小栗旬、6度目共演の菅田将暉は「底の知れない人」 “平家滅亡”節目回への思い語る<鎌倉殿の13人>
2022.04.22 17:30
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俳優の小栗旬が22日、主演を務めるNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(毎週日曜よる8時~)のオンライン会見に出席。今作で6度目の共演となる菅田将暉の魅力などについて語った。
小栗旬主演大河「鎌倉殿の13人」
2004年「新選組!」、2016年「真田丸」に続く3度目の大河脚本となる三谷幸喜氏が今回描くのは、鎌倉幕府二代将軍・源頼(大泉洋)家を支えた家臣13人による権力のパワーゲーム。大河初主演となる小栗は、その中の1人で北条政子(小池栄子)の弟・北条義時を演じている。小栗旬、菅田将暉は「底の知れない人」
5月8日放送予定の第18回は「壇ノ浦で舞った男」。そのサブタイトルの通り、壇ノ浦の戦い、すなわち平家の滅亡が描かれる。それと同時に、今度は義経(菅田)や範頼(迫田孝也)といった源氏の人々の運命が変わっていく。節目となる回を迎えるにあたり、小栗は「全体的に見てほしい。もともとこれを目標に動いてきた物語ではあるので、これを経た後に一体何が残っているのか、というところに注目してもらいたい」と話し、第18回で印象に残っているシーンについて「最後にすべてが終わった時に、義経と2人で話をするシーンは素晴らしいロケーションで撮影をさせてもらいました。義時は本当にこういうことで良かったのだろうか、果たしてこういう形が正解だったんだろうかということに悩んでいて、またちょっと違う悩みを持った義経との会話をするのですが、そこで初めて義経に対して意見をするという瞬間があるので、そこはやっぱり印象に残っている」と回顧。
小栗と菅田は今作で6度目の共演となるが、「大河じゃないと有り得ない設定だと思うんですけど、これだけ共演してきて初めて菅田のほうが僕より年上というのがまずでかい(笑)」と年齢設定に驚きつつ、「義経を演じている姿を見ると、今まで見てきた菅田将暉とはまた違う存在感とお芝居のアプローチだなと現場で感じています。底の知れない人というか、そういう感じがある。あまり現場で悩んでいる素振りを見せるような人でもないので、いつどのタイミングでお芝居のことを考えているのかなと思います」と菅田の魅力を明かした。
また、これまでの撮影を経て「義時は、“次どうするか”と常に考えていなきゃいけなくて、最初の頃は楽しくて、義時のキャラクターを愛せていたんですけど、だんだんその“次どうする”が、誰かをはめなきゃいけない、誰かを落とさなきゃいけない、ということになってきて、最近しんどくなってきている」と苦悩を明かしたが、「ありがたいことに現場は楽しい雰囲気なので、そこまでドーンとなる(落ちる)ことはないですけど」と話していた。(modelpress編集部)
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