かっつー、実は高専を中退していた

勘違いで高専に入学

かっつーは、「元銀だこ店員という事を活かしてたこ焼きの動画を制作したり、高専卒というキャリアを生かして最高にロックな学生生活をネタにしている」YouTuber。（引用：UUUM）YouTube Shorts動画では高頻度で200万回以上の再生回数を叩き出しています。冒頭、

私かっつーこと、仙台高専は・・・平野勝也は仙台高専を退学してました。ごめんなさーい！

と頭を下げたかっつーは、昨年9月に高専を退学していたことを明かしました。「オンラインゲームが好きだった」かっつーは、「ゲームクリエイターになりたい」と親に伝えたところ、高専進学を勧められ2014年に入学。しかし、

何も考えず高専に行きました。そしたら、「ゲーム作れません」って言われました。はい終わりでーす（笑）

と挫折したといいます。かっつーによると、同じように「勘違いして高専に入る人が非常に多い」のだとか。入学後は、「思ってるキャンパスライフと全然違う」「女の子はいるけど、相手にされない」と辛いことが多く、「死んじゃおうかな」と思うことも多々あったのだとか。

高専の専攻科を中退していた

かっつーは高専の本科を卒業したのち、専攻科に入学。専攻科は、本科の5年間を終えたのちに2年間通うことができる大学院のようなもので、かっつーはそこを中退したとのこと。それから筑波大学へ編入するつもりで勉強していたそうですが、オープンキャンパスに行ってみると

女の子いませんでした！はい終わりでーす（笑）マジで高専と同じ環境だったんですよ。（中略）なんで高専卒業した後も高専みたいなとこ行かなきゃいけないんだってことで、まあ諦めた。

とガッカリして編入を諦めたそう。

そこから“意識高い系”になったというかっつーは、学生団体に入ったりお金を貯めて海外に行くなどしたそうですが、あまり魅力を感じなかった様子。その一方で、ブログを書き始め「月20万とか30万とか60万とか」を稼いでいたのだとか。

YouTuberへの道

本科最後の年にはブログの収入で個人事業主になっていたかっつーは、「ここからフリーターになるのはリスクが高い」と考え、「時間稼ぎのために」専攻科に進学したといいます。最初は学業と両立する気だったそうですが、卒業間際の冬にブログを書く気がなくなり、「じゃあYouTubeやるか」と春休みを使って動画投稿に精を出していたようです。

「実家で動画を撮るのが恥ずかしい」ため、一人暮らしを始めたものの

編集が大変で。学校行きました→帰ってきます→夜5時くらいです→そこから編集します→でもうね、朝の5時とか6時になります→朝7時くらいに出発しないと間に合わない

と、大変な生活になってしまい「3日で鼻血が出た」とか。結局学校に行かなくなり、両立は不可能に。それでも学校に籍を置き続けたのは「学生専用マンションに住んでいた」ためで、かっつーは2年間休学することにしたそう。その間にYouTubeが軌道に乗ってきたことから、2021年9月30日に正式に中退したとのこと。

高専中退の告白について

かっつーは

僕この決断絶対間違ってなかったなと思うんで。どうなるかわかんないんですよ。どっちに行ったらいいかわかんない時って絶対あるんですけど、信じた方に行くしかない。俺が信じた方にウォーンって言って行くしかないんですよ。（中略）前に進むしかないんで。

今僕のチャンネルは男の夢チャンネルっていうか、僕が叶えたい夢をただ叶えたいだけの動画みたいな。そういう風なことをコンセプトにこれから企画もちょっと変わっていくかもしんないですけど。

と語りました。今回の告白は苦渋の決断で、「怖かった」といいます。しかし、

高専の講演会に行ったとき、なんかもういかにも高専生みたいな人とかもいて、なんかそんな人から「かっつーさん応援してます！」みたいな。「高専の地獄から成り上がってるその様子がすごいかっこいいです！」みたいな。それ言ってくれて、もうすごい嬉しくて。

と高専生からの声援もあり、決心がついたと話しました。

最後にかっつーは、

これから100万人目指すので、もし僕のことをね、「うんちだなぁ～」と思った方はチャンネル登録。もし僕のことが「はい終わりでーすww」と思ったら、チャンネル登録ぜひお願いします。

と意気込んで締めくくりました。