

日向坂46の冠番組で、セリフや収録スケジュールがダダ漏れだったワケ!
この場面もこのテロップも既視感あるなあ。視聴者がそう感じていたことにはれっきとした理由があったようだ。
10月16日深夜放送の「日向坂で会いましょう」(テレビ東京系)では、「クイズおひさま100人ぐらいに聞きました」と題した企画を開催。MCオードリーの両側にメンバー6人ずつが並び、チーム対抗戦でクイズ対決を行うこととなった。
冒頭では毎回、MCのオードリー若林が「さあ始まりました、日向坂で会いましょう」と挨拶するのだが、この日は「ひななたたざか」と噛んでしまうことに。画面には「パチンコ疲れかな?」とのテロップが出ていたが、一部の視聴者は別の理由があることを知っていたという。さらに言えば、メンバーが6人ずつのチームになることも分かっていたというのだ。
冒頭ではメンバー紹介の後、最後のメンバーがなにかしらの決めゼリフを言うのが定番。今回は金村美玖と森本茉莉が「シティガールです」と言いながら髪をかきあげるポーズを決めてみせた。
ここで若林が「たしかにね」と返すと、画面には金村が「嘘つけ!」と思っている吹き出しが。よもや芸歴5年でまだ二十歳の彼女が、芸能界の大先輩である若林に対してそんな言葉を使うものだろうか。だがこの一件に関しても一部の視聴者は、その吹き出しに納得していたというのである。しかもなんと、今回の番組収録に関しては香盤表(収録スケジュール)すらファンにダダ漏れだったというのだが、それは一体どうしたことか。
「今回の放送はその一部が、10月13日深夜放送の『じゃないとオードリー』(テレビ東京系)で流されていたのです。同番組ではオードリーに一日中『オン』の状態でいてもらうというミッションを与え、密着した様子を放送。その日、オードリーはまさに『日向坂で会いましょう』の収録に臨んでおり、若林が冒頭でセリフを噛む場面もすでに紹介されていました」(芸能ライター)

同じテレビ東京の番組とあって、オードリーの密着ロケに「日向坂で会いましょう」は好都合だったようだ。それに加えて「じゃないとオードリー」を手掛ける佐久間宣行プロデューサーは、日向坂46のプロデューサーを務める秋元康氏と親しく、一緒に番組も作っている間柄。それゆえ両番組がコラボしたのもファンには納得だったことだろう。
金村が心の中で「嘘つけ!」と思った吹き出しも、「じゃないとオードリー」を観た人なら納得だったはず。普段、収録中以外はメンバーとまったく会話をしない若林だが、その日は自分から金村に、彼女のグラビアが掲載されていたマンガ誌を見たと説明。そこで「2冊買ったよ」という若林に思わず「嘘つけ!」と金村が口走る場面が映し出されていたのだった。
「よもや日向坂46の番組で、内容の一部が別の番組で先出しされていたことには驚くばかりです。しかも『じゃないとオードリー』ではオードリーのスケジュールをフリップで紹介しており、そこには『日向坂で会いましょう』の収録が3本撮りであることが明記。1本あたりの収録時間が90分であることも丸わかりで、番組収録の香盤表をさらしたのも同然だったのです」(前出・芸能ライター)
春日が楽屋に入ってきた時には、壁時計が午後1時を指していた。ここから収録終了まで6時間40分のスケジュールとなっており、午後8時近くまでかかる模様。どうやら「日向坂で会いましょう」は3週間ごとに、午後を丸ごと使って収録されているようだ。
その「日向坂で会いましょう」では外ロケで丸一日を費やすこともあり、毎回同じスケジュールとはならないようだが、スタジオ収録の日は似たような香盤となるはず。ひょんなところで日向坂メンバーの多忙ぶりが分かる場面となっていたのではないだろうか。
※トップ画像は日向坂46公式ツイッター(@hinatazaka46)より。
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