「マスク」についてしている習慣に納得fumumu
-
コスプレイヤー・水瀬あいりが「ブルアカ」アスナに「自作衣装&ボディメークでスタイルを忠実に再現」<ホココス2024>WEBザテレビジョン
-
オードリー、吉村崇、ハライチらが即興コントに挑戦「本数を重ねるごとに裏での反省会がガチに…」<そのコントやってみます>WEBザテレビジョン