葉山奨之&伊原六花(C)2022 Disney

葉山奨之&伊原六花、相撲ドラマ「シコふんじゃった!」でW主演 映画版から30年後描く

2022.07.01 07:00

俳優の葉山奨之と女優の伊原六花が、今秋よりディズニー公式動画配信サービスDisney+の「スター」で配信されるドラマ『シコふんじゃった!』で主演を務めることが決定。併せて、2人のまわし姿の場面写真も解禁された。


「シコふんじゃった!」映画版から30年後描く

総監督・周防正行×次世代を担う監督・キャスト陣が贈る、“お相撲”の常識を覆す、新時代の相撲ドラマ『シコふんじゃった!』が日本発のディズニープラス「スター」オリジナルドラマシリーズとして全世界へ独占配信。

本作では、映画版『シコふんじゃった。』から30年後、またもや廃部の危機に直面する教立大学相撲部を舞台に、現代の若者たちだからこそ持つ魅力が詰まった新しい時代の青春ストーリーが繰り広げられる。これまで『終の信託』『舞妓はレディ』『カツベン!』で周防正行監督作品に携わり、厚い信頼を寄せられる片島章三らが監督をつとめ、『パーフェクトワールド 君といる奇跡』や『記憶屋 あなたを忘れない』の鹿目けい子が脚本を担当する。

葉山奨之、廃部寸前の相撲部に入部した大学生に

この度、卒業を条件に廃部寸前の相撲部に入ることになった森山亮太を葉山、廃部の危機を迎えた相撲部のたった1人の部員である大庭穂香を伊原が演じることが発表となった。

多くの話題作に出演し、演技力に定評のある若手実力派俳優の葉山。葉山演じる亮太は小学校から続けていた野球を怪我が原因で大学1年で辞めて以来、何にも夢中になれず、“テキトー”に学校生活を送る大学4年生。片思いの相手に告白するも振られ、コネで獲得した内定も単位不足で失いかけていたところを、教授が提示した交換条件によって相撲部に入部することに。

自身にとって新たな境地といえる身体を張った役柄に、文字通り体当たりで挑む葉山は、「体力的にもかなり濃厚な撮影になりますが、たくさんの方に支えてもらっています。相撲好きな方はもちろん、初めての方でも楽しめる新たな『シコふんじゃった!』を、チーム一丸となって創り上げて行きます」と意気込みを語る。

伊原六花、相撲部のたった1人の部員役

そして穂香を演じるのは、バブリーダンスが話題となった大阪府立登美丘高校ダンス部で注目を集め、現在は舞台やドラマで幅広く活動する伊原。穂香は廃部の危機を迎えた相撲部のたった1人の部員。故郷のわんぱく相撲で勝利を重ねて大学でも相撲部に入部し、一見普通の女子大生、中身は相撲以外はからきしダメな“人生音痴”の大学2年生。たった1人で教立大相撲部を支えてきたものの、OBから認められず悩んでいる一面も。

伊原は「亮太役の葉山君と何カ月も相撲稽古をやってきたので、それをしっかりと届けられたらと思っています」と語り、高い身体能力を持つ彼女だからこそ創り上げられる役柄に期待が高まる。

プロデューサー、W主演に求める役柄の難しさ語る

さらに、2人のキャスティングに携わったプロデューサーの1人の桝井省志から本作のキャスティングについて、「新しい時代の『シコふんじゃった!』を一緒に築いてくれるW主役の2人を探していました。つまり、不易流行、30年を経て大きく変わった若者像といつの時代にも変わらない若者の姿を同時に演じてもらわねばなりません。2人の主役には当然優れた演技力はもちろんのこと、何よりもハードな稽古に耐えられる心と身体能力が求められます」と本作ならではの役柄の難しさをコメント。

W主演の2人については、「映画(版の主人公)とは違う個性を持ち、チャーミングで人懐っこさと男らしさが共存する不思議な魅力の葉山奨之さん。そして抜群の運動センスと明るさの中に秘めた芯の強さを持つ伊原六花さん。シコを踏む姿は、この役のために生まれてきたのかと息を飲むほど美しいです。そして、この2人のキャラクターの絶妙なバランスが、この作品の核になることを確信しました」と彼らと挑むまったく新しい『シコふんじゃった!』の完成に大きな自信と彼らへの期待のコメントを寄せた。

葉山奨之&伊原六花「シコふんじゃった!」場面写真解禁

今回解禁された場面写真は、葉山演じる亮太が相撲部部室の土俵上で、戸惑いながらも相撲に取り組む姿。渋々相撲部に入部しながらも慣れないまわしを締め、真剣な眼差しで四股を踏む瞬間を捉えている。そして、伊原演じる唯一の相撲部員である穂香もまわしを締め、試合に挑む直前の姿を捉えている。まっすぐと据えた視線は彼女の相撲に対する熱い想いが伝わってくる。2人の性格と思惑はまったく違うが、相撲を通じ、がっぷり四つで成し遂げることはできるのか?

また、同じく解禁されたドラマ『シコふんじゃった!』のロゴは、映画版の「。」と異なり、「!」が足形で描かれ、タイトルの四股(シコ)を表現。力強くもどこか抜け感のあるロゴは作品の持つ雰囲気が垣間見えるものとなっている。

W主演の葉山・伊原を迎え、キャストと監督たち全クリエーターで全身全霊をかけて挑む本作は、映画にはなかった“女子相撲”という、新しい要素が加わり、新たな展開と葉山・伊原がどのような演技と相撲をみせるのか作品の完成が心待ちにされる。なお、教立大学相撲部の個性豊かな仲間たちを演じるキャストは今後発表を予定している。(modelpress編集部)

葉山奨之(主人公・森山亮太役)コメント

夏のような快晴と暑さでクランクインを迎えられ、より一層今日からやるぞ!と気持ちまでも熱くなりました。相撲稽古含め、たくさんの準備をして来ましたが、ここから一気に撮影してまいります。

亮太はある事で目標を失った大学生。ひょんな事で未知なる“相撲”と出逢い、穂香や他の人たちと出逢い、葛藤しながらも成長して行く姿も見所です。体力的にもかなり濃厚な撮影になりますが、たくさんの方に支えてもらっています。相撲好きな方はもちろん、初めての方でも楽しめる新たな『シコふんじゃった!』を、チーム一丸となって創り上げて行きます。

伊原六花(大庭穂香役)コメント

亮太役の葉山君と何カ月も相撲稽古をやってきたので、それをしっかりと届けられたらと思っています。相撲の稽古を始めて、所作、技の多さ、体が小さくても勝つテクニックなどを教えてもらって、相撲の奥深さを感じました。今作では、新入部員に対して説明したりするシーンもたくさんあるので、初めて相撲を見る方にも分かりやすくなっていると思います。是非、女子相撲の魅力や相撲のすばらしさを伝えられる作品に出来ればと思います。

桝井省志(プロデューサー)コメント

新しい時代の『シコふんじゃった!』を一緒に築いてくれるW主役の2人を探していました。つまり、不易流行、30年を経て大きく変わった若者像といつの時代にも変わらない若者の姿を同時に演じてもらわねばなりません。映画(版の主人公)とは違う個性を持ち、チャーミングな葉山くん、人懐っこさと男らしさが共存する不思議な魅力の持ち主です。そして抜群の運動センスと明るさの中に秘めた芯の強さを持つ伊原六花さん、シコを踏む姿は、この役のために生まれてきたのかと息を飲むほど美しいです。そして、この2人のキャラクターの絶妙なバランスが、この作品の核になることを確信しました。
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