『令和の虎』條隼人が破産の経緯明かす 出資者の林尚弘とはすれ違いで和解に至らず
ビジネス系リアリティ番組「令和の虎」(登録者数42万人)に出演していた條隼人をめぐり、「フライチャイズチャンネル」(同6.1万人)が「緊急報告」と題した動画を公開。
條と出資者である「武田塾」前社長の林尚弘が出演し、破産の経緯について会見をおこないました。
『令和の虎』の出演者・條隼人が破産
日本初の家庭用牛タン『おウチでマジ牛タン』の通信販売を手掛ける株式会社SGGK Group International(以下:SGGK)の代表取締役である條は、2019年に『令和の虎』に出演して500万円の投資を勝ち取り、それを資金に会社の売上を大きく伸ばすことに成功。以降も“虎(投資家)”としてたびたび番組に出演していました。
しかし、條のSGGKは先月11日、仙台地方裁判所より破産手続き開始の決定を受けることに。
これを受け令和の虎は、番組の公式YouTubeチャンネルを通じて「條社長についてのご報告です。【條社長の真実】」を公開(現在は非公開)。
“虎”として條へ投資した林が出演し、
・條氏本人からの依頼で、SGGKの全株式のうち70%を譲渡されていたこと
・ところがある日、林とは別の社長と経営を再建したいという理由で、突如株式を返還するように迫られたこと(林はこれを拒否)
・その後連絡が途絶えがちになり、1月末に「破産します」という連絡が来て以降は、條氏との連絡が完全に途絶えてしまったこと
・條氏が“計画倒産”をおこなった可能性があること
などを明らかにしていました。
3カ月ぶりに條と林が面会 條が心境を明かす
今回の動画には仲介役として、“虎”でもあり、條とも親交があるという桑田龍征も出演。
條と林が会話するのは「3カ月ぐらい」ぶりだということです。
破産の経緯を説明する中で、條は
林さんに、経営が悪化していることなど、このような事態になる前に連絡や相談をしていたとは思うんですが。(中略)
もちろん林さん、超多忙な方です。打ち合わせしたいと思ってたんですけども、夜のお店というか、その合間時間というか、といったことでとても相談できる環境下ではなくですね。
正直言うともっともっと弊社に対してリソースを注いでもらって、お力になっていただけるのかな、とは思っていた次第です。
と、当時の状況を明らかにしました。
條の主張としては、林に逐一経営の相談はしていたものの、その機会が得られなかった、ということのようです。
林は「そうだったんだね。そこの気持ちを理解できてなかったです。申し訳なかったです」と謝罪しました。
食い違う主張。「倒産してA.verに事業よこせばいいじゃん」
林が條に「なんでこんなに距離ができてしまったんですかね」と問いかけると、條は昨年の10月頃「資金が足りなくて倒産するかもしれない」と林に相談したときの発言を振り返ります。
條「林さん、おっしゃったこと覚えてますでしょうか。相談した際に『倒産してA.ver(※林が以前まで代表取締役を務めていた会社)に事業よこせばいいじゃん』って、おっしゃったこと覚えてますか?」
林「…そうは言ってないと思うんですけど…」
條「2回言われてるんです、私」
林「そうなんですか?」
條「はい」
條は、林から心ない言葉を投げかけられたと主張しますが、林はこれを否定。
條は「オーナーである林さんがそんなことをおっしゃるんだと思って、非常にそのとき驚きました」と言葉を続けました。
その出来事があった後、條は資金調達のため林から金融業者を紹介してもらったそう。
しかしその業者の金利が「12%」で、條としては「事業資金としては使えないようなもの」だったといい、條は「その業者を紹介されたときに正直言うと『めんどくさいんだな』っていう気持ちがすごい感じて、心が離れました」と、林から株を買い取る決意をしたのだとか。
次ページ:徐々に語気を強める條。すれ違いは続く
徐々に語気を強める條。すれ違いは続く
條によると、林から株を買い取る際、かつて林に譲渡したときの「4倍弱」の価格を提案したそう。
しかし、林はこれを拒否したといいます。
條「ではいくらですか、とこちらの方から聞いたときに『それは自分で考えてくれ』って言ったのも覚えてますか」
林「申し訳ないんですけど、4倍のことと、さらに僕の方から逆に回答を待っていると思っていました」
條「そんなことないと思ってたんですけど。まあいいです」
とまたしても主張が食い違いました。
條によると、林から回答がないまま時間が過ぎて行き、「どんどんキャッシュも枯渇して、肉の仕入れもできず、キャッシュアウトしていった」といいます。
この2人の食い違いに桑田が仲介に入りますが、林は「僕はそういう認識ではなかった」、條は「いやぁ…おっしゃいましたよ、林社長」とお互い譲らず。
また林が紹介した金融業者に関しても
林「金利12%の金融業者というのは、経営再建のプロのチームですね」
條「といっても、金利12%で事業資金からしたら全然離れている金額になってしまうじゃないですか。で、林社長だってその方と面識ないんですよね?(中略)YouTubeのチャンネルでたまたま関わっただけの方なんじゃないですか?…プロって、林さんと取引があった訳ではないですよね?」
林「そのときは確かにそうだったかもしれないですけど。(2人の)共通の知人から(探して)ここはいいだろう、と思って。僕たちも未だに取引のある、とても良い会社だと思っています」
と、淡々と言葉の応酬が続きました。
「忍者の格好して『飛べ!』って言った」
さらに條は林に問いかけます。
條「相談をしたときに…覚えてないですか?林さん。部屋で、忍者の格好(※ポーズ)して『飛べ!』って言ったの覚えてないですか?」
林「………いやー、覚えてないですねぇ…」
條「いやぁそんなことないですよ…」
條は呆気に取られたような表情を見せ、数秒の沈黙が流れました。
現在條は「2億円弱」の借金を抱えているとのこと。
返済の目処は立っておらず、今はEC事業のコンサルティングのような仕事で「なんとか生活をしている状態」だといいます。
仲介役の桑田は、今回の2人のすれ違いの原因はお互いのスタンスの違いにあったと分析。
條は林に株式の70%を譲渡することで、経営に密に関わってほしかったという思いがあった一方、林は「自分のパフォーマンスで頑張りな、っていう方」だと説明。
條くんからすると、すごい多分物足りなかったんだと思う。林社長にお願いしたのに林社長が動かないんで。(中略)
でも林社長って、そんな中でも本人の力を発揮して、いろいろ探ってやったらきっといいことあるよみたいな感じのスタンスで、基本的に俺は思ってるし。
「お互いのいいところが(消えてしまっていた)」「お互い遠慮してきちゃってた」と今回の件を振り返りました。
後悔する虎たち「やれることは全部やらしてください」
林は「もう連絡取れないかと思ってたんで、話せただけでもすごい良かった」「條さんと良く会ってた日々が、すごく思い出されます」と心の内を明かしつつ、
遅いかもしれないし、一番困ってるときに自分が気づいてあげられなくて本当に申し訳ないと思ってるんだけど、今からでも何か自分たちでお手伝いできることとか(中略)自分ができることは何でもしたいなって。
今は思ってます。信じてもらえないかもしれないですけど。
と、條のサポートを申し出ました。しかし條は、
ただちょっと今現段階では、私の立場では言えることではないと思いますので、そちらは一度いろいろと考えさせていただきたいです。
と回答を保留しました。
仲介役の桑田も「條くんと笑って飲んでるのめっちゃ楽しかった」「ごめん、全然気づいてあげられなかった」「もっと良くできたかなぁっていう気持ちでいっぱいです」とこれまでのことを振り返りながら條に謝罪。
條は「桑田さんにはすごい可愛がってもらった」「遊びにも連れてってもらったし、すごい感謝してます」「僕が悪いっす」と答え、目に涙を浮かべました。
桑田は、今回の件について「誤解が、1個の溝がなんかどんどん広がっていっちゃったってだけだと思う」としながら、
ほんと後悔しかないんだよ。ただ後悔しててもしょうがないんで、やれることは全部やらしてください
と條に申し出ました。
関連記事
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
もはやデパコス級… ファミマで“売り切れ続出コスメ”が全色揃えたいくらい優秀fumumu
-
胸元も生足も…かれしちゃん、無防備すぎる肌見せ部屋着ショットが「鼻血案件です」ENTAME next
-
妻夫木聡&渡辺謙が語る“人生の最期にしたいこと”「山ほどある」「思い浮かばない」ENTAME next
-
“AIなのか実在するのか”話題の美女・米倉みゆ「私の芸能活動はオートサロンにかかっている」ENTAME next
-
八頭身美女・米倉みゆ、変化したグラビアへの気持ち「三角ビキニへの抵抗感から拒否していた」ENTAME next
-
芸能事務所OL・池田桃子、大胆ヒップあらわな初写真集『桃色営業』表紙を解禁!演歌歌手デビューも決定で前代未聞の4刀流に!WWS channel
-
大原優乃、“目指せ、愛されボディ”…バンドゥトップスからのぞく美ボディに「今でも最高なのに…」「努力がすごい」とファン絶賛WEBザテレビジョン
-
「最強スポーツ男子頂上決戦2024」熱き戦い開幕 全4種目解説&前回王者THE RAMPAGE武知海青、&TEAM・FUMAら注目選手公開モデルプレス
-
花雨、むっちり色白ヒップでファンを誘惑!「惚れた」とファン歓喜!WWS channel