カップルYouTuberゆりいちが告白難病のゆりなが40歳まで生きられる可能性は5～7割

2022.09.02 18:18

提供：ユーチュラ

8月30日、カップルYouTuber「ゆりいちちゃんねる」（登録者数42万人）が「彼女の余命についてお話があります。」と題した動画を公開しました。

3つの持病を抱えているゆりな

ゆりいちチャンネルとは、「ゆりな」（同8万人）・「いちろー」（同1.5万人）の2人が運営するカップルチャンネルです。彼女のゆりなは、以前から「関節リウマチ」「シューグレン症候群」「全身性エリテマトーデス」の3つの持病を抱えていると公表しています。

今回の動画で、ゆりなは「今のところは私の担当の医師からは余命宣告などはされていません」と報告。しかし、病気によって「亡くなるリスクはある」と打ち明けました。

持病の中でも、医師から「気をつけてください」と言われているのはSLE（全身性エリテマトーデス）だそう。「日光過敏症」「皮膚疾患」「関節の痛み・こわばり」といった症状があり、SLEが原因で心筋梗塞や脳梗塞といった合併症を引き起こしてしまうこともあるのだとか。

ゆりなが患っているのは、いずれも自己免疫疾患と呼ばれるもの。自己免疫疾患とは、本来自分を守ってくれるはずの免疫細胞が、免疫異常によって正常な細胞を攻撃してしまう疾患です。

ゆりなは、薬を服用することで免疫の働きを抑えていますが、それによってウイルスへの感染リスクが高まっているといいます。薬で抑えられる症状もあるものの、副作用もあると話すゆりな。「飲んでも飲まなくても同じなんじゃないかな」と思っていた時期もあったと明かします。

またゆりなは、治療法の一つであるステロイド治療により、死亡のリスクが高まってしまうと説明。ステロイド治療を25年間にわたって受けることで、副作用や動脈硬化により寿命を縮めてしまう可能性があるといいます。

しかし、ステロイド治療の導入により、5年後の生存率は50→90％以上に改善したとのこと。ゆりなはすでに5年以上が経過しているそうで「数十年前だったら私も2分の1の確率で亡くなっていた」と話しました。

医療が発達した今でも、ゆりなが40歳まで生きられる可能性は「50〜70%くらい」なのだとか。「まだまだ先のこと」と、なるべく病気のことを考えないようにしていたというゆりなですが、視聴者から病気の重さを自覚するべきだという長文のDMが届き、「死んでしまうリスク」を考えるようになったといいます。

病気と改めて向き合ったゆりなは、「血が引く感じは今でも覚えていて」「本当に怖かった」としつつ、

怖いからといって、死亡リスクを知らないままこれからの人生生活するよりも、きちんと知って向き合ってこれからの人生を生きたりとか、亡くなるきっかけを少しでも減らせるように、自分も意識して生活していかなければいけないんじゃないかな

と語りました。

ゆりなは「なかなか受け止められなくて、何日も寝れない状況なども続いて」と不安を吐露。「まとめるにはとても長い時間だったけど」「いま、ようやく少しずつ前向きになってきた」と話しました。

コメント欄では「ゆりなちゃんのことずっと応援しています。お大事にしてください。お話してくれてありがとう」「これから先も何があっても笑顔で幸せに暮らせる事祈ってます」など、ゆりなを応援する声で溢れています。