ヒカルのホスト企画で3200万円使った男性、謎の新政党“ごぼうの党”の党首だった

2022.06.24 19:15

提供：ユーチュラ

6月21日、「ヒカル」（登録者数476万人）が「この人何者？ホストで3200万使い大物達が支持するごぼうの党の党首とサシで話してきました【奥野たかし】」を公開。1日限定ホストをしたヒカルに3200万円を支払った「奥野さん」が、実は新政党「ごぼうの党」の党首だったことを明らかにしました。

ごぼうの党の党首・奥野さん

ごぼうの党とは、6月8日にネット上に登場した新政党。
「GACKT」（同80万人）や俳優の山下智久、山田孝之といった数々の芸能人や、「ONE OK ROCK」のボーカル「Taka」、格闘家の「朝倉未来」（同244万人）らがごぼうの党に賛同しており、7月10日に始まる参議院選挙を前に話題を呼んでいます。しかしごぼうの党の詳細は謎に包まれていました。

それが今回、ホストでヒカルに3200万円を支払った「奥野さん」がごぼうの党の党首を務めていることが判明。
奥野さんは、美容商品の販売事業などを手掛ける東洋ライフサービス株式会社の代表取締役で、会員制の高級バー「銀座一徳」のオーナーとしても知られている人物です。

奥野さんは、ヒカルに3200万円を支払った理由としてヒカルの人柄の良さを挙げました。
有名人は普通「酒の席で冗談で言ったこと覚えてない」そうですが、ヒカルの場合は覚えていた上に、本当に実行してくれたのだそう。奥野さんは「なんかそれは自分は嬉しくて」「お返しできたらいいなと思ってた」とヒカルに好印象を抱いたエピソードを語り、ホストで大金を支払った理由を説明しました。

ゴールは「国民の笑顔」

奥野さんは「この国のことが好きなんでね」「この国を、月並みな言い方だけどいい感じに残したいなって」と、ごぼうの党の代表になることを決めた理由を明かします。若い世代にファンの多い俳優やアーティスト、格闘家といった著名人の賛同を得たことは、政治に興味を持ってもらうための1つの新しい試みだと話しました。

今までの人生で政治に興味を持つことがなかったというヒカルも、「他の人がしないことをしようとしてるんで、それに僕もワクワクする」「お金も持ってるし人脈もある人が政治で戦うって、結構レアじゃないですか？」と選挙への興味を示します。しかし、ヒカル自身の出馬については「絶対に嫌です」「自分の人生で精一杯です」と断固拒否。「日本のために自分の時間を犠牲にして全部変えようと思える人は少ないと思います」と奥野さんを称えました。

ヒカルは「単純に選挙、興味持つってだけで良い」「その上で、ごぼうの党の掲げるマニフェストとか思想がいいなと思ったら、投票するでいいと思います」と興味を持つことの大切さを説きます。

覚悟を持って党を率いることにしたという奥野さんは「国民の笑顔」が何よりも大切だと話し、「2週間お祭りにしよう」と参院選に向けて意気込みました。ごぼうの党は22日、参院選の公示にあわせ、奥野さんを含め11人の立候補を届け出ています。