販売した“スニーカー福袋”が炎上 YouTuberが謝罪して坊主頭に

2023.01.11 19:29

提供：ユーチュラ

1月10日、スニーカー系YouTuber「NANTORA TV」（登録者数4万人）のケンジが、自身が販売したスニーカー福袋をめぐる騒動について謝罪しました。

スニーカー福袋騒動で炎上

NANTORA TVは、海外のスニーカーショップ巡りや高額なスニーカー福袋の開封で人気を集めるYouTuberです。ケンジは、昨年スニーカーのリセールショップ「RECEPTION」のオープンを決定。昨年末、オープン記念企画として自身が作ったスニーカー福袋の抽選販売を開始しました。福袋はサイズの選択が可能で、ハズレの袋でも2足入っているというもの。ケンジは、赤字覚悟で「損はしない」「納得できる」福袋にしたといい、新品のみを入れると宣言していました。

ところが、実際の福袋には定価割れした商品のほか、サイズ違いや汚れのあるもの、2足全く同じものなどが入っていたという報告が寄せられることに。一般的に福袋には、定価割れ商品が入っていることは少なくありませんが、今回の場合、当初の発言と矛盾していたことが問題視されました。そんな中、客が電話をかけても店に連絡がつかないという報告も。さらに、理由を明確にしないまま店が1月11日までの休業を発表し、不満の声が高まることになりました。

これに加え、新規オープンする店が定価割れする靴の在庫を大量に持っていることに疑問を持つ人も多く、SNSでは「他のスニーカー小売店の売れ残りを安く仕入れたのではないか」といった憶測が飛び交いました。

ケンジ、「男としてのけじめ」丸刈りで謝罪

1月10日、ケンジは「今回の福袋騒動について」と題する動画を投稿し、事の経緯を説明しました。ケンジは最近まで誹謗中傷やいたずらが原因で業務ができなくなったといい、病院でうつ病と診断されたと話します。それに伴って店も休業しており、購入者への回答が遅れたことを謝罪して頭を下げました。

配送に関しては、ハズレから順に発送してしまったため、購入者の反感を買うことになってしまったと説明。オープンしたてのため大量の注文数に対応しきれず、スタッフの疲労もあってサイズ違いのものや同じ商品が入るミスが起こったとのこと。これらの不手際については順次返品や交換などの対応をすると表明しました。内容については、

これ入ってればもう実質あたりなんじゃないかな、という考えを持って今回の福袋に詰めてしまいました。結果的には皆様にご納得いただけないような状況になり、今回の騒動を引き起こしたこと誠に申し訳ございません。

と、客のニーズに合わない商品を選択をしたことを謝罪。小売店から購入して販売しているという疑惑については、ケンジは「事実無根です」と否定しています。

今後については、

全ての騒動が自分たちで解決するまではYouTube活動を自粛させていただくことを決意しました

とYouTubeの休止を発表。ただしスニーカーショップは継続するとしています。

最後にケンジは、無意味だと前置きしつつ、「男としてのケジメ」としてバリカンでその場で坊主頭にし、

今回の騒動を多くの人に迷惑かけてしまい誠に申し訳ございませんでした

と頭を下げました。