

松田美里「顔がかわいいのが売り」わーすた4人がソロ写真集発売 廣川奈々聖「撮られることの楽しさ感じた」

4人組アイドルグループ・わーすたが、9月から4カ月連続でソロ写真集を発売。グループでの写真集やフォトブックの発売はこれまでにもあったが、ソロ写真集は今回が初となる。第1弾として9月22日に「なちゅらる」(主婦の友社)を発売した廣川奈々聖、第2弾として10月22日に「となりがいい」(主婦の友社)を発売した松田美里の二人に、写真集に込めた思いや撮影秘話などを聞かせてもらった。
一人の人間としての廣川奈々聖もいっぱい感じてもらいたい
――最初にこの企画を聞いた時の心境は?
廣川:グループとしてはこれまでに3冊出させていただいていますが、どうしても個人のカットが少なかったりしたので、もっとページ数があったら違う表情も見てもらえるのになぁと思っていました。なので、4人それぞれソロ写真集を出せると聞いた時は本当にうれしかったです。
松田:わーすたは「メンバーの顔がかわいい」というのも売りだと思っているので、私もソロ写真集が決まった時、すごくうれしかったです。
――第1弾は廣川さんでしたが、順番はどのように?
廣川:一応、年齢順になっています。誕生日の早い者からということで、私が先陣を切ることになりました。「私が最初で大丈夫かな?」と思ったりしたんですけど、ソロ写真集の発売をファンの皆さんも喜んでくださって、先行カットが公開されると「かわいかったよ」とかいろんな声が聞けたので安心しました。撮影から発表までの期間が3カ月ぐらいあったので、その間は「早く言いたい!」ってウズウズしていましたね(笑)。
――撮影は沖縄で行われたそうですね。
廣川:5月末から6月にかけて3日間、沖縄で撮影しました。気温は高めだったんですけど、ちょうど梅雨の時期だったので不安だったのはお天気です。実際、現地に着いて深夜に雷雨がすごくて、発砲音みたいな感じで雷の音が聞こえてきたんです。でも、撮影の時はうまく晴れてくれて、いい感じで撮影ができました。
――内容も「なちゅらる」というタイトル通り、素の廣川さんが垣間見えたりして、いつものわーすたの廣川さんとはまた違う一面を感じました。
廣川:ありがとうございます! わーすたの廣川奈々聖ですけど、一人の人間としての廣川奈々聖もいっぱい感じてもらいたいなと思っていたので、そういうふうに感じてもらえるとすごくうれしいです。
自分も知らない自分が詰まった写真集に
――松田さんの「なちゅらる」を見ての感想は?
松田:出来上がった写真集を見せてもらった時、「さすがだな!」って思いました(笑)。表紙もすごくいいんですよね。真っ赤なワンピースを着こなせていて、バックの海の色が沖縄らしい青色で、行く前に「天気が心配」って聞いていたけど、ちゃんと晴れているので持っているなぁって(笑)。太陽光にキラキラしていて自然体で輝く感じの写真集に仕上がっていて感動しました。中面で傘を持っている写真もあるんですけど、それも絵になっていて好きです。
廣川:傘ってかわいいんだなって思いました(笑)。
――そういう松田さんの感想ですが、廣川さん自身は出来上がったのを見てどう感じましたか?
廣川:着飾らず、表情を作り過ぎず、そんな自分の中での王道な写真集を作りたいと思っていました。すごく素の自分を捉えてもらいましたし、自分では選ばないようなカットも選んでいただいて、いい意味で自分も知らない自分が詰まった写真集になったなって思います。
――ゴスロリの衣装は着たいと思っていたんですよね?
廣川:はい。それは唯一こだわった部分かもしれません。私は趣味で写真も撮ったりするので、結構こだわりがあったりするんですけど、今回は他の人から見た“いろんな廣川奈々聖”を残せたらいいなと思ったので、衣装や掲載する写真も結構委ねています。衣装の色も普段あまり着ないようなものもありますけど、よくファンの方が「なっちゅんの声は虹色だね」って言ってくださるので、七色というか、たくさんの色を取り入れたいなって思ったんです。買ってくださった方から、たくさんの感想とかいただいて、自信がつきました。
笑ってない写真を表紙にしたことは勇気がいりました
――そして第2弾は松田さんの「となりがいい」ですね。
松田:はい。奈々聖の写真集がすごく良かったんですけど、また違った雰囲気になっていますし、違うふうに楽しんでもらえる写真集になったかなって思っています。学生の頃から「写真集を出したい」ってずっと言ってきていたので、「やっと!」っていう感じですね。
――「こんな感じの写真集にしたい」とか、具体的にイメージがあったりしたんですか?
松田:写真集に憧れはあったし、いろいろ写真集を見たこともありますけど、「これを自分の写真集に取り入れたい」という感じで見てなかったので、「衣装はこんな感じ」とか「大人っぽく」とか、漠然とした感じではありますけど、そういうイメージをスタッフさんやカメラマンさんに伝えて撮っていただきました。
私は普段からふざけてしまったりすることが多くて(笑)、ふざけて変なポーズを取るのはできるんですけど、「格好良く決めてください」って言われるとどんなポーズがいいのか迷っちゃうんです。なので、「自然な動きの中で不意に撮ってくれる感じにしてください」って、打ち合わせの時にカメラマンさんにお伝えしました。なので、変に気負ったりせず全体的にフワッとした感じにしてもらいました。
――表紙もいつもとは違う表情ですよね。
松田:表紙の写真は、この写真集の中ではちょっとあざとめな感じなんですけど(笑)。
廣川:確かにちょっとアイドルっぽい感じかも。
松田:でも、笑ってない写真を表紙にしたことは勇気がいりましたけど、いつもと違う自分が出せるなって思って選んでみました。
――こういう表情、ファンの人たちもドキッとしているんじゃないですか?
松田:何人も「ドキッとした!」って言う方がいて、「ヨシヨシ!」って思いました(笑)。中面もそうですけど、わざと見つめて“彼女感”的な距離の近さを感じてもらいたいなって。
「となり“が”いい」に松田美里の“頑固”な部分が出ている
――その“彼女感”が、タイトルの「となりがいい」にもつながっていますね。
松田:タイトルは、表紙の写真が決まった後に考えて決めました。何十個も案を出して、マネージャーさんとも相談したんですけど、その日に決まらなくて家に持ち帰ったりして、じっくり考えて「となりがいい」に決めました。
廣川:表紙に合っているタイトルだなって思いました。それで中面を見たら、さらにピッタリだなって。「となりがいい」って、私の中では普通じゃないというか、ちょっと引っかかる感じがあるんです。美里ってフワフワしてそうで実は頑固だったりするので、「となり“が”いい」っていう言い回しに美里のそういう部分が出ているなって。
松田:伝わってほしいことが伝わっていました! 私、どの占いを見ても“性格は頑固”って出てくるぐらい頑固ですし、めっちゃわがままです(笑)。「となりがいい」って言葉だけを見ると、人それぞれの解釈があると思いますが、これは私が言っている言葉です。
廣川:うんうん。普通だったら「きみのとなり」とかになりそうですけど、そうじゃなくて「となりがいい」っていうのが美里っぽいなって思ったんです。
――さすがずっと一緒に活動してきただけあって、タイトルに込められた真意もちゃんと伝わっていますね。
松田:うれしい!
廣川:いい感じに振り回してくれそうな彼女って感じがします(笑)。
――撮影は奄美大島と伊豆と東京の3カ所で行われたということですが。
松田:はい。それぞれ違った雰囲気の場所なので、撮影は楽しかったです。都内での撮影も写真集の撮影だと思うとウキウキしちゃって、旅行しているかのような浮かれ具合で、ずっとスキップしていました(笑)。わーすたの「空とサカナ」という曲の歌詞に「まあるい模様のあの坂蹴って」っていうフレーズが出てくるんですけど、まさにそのまんまの坂道もあって、その時は撮影中ずっとわーすたのことを考えていました。
4冊が並んでいるのを早く見てみたい
――11月22日(火)には小玉梨々華さん、12月22日(木)には三品瑠香さんの写真集も発売されますし、わーすたファンの方はまだまだ楽しみが続きますね。
廣川:4冊が並んでいるのを早く見てみたいです。
――写真集発売という大きなトピックもありましたが、ここ最近の活動の中での印象的な出来事は?
松田:今年ツアーができたことがうれしかったです。コロナ禍はツアーができず、東京と大阪とかはライブができたりしたんですけど、それ以外の所に行く機会がほとんどありませんでした。なので、ツアーでいろんな所に行けた時、「お待たせ!」って感じで歌を届けられましたし、4人での初めてのツアーということもあって、一つ達成感もありました。
廣川:ツアーもそうですし、あとは4人体制になって初のアルバムが出せたことも大きかったですね。ファンの方の応援がなければアルバム制作もツアーもできなかったと思いますし、私たちも日々頑張ってきたからこそ、アルバムとツアーという形で恩返しできたのかなって。アルバムは、今までの活動の中で4人が培ってきたものが存分に発揮された作品になりましたので、はっきり言って自信作です!
4人になって考えることが増えた
――最後に、今後やってみたいことを教えてください。
松田:4人になって考えることがもっと増えましたし、忙しくさせてもらえていることをうれしく思っています。でも、忙しいのに自分の時間も大切にできています。最近、お仕事が終わって遅い時間に帰宅しても、家でゲームしたりとか。他にもセルフネイルをやっているんですけど、お母さんにネイルをしてあげたり。お仕事もそれ以外も充実させたいっていう、欲しがりみたいになっちゃっているので、今年の残りも、来年も、お仕事とプライベート両方でやりたいことを全部したいです。
廣川:写真集を出させてもらって、改めて撮られることの楽しさも感じたので、自分の見える世界も広がったなって思っています。写真に限らず、いろんな感覚を磨いていきたいなと思っています。個人的には、わーすたとして活動してきた中で今が一番いい状態だなって思える瞬間がいっぱいあります。なので、これからの自分に生かすことのできるようなものをもっともっと吸収していきたいですね。
◆取材・文=田中隆信
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