清楚がテーマの5人組新ユニット「おむすびコロコロ」デビュー 「国民的なアイドルを目指します」

■おむすびコロコロ(堤 可鈴・藤代梨々花・島田詩音・高橋媛・高桑凜羽）インタビュー

――新ユニット立ち上げの話を聞いたときの感想をお願いします。

【堤 可鈴】「事務所からユニットのオーディションの話をいただいたとき、コンセプトが“清楚”と聞いて参加したいと思いました。私は元々乃木坂46さんがすごく好きで、清楚なアイドルに憧れていたので、アイカレ（アイドルカレッジ）とはまた違った形で、私が目標としてきたものが実現できるんじゃないかと思ったんです」

【藤代梨々花】「5人のユニットということで、マイクを持って歌うチャンスをいただけるなら、無駄にしたくないと思いました」

【島田詩音】「最初は参加するかどうか悩みました。アイカレも今後さらに忙しくなっていくし、体力的にも不安があって。でも歌える場が広がるし、ユニットで新しいファンの方を獲得することでアイカレにも貢献できると思って、この大好きなメンバーと一緒にやりたいと思いました」

【高橋 媛】「私はオーディションの話を聞いて、迷わず絶対にやりたいと思いました！アイカレは曲も大好きですし、いいこともたくさんあるんですが、メンバーも多いので、マイクを持って歌うメンバーになれなかったり、後列だったり、悔しい思いをすることもたくさんありました。でもこのユニットならば、私たちのことをたくさんの方に見て、知ってもらえるなと思ったんです」

【高桑凜羽】「私、第一印象は絶対に“おしとやかそうだよね”って言われるので、そのイメージをアイドル活動に活かしたいと思っていたんです。アイカレはどちらかと言えば“元気・可愛い”という感じなので、ユニットではもっと自分のイメージを活かせるんじゃないかと思ったんです。そしてなによりメンバーが優しい方ばかりで！」

――衣装もまさに清楚という感じもありつつ、一人ひとりの個性が活かされていますね。

【堤】「服飾の学校を卒業しているので、“衣装を作ってみない？”って言われて、今回私が衣装を担当しています。メンバーがこの5人に決まって、メンバーからもアイデアを出してもらいながら、どんな衣装が似合うかなって考えながら作っていくのが楽しかったです。こういう清楚な雰囲気が好きですし、こういう衣装が似合う子たちなので、作業がはかどりました！」

――それぞれの衣装のポイントも聞かせてもらえますか？まずは藤代さん。

【堤】「りりさんは、アイカレの楽曲『透明少女』のジャケットにベストという衣装が好きだと聞いていたので、中も丸い襟の白シャツで清楚感を出したり、りりさんの好きなものを詰め込みました！」

――次に島田さん。

【堤】「元々こっとんには、服飾の学校で作った衣装のモデルをしてもらったりしていて。私、こっとんの顔が凄く好きなんですよ！だから可愛くしたいっていう気持ちと、今15歳なのに大人びた美貌を活かして、衣装もちょっと大人っぽくしたいと思ったんです。彼女は長い脚がチャームポイントで大事だと思うんですが、清楚系ということでスカートの丈はあまり短くしたくなくて。そこで透ける布をスカートの上からかぶせることで、ミニスカ感を出さずにスタイルのバランスを出しました」

――高橋さんについては？

【堤】「ひめちゃんは本人の希望もあってとにかくリボンなんです！アイカレでは大きいリボンを頭に着けているんですが、今回は清楚というイメージに合わせて胸元につけています。あとは、リクエストで袖もパフショルダーにして。清楚という括りの中で、どれだけ可愛く出来るかに挑戦しました」

――そして高桑さん。

【堤】「この形の衣装を作りたいというのが先にあって、誰か着てくれるかなって思った時、りうちゃんが“いいですよ！”って言ってくれたんです。ヒラヒラが好きなので、肩や胸にいっぱいつけて。逆に下は抑え気味に大人っぽくしつつ。髪はリボンで可愛くまとめました」

――最後にご自身の衣装についてもお願いします。

【堤】「これはスカートが四角いんですよ！　大好きな乃木坂46さんの衣装へのオマージュなんですが、とにかく布の分量を活かして、切替も目立たないように仕上げています。それぞれの衣装をメンバーも褒めてくれましたし、達成感もあったので、これからも衣装を手掛けてみたいなって思いました」

――メンバーのキャラクターも伝わるお話をありがとうございます。皆さんにもお聞きしたいんですが、この5人のメンバーで活動することについてはいかがですか？

【藤代】「この5人のなかで私が一番先輩なんです。だから最初は気を遣われちゃうかなって思っていたんですが、みんないい意味でフラットなので居心地はすごくいいです！しかもちゃんと自分の意見をぶつけ合うことができて。グループのコンセプトを決める時にもそれぞれの意見が飛び交って、良いグループだなって思いました！」

――みんなで決めたグループのコンセプトは？

【藤代】「『あなたと私の縁を結び、国民的な食べ物から国民的なアイドルに！』というのがコンセプトです」

――国民的な食べ物とは？

【藤代】「実はグループ名は『おむすびコロコロ』に決まったんです！」

――それは意外な名前ですね！

【藤代】「めっちゃ意外ですよね。コンセプトを練り上げるまで、みんながそれぞれ本気だから熱くなって、正直めちゃめちゃぶつかり合いまして。不安になったときもあったんですが、みんな根がいい子だから、次の日には引きずらないでもう一回話し合って…。熱くぶつかりあったことで、固く結ばれました！　こうやって素敵なコンセプトが出来ましたし、目標もみんなで考えたので、今後の活動がすごく楽しみです」

【島田】「私自身、清楚と言う感じがあまりないんですが、周りがみんな清楚だから一人だけ浮くんじゃないかなって思いました。でもかーりん（堤）の素敵な衣装のおかげで馴染んでいます。『清楚』といっても控えめなだけじゃなくて一人一人の個性も強いし、グループ名とのギャップ萌えもある。たくさんの人に知っていただいて、たくさんの人を魅了したいと思いました」

【高橋】「まずこの5人でやりますって決まったとき、すごく嬉しくて！アイカレのなかでも特に仲が良くて、たくさん助けてもらったメンバーなんです。みんなが真剣だからこそ意見がぶつかることもあったんですが、そういうことも重ねてもっと仲良くなりました。そして大切なメンバーが作ってくれた衣装も大事にしたいと思いますし。この5人といると嬉しいことがたくさんあります！」

【高桑】「私はアイカレのメンバーになってあまり経っていないし、まだやることもいっぱいあるので不安でしたが、この5人でやると決まってからは安心感がすごくて。私、女子力もないし、ドジなんですけど、たくさんフォローをしてくれる優しい人たちばかり。衣装も一人一人の個性が際立ってすごく可愛いし、曲もアイカレとはまた違う世界観でいい歌なので、この先が楽しみだなって思いながら毎日頑張っています」

――楽曲もお披露目されました。「片思いだって幸せなんだ」はどんな曲ですか？

【堤】「曲の入りはスローなテンポなんですが、歌詞が入るとテンポよく綺麗さも爽やかさもあり、でも歌詞を聴いているとちょっと切なさもあり…。最後“片思いでいいんだ”って結論に行きつく。共感できる歌詞だなぁって思いました」

【藤代】「この曲をはじめて聞いたとき、本当に好きだって思いました。落ちサビに“本当は少しだけ切なくなるんだ　いつしか消えていくような気がして”という部分があるんですが、そこがすっごい切なくて儚くて！　レコーディングしているときに気持ちが溢れるぐらい好きだったので、これからライブでたくさん聴いてもらえるのが楽しみです」

【島田】「題名を聴いたときはどんな曲なんだろうって思ったんですが、女の子の切ない感情や、共感できる部分がすごく多いなって感じて。今の若い女性に響くんじゃないかなって思います」

【堤】「若い女性って、15歳のこっとんに言われたくないよね（笑）」

【島田】「（笑）。私もたくさんこの曲を歌っていきたいし、皆さんにもたくさん聞いてもらいたいです！」

【高橋】「序盤から“交差点で君を見つけた”とか、片思い丸出しの歌詞で、応援したくなっちゃうような子なのかなって思いながら聴いていました。でも落ちサビや、“蜃気楼”っていう歌詞など、切なくなる変わり目ポイントがあって、ずっと可愛いだけじゃない切なさを、ライブでもこの5人で表現していけたらいいなって思います」

【高桑】「ずっと彼を追いかけているみたいな、女子のめちゃ頑張っている姿が描かれていて、すごく可愛い歌詞だなって思いました。歌ってみたら感情も乗せやすくて、歌っていて楽しい。メンバーが音程のことなどもたくさん教えてくれて、楽しくレコーディングが出来たので、ライブで披露するのが楽しみです！」

――今後、おむすびコロコロとして、どんなところを見てほしいか、どんな活動をしていきたいかを教えてください。

【堤】「おむすびコロコロはどちらかというと歌がメインなので、大好きな歌を聴いてもらえる、マイクを持てるというところを注目してほしいです。そしてライブでは、この5人だからこそ出せる空気感を感じ取っていただけたらと思います」

【藤代】「アイカレは振りコピもできるぐらい元気で一緒に踊れる曲が多いんですが、このグループは魅せる踊りで、ちょっと違った雰囲気のパフォーマンスになると思います。アイカレを見て下さっていた方に、いつもと違う私たちを見せられるのも楽しみですし、新しい方にもどんどん気になってほしいなって思います」

【島田】「このグループだからこそ出せる雰囲気、そしてこのグループ名なのにめっちゃ曲いいじゃん！っていうギャップと感動を伝えたいです。感情を込めて表現して、心にしみるようなパフォーマンで、また次も来たいなって思ってもらえるよう頑張って行きたいです」

【高橋】「このユニット名と曲や衣装とのギャップにも注目してほしいです。アイカレとはまた違った一面をこの5人で見せられと思います」

【高桑】「ザ・アイドルのアイドルカレッジと、ロック系の『MELiSSA』さん、清楚系の『おむすびコロコロ』と、全然違う3つのグループなので、それぞれの魅力がライブで伝わればいいなって思います！」

■おむすびコロコロ
5月7日のアイドルカレッジ東名阪ツアー2022 ～Rainbow Gate 君と僕との新たなストーリー～」にてお披露目された、藤代梨々花・島田詩音・高橋媛・堤可鈴・高桑凜羽
の5人によるガールズユニット。2022年5月にアイドルカレッジより誕生した。
グループ名は『あなたと私の縁を結ぶ。』と言う意味を込めて『おむすびコロコロ』と命名された。いちどその名前を聞いたらきっと忘れられなくなるグループで、国民的な食べ物の由来に結んで国民的アイドルを目指すグループである。

公式Twitter
https://mobile.twitter.com/omusubi2koro
【ライブ情報】
THIS is OUR HOME～無料公演～
■日時：5月26日（木）18:30開場/18:50開演
■会場：青山RizM
■出演：momograci（ex:桃色革命）/石塚汐花/ おむすびコロコロ/i+chip=memory/na☆na☆na☆
※5月7日23:00～発売予定