ファンが選ぶ“King ＆ Princeの伝説”5選【読者アンケート結果】

King ＆ Princeは、ジャニーズJr.内で人気を博していたユニット「Mr.KING（ミスターキング）」の平野紫耀、永瀬廉、高橋海人（※「高」は正式には「はしごだか」）と、「Prince（プリンス）」の岸優太、岩橋玄樹、神宮寺勇太の6人で結成。2018年1月17日の記者会見にてジャニーズ事務所とユニバーサルミュージックの新レーベル「Johnny's Universe（ジャニーズユニバース）」から、レーベル第1弾アーティストとしてデビューすることが発表され、同年5月23日に「シンデレラガール」でCDデビュー。

グループとしてNHK紅白歌合戦に連続出場しているほか、ソロでもドラマ主演やCMキャラクターに抜擢されるなど、メンバー一人ひとりが活躍し知名度を獲得。今を輝く国民的アイドルグループである。

伝説1：デビュー直談判

King ＆ Princeの伝説は、デビュー前から始まっている。ジャニーズJr.時代も人気を博していた彼らだが、当時はデビューの気配が全く無い状態だったという。そのため、2度3度とジャニー喜多川さんに、自らの意志で直談判に行き、デビューに至った。これはデビュー後のテレビやラジオなどでメンバーたちが語っており、伝説の逸話となっている。

2022年10月放送のTBS系「この歌詞が刺さった！グッとフレーズ」に出演した平野は「ジャニーさんに『ずっと数字に追われる人生になるよ』と言われ、その場ではOKをもらえなかった」と当時を振り返り、同年7月放送の日本テレビ系「おしゃれクリップ」で永瀬は「腹はくくってたんで…。これでだめだったらみんなでやめよう、って。それくらいの覚悟をもってジャニーさんに伝えにいかないと失礼やなって、思ってた」と決意と覚悟をもってジャニーさんのもとへと向かったことを明かしていた。

＜読者コメント＞

・「King ＆ Princeの始まりから伝説だと思うから」

・「ただ待つのではなく、自分たちで決めて進んでいく5年間の活動に繋がっているから」

・「後にも先にもこのメンバーでデビューしたいと強い意思をもって伝えた人たちはいないのでは？すごい覚悟を感じた。その後の活動も自分達で選択し、その選択に責任をもって失敗したら大人が怒られるのではなく自分達が怒られたいという気持ちで取り組んでいた。こんな若者見たことない」

・「夢の実現のために、主体的に考え動く姿勢、そしてそれを実際に行動に移す決意と行動力が本当に素晴らしいし、何より彼ららしいなと思ったから。キンプリは、いつだって自分たちの『やりたいこと』を実現してきたグループ。そんな彼らを象徴するエピソードだと思います」

・「直談判をし、ジャニーさんが受け入れて今のキンプリさんがある。そしてジャニーさんが最後にデビューさせたキンプリさんがここまでのグループに成長し、これからもまだまだジャニーさんとの約束、自分達の目標に向かい進み続ける強い意志や恩を持っている世界一素敵なグループになっていることです」

伝説2：「シンデレラガール」立ち位置に岩橋玄樹の存在

元メンバー・岩橋が2021年3月に体調不良のため脱退した後も、岩橋とメンバーの絆の深さを感じさせるエピソードは多数。その中でも「シンデレラガール」では、岩橋がいない今でも、横一列で並ぶフォーメーションで彼の立ち位置を空けて歌い続け、岩橋の存在を感じさせている。

2021年8月、King ＆ Princeがメインパーソナリティーを務めた日本テレビ系「24時間テレビ44」では、神宮寺が「僕たちは“6人”でスタートしました」「どんなに離れていても想いがあれば絆はどんどん強くなっていく、僕たちは信じています」と力強くコメント。同曲パフォーマンスでは岩橋のパートは神宮寺と岸が2人で担当し、手で「3」の数字を示していた。

＜読者コメント＞

・「脱退しても岩橋玄樹くんのことをメンバーとして大事に想っているのが尊い」

・「本当に仲の良い6人でデビューしたんだなぁと思う曲です」

・「何年経っても王子様でビジュアルも最高、仲の良さも感じられて、パフォーマンスも最高で、King ＆ Princeの伝説の始まりだから」

・「『24時間テレビ』のスピーチとパフォーマンスを見て、キンプリ6人の絆を感じた」

・「『シンデレラガール』をパフォーマンスする時は必ず岩橋玄樹くんの居場所が必ずあること。いつまでもKing ＆ Princeは6人であることをメンバー全員が変わらない共通認識でいる仲の良さが伝わります」

伝説3：ジャニーズ初MV1億回再生突破＆3作連続ミリオン達成

また、King ＆ Princeは快挙を次々と達成。11thシングル「ツキヨミ／彩り」（2022年11月発売）がミリオンセールスを記録すると、続く12thシングル「Life goes on／We are young」（2023年2月発売）、初のベストアルバム「Mr.5」（2023年4月発売）と3作連続でミリオンを達成。そして5月15日には、リリースから5年越しに「シンデレラガール」もミリオンという大台を突破した。

さらに、ジャニーズ初の快挙として「ツキヨミ」Music Videoの再生数が、グループの公式YouTubeにて累計1億回再生を突破。この歴史的記録に、2023年3月放送の文化放送「永瀬廉のRadioGARDEN」（毎週水曜24：35～24：55ごろ）で永瀬は「ジャニーズ初なの！？1億回って！すご！すげぇ！嬉しい」と歓喜し、「誇らしいですよ。俺らに喜んでもらおうって思ってくれてるファンの人がこんなにもたくさんいるって実感できて。ありがとうございます！」と感謝を口にしていた。

＜読者コメント＞

・「とにかくファンを大切にしてくれるから、ファンからの愛も絶大。ティアラ（※ファンの呼称）になったことが誇らしく思えるから応援したくなる。その結果が数字として残せました」

・「一度も『沢山買ってほしい』とか『再生回数増やしてほしい』とかファンに強制してくることもなく、謙虚で優しい性格が愛されてジャニーズ初の記録を達成したこと本当に伝説だと思います」

・「ここ最近CDを買わなくても聴けるのに、若い子やお母さん世代、おばあちゃん世代までを虜にして自分たちの力でミリオン達成したから！」

・「それまではKing ＆ Princeの歌にさほど興味はなかったのですが『ツキヨミ』の今までにない高難度のダンスを見て圧巻されました。これはただのジャニーズアイドルではないなと。それからはKing ＆ Princeに夢中になりました。バラードから高難度のダンスまで本当に素晴らしいグループです」

・「5人の5年間が詰まった作品がティアラはもちろん、ティアラじゃない人の手にもたくさん届いていて、5人が愛されていることを改めて実感したから」

伝説4：キンプリとファンの合言葉「ちぇぎぽぽぽ」

2022年8月6日のInstagramライブで、ファンの「彼氏が構ってくれなくて寂しいから慰めて」というコメントに、1人1文字ずつ言葉を繋いでメッセージを送ったKing ＆ Prince。そこで出来上がった言葉「ちぇぎぽぽぽ」が伝説のワードに。

想像を超えた意味深な言葉の誕生に、本人達も終始笑いが止まらない様子がなんとも微笑ましく、その後創作した言葉を忘れてしまうのもいじらしい。「ちぇぎぽぽぽ」に関しては、時を経て雑誌のインタビューにて同ワードが登場したことでファンから歓喜の声が殺到し、Twitterのトレンドに「ちぇぎぽぽぽ」が浮上するほどの盛り上がりを見せた。

＜読者コメント＞

・「動画やインライでめっちゃ楽しそうに話してるところが好きでした。団扇に書いてコンサートに入ると本人達のブームはとっくに過ぎていて『何？それ？』なのも可愛かったです」

・「まさかこれがティアラとキンプリの合言葉みたいな感じになるなんて最初は思ってもなかったです。だからこれが伝説エピソードです」

・「『ちぇぎぽぽぽ』と言って5人がとても幸せそうに笑っていたから。ずっとそうやって特別なことをしていなくても、楽しく過ごしてほしいという願いを込めた言葉であり、King ＆ Princeとティアラだけが通じ合える魔法の言葉だから」

・「元気が出る魔法の言葉だと思います。雑誌でも言ってくれたり、たまにその派生ができたりします（らぽちぽちぇなど）」

・「みんながすごく楽しそうに笑ってたから、見てるこちらもとても笑顔になれたので、すごく覚えています！何度見ても、いつ見ても、どんな時でも、笑顔になれる、私にとって伝説で魔法のエピソードです！」

伝説5：最後にキス！「岸くんキュンキュン」ゲーム

最後の伝説エピソードは、日本テレビ系「King ＆ Princeる。」（毎週土曜13時30分～／関東ローカル）にて明かされた「岸くんを誰が1番キュンキュンさせられるか」というゲーム。楽屋でメンバー全員で行ったというこのゲームのすごいところは、最後は“全員がキスをして終わる”という点だ。

実際に岸とメンバーがキスしていると明かし、MCの劇団ひとりから「やべぇグループだな！」とツッコミを受けると、岸が「コロナ前だから」と返答。仲の良さが伝わるエピソードであると同時に、岸の天然ぶりがわかる返答にも“伝説”の声が上がった。

＜読者コメント＞

・「仲の良さが伝わるし、何より岸くんが愛されてることが伝わるエピで大好きです。しかもエピを話してた『King ＆ Princeる。』で、劇団ひとりさんが『普段からやってんの！？』と驚いたところに岸くんが『コロナ前だからね！』と真顔でフォローにならないフォローをしていたのが面白すぎました」

・「テレビの前だけでなく普段から仲良くてアホみたいな遊びをメンバー全員でして、爆笑してるのが微笑ましい」

・「メイキングのカメラや番組、雑誌の企画でやるわけではないところにメンバーの仲の良さと、岸くんのマスコットキャラぶりが現れていてとても好きなエピソードです」

・「ゼロ距離通常運転が垣間見えて微笑ましいです」

・「このエピソードを話していた本人たちがめちゃめちゃ平然と喋っていたのが印象的だったから」

編集後記

デビューから5年で一気に国民的アイドルに駆け上がり、常に最前線を走ってきたKing ＆ Prince。ルックス、愛嬌、パフォーマンス力…彼らの魅力は枚挙にいとまがない。そんな彼らが次は新たな形で世に羽ばたいていく。今の形で残してくれた数々の思い出を大切に心に刻みながら、進み続ける彼ら一人ひとりにエールを送るとともに、今後の活躍に期待したい。（modelpress編集部）