坂東龍汰、地元の北海道で撮った写真を公開!「いつか田舎に住みたいとずっと思っています」【連載:坂東龍汰の推しごとパパラッチ #8】(後編)
ドラマ「真犯人フラグ」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)がクライマックスに突入し、司馬遼太郎原作の映画「峠 最後のサムライ」の公開が2022年に予定されている俳優・坂東龍汰。そんな彼の推しごと=好きなもの、興味があるものを趣味の写真を通して迫る、連載「坂東龍汰の推しごとパパラッチ」。
第8回は、中学生のころから写真を撮り続けている坂東が、デビュー前に地元の北海道で撮った風景写真をお届けする後編。撮影時の思い出と共に、北海道の魅力についても語っていただきます。
――第7回に引き続き、高校時代に撮った北海道での写真について伺います。光が走っているタイプの写真は、当時、自分の中で流行っていたんですか?
流行ってましたね、たぶん(笑)。こだわって撮っていたんだと思います。三脚を立てて、35mmのレンズで、一度18mmぐらいにして奥に焦点を当てて、一気にバッと引くんです。光ってピントが合っていないと、ぼんやりした点になるじゃないですか? その作用を利用して撮ることに当時ハマっていた気がします。よく分からずに適当に撮りながら、できた!と思っていました(笑)。
――シャッタースピードを遅くして、その間にレンズを動かすと?
そうです。レンズを動かしたりして、いろいろ実験してました。今より綺麗な写真を撮るなーって思います。
――では、赤い光の写真については?
焚き火をすると木の端の方だけ赤くなるじゃないですか? その木を持って、友達が踊っているところをスローシャッターで撮りました。だから、変な躍動感があるんです。こういうのも当時ハマってました。
――海外線の写真は、朝日ですか?
いえ。これもキャンプに行った時に早朝に撮った写真ですが、朝日じゃないんですよ。日の出の場合は、もっと空全体が明るくなりますから。海の沖の方にイカ釣り漁船がいて、その明かりが光っているんです。人工物の明かりなので赤みが弱くて、パステル画のような空模様になっていて、うまく撮れた写真だなって思います。
――では、カミナリの写真は?
めちゃくちゃカミナリが鳴っている日に、これは絶対に写真に撮れると思って、パシャパシャ連写してたら撮れたんです。カミナリが撮れるなんて、自分の中で一大事で、だいぶ興奮して、みんなに見せていました。「カミナリ、撮っちゃったよ〜」って(笑)。
――本当にいろいろな風景を撮影していたんですね。中でもお気に入りだったのは?
洞爺湖です。洞爺湖には不思議な力を感じていて、振り返ってみても洞爺湖の写真が多いんですよ、僕。こんなに撮って飽きないのかと思うほど洞爺湖を撮っているんですけど、本当に飽きないんですよ!
僕の写真から伝わるか分からないですけど、洞爺湖はすごいエネルギーを感じる場所で、昔からアイヌ民族の方々の聖地だったとも言われているんです。本当によく行っていて、友達とサイクリングしてぐるっと1周したり。1周42kmぐらいあるんですけど、自転車だと3〜4時間あれば回れるんで。
――いや、3〜3時間って、ヨーロッパで電車の旅できるぐらいの時間ですよ!?
あはは。確かに電車の旅ぐらいありますね(笑)。
――では、北海道で好きな所は?
最初に北海道で住んでいた所で、通称「海の家」です。本当に海の目の前にある家で、父親が一人で建てたんです。ずっと、そこにもう一度行きたい。帰りたいと思っていたんですけど、なかなかいけなくて。でも、今回のお正月にようやく行くことができました。行ってみたら、いろんなことを思い出して、ちょっと不思議な感覚になりました。近々、壊してしまうらしいので、最後に見ることができてよかったです。
――ニューヨーク生まれの坂東くんが日本に来て、最初に住んだ所ですもんね。
そうです。NYには2〜3歳までいたんですけど、そこから、北海道の海の目の前の「海の家」に行って、その後、道内で引っ越して…。
――でも、NYという大都会から北海道の自然しかない土地に行くって、子どもながらにかなりのカルチャーショックだったのは?
全く覚えていないんですけど、もし物心ついていたらショックだと思います。だって、NYではマンハッタンのど真ん中に住んでいたらしいんですよ。セントラルパークが望めるマンションに。超都会に住んでいて、そこから突然、周りに何もない海の家へ。お正月に久々に行った時も「何もねー」って思いましたからね(笑)。結構、親も自由奔放に生きてたんだなというのが伝わってきました。
海の家での記憶はあるんですけど、小さかったからNYから連れて行かれても疑問に思わないじゃないですか? でも、大人になって、改めて考えたら、かなり破天荒だなって(笑)。マンハッタンでの生活を捨てて海の家って。自分だったら、子どものことを考えて、英語が話せるようになる小3・4ぐらいまではNYにいて…とかって考えると思うんですけど、そこから海の家(笑)。極端ですよね。都会に飽きたのかな?
――ご両親のどちらかが、北海道出身だったとか?
いや、どっちも違います。なのに、自給自足するために北海道に行ったんです。
――自給自足の生活を、自分もいつかやってみたいですか?
ちょっと考えますよね。北海道とは言わず、いつか田舎に住みたいなとはすごく思います。年末年始に北海道に帰ると、ここが居場所だなと思いますし、田舎に住んでいる人の表情って都会の人とは違うんですよね。急いでないし、余裕のあるいい表情をしている。だから、北海道に限らず、日本に限らず、いつか田舎に住みたいとはずっと思っています。落ち着ける所が一番自分には合っていると思うから。今はまだ活発なので(笑)、まだまだ先の話ですけど。
――坂東くんの核にあるものが、この写真たちを撮っていた時代に培われたんでしょうね。
そうですね。自分の中のどこかにあるんだと思います。やっぱり自分がそういうところで育ったから、ゆくゆく子供ができたりしたら田舎で育てたいな〜って、漠然と思っています。
取材・文=及川静
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