反面教師バラエティー「しくじり先生俺みたいになるな!!」に登壇したはんにゃとフルーツポンチ

「ピラメキーノ」出演のはんにゃ＆フルーツポンチにドハマり世代の岡本夏美“ふつうのおじさんになっててショック”＜しくじり先生＞

2022.05.19 15:15

はんにゃとフルーツポンチが登壇した、過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティー「しくじり先生俺みたいになるな!!」(毎月第1～3金曜夜9:00-9:30、第4金曜テレビ朝日地上波放送終了後～　ABEMA SPECIALチャンネル)の5月13日の放送では、ABEMAオリジナル企画「しくじり学園お笑い研究部」の最新作、はんにゃ、フルーツポンチの持ち込み企画「もう一度ピラメキたい！令和の子ども番組を考える！」を公開した。

2009年に放送を開始した子供向け人気バラエティ番組「ピラメキーノ」(2009～2015年、テレビ東京)に出演し、子どもたちから絶大なる指示を得ていたはんにゃの金田哲と川島ofレジェンド、フルーツポンチの村上健志と亘健太郎だが、現在では、“子どもたちのスター”だった面影もなく、その現状を打破し、子どもたちからの人気を取り戻すべく、「令和の子ども番組をやりたい！」と息巻きながら、新たな子ども番組の企画を持ちこみ、「我々は“令和の子ども番組”に向いている」と豪語するはんにゃとフルーツポンチのふた組が、「ピラメキーノ」をヒットさせた実績やヒットの理由を掘り下げながら、お笑い研究部のメンバーたちとともに、4人が考案した企画が令和の子どもたちに刺さるかどうか、検証した。

「芸人がひとりもいません」

さっそく、教壇に並んだ4人は、それぞれの現状について、金田は“歴史好きの明るい兄ちゃん”、川島は“人気ブロガーの妻に便乗する夫”、村上は“俳人”、亘は“解体業者”と紹介し、「だから、芸人がひとりもいません」と続けた金田に、研究部メンバーは「知らなかった！」と爆笑する。

そんななか、生徒役の女優の岡本夏美は、「私、すごい見てて」と、子どもの頃からバラエティ番組などで4人を見ていたと語り、「ふつうのおじさんになっててショックです！カリスマな4人のイメージだったのに」と複雑な心境を吐露する。

“令和の子ども番組”を成功させられる理由

波乱の幕開けとなりながらも、「今こそ、子ども番組を作る絶好のチャンス」だという4人は、自分たちが“令和の子ども番組”に向いている3つの理由があると、まず、“令和の子ども番組”を成功させられるひとつ目の理由として、“「ピラメキーノ」をヒットさせた実績がある”というもので、それに対し、岡本は「大好き！ド世代です！」「“ピラメキたいそう”とか、オンナラブリーの歌も、歌えるし、踊れます」と興奮気味に語り、その場で金田とともに、「Onaraはずかしくないよ」の踊りを披露するが、途中で「めっちゃ恥ずかしい」と、思わず踊りをやめてしまう。「何が恥ずかしいんだよ！」と抗議の姿勢をとった金田たちに、ハライチの澤部佑は「令和にやるの、恥ずかしいですって！何年前の番組の話してんだよ！」とツッコミを入れた。

さらに、ふたつ目の理由は、YouTuberのコムドットなど、“「ピラメキーノ」世代の子どもたちが今、影響力のあるインフルエンサーになっている”とし、影響力が大きい彼らが拡散してくれれば、番組の知名度も上がり、人気が出ると説明した。

また、3つ目の理由として。“「ピラメキーノ」世代の子供たちが親になる世代なので、その子供をねらえる”とも続けた。

「ピラメキーノ」がヒットした理由は、“子どもに寄せていなかった”からだと言い、金田は「僕たちも子どもたちに対して真剣に勝負して、泣かせたりしていた」「村上も、子どもに対して口げんかしていた」とふり返りった。

そこで、このヒットの理由を踏まえ、4人がそれぞれ考えてきた企画を発表するが、「(4企画)全部、やります」という4人に、「全部はやらないです！」「全部はキツいわ」と、研究部メンバーたちが拒否するなか、岡本だけは「みなさんとやれるのはうれしい！私は！」と前向きな様子で、スタジオは大もめとなった。