感染症をテーマの一つにしてきた「ドクターX」第7シリーズが完結

米倉涼子“未知子”の変わらぬ熱い思いに感動と、胸キュン後のオチに笑いも起こってトレンド1位に!<ドクターX最終回>

2021.12.17 11:02
感染症をテーマの一つにしてきた「ドクターX」第7シリーズが完結

米倉涼子主演のドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の最終回となる第10話が12月16日に放送された。目の前の命を救おうと突き進む未知子(米倉)と、感染症から多くの人々の命を救いたいという理念を抱く蜂須賀(野村萬斎)。そんな2人の物語は、感動や緊迫感、そして笑いと、さまざまな反響を呼び、Twitterのトレンド1位を獲得して第7シリーズが完結した。(以下、ネタバレがあります)

未知子が蜂須賀の命を救う

同作は、フリーランスの外科医・大門未知子が一切の妥協を許さず突き進む姿を描く人気シリーズの第7弾。現実と同じように、100年に一度のパンデミックを背景に描いてきた。

最終話は、新型ウィルスが発生して第二のパンデミックが忍び寄る状況に。重度のがんを患い、さらに新型ウィルスに感染してしまった蜂須賀の命を未知子が救えるのか、という物語が展開した。

目の前の命を救うことを大切にする未知子と、感染症から未来の命を救いたいと願う蜂須賀。メスを使わないケミカルサージェリーを推進する蜂須賀は、外科医の未知子にとってシリーズ最強の敵であったが、命を救いたいという医師の矜持は通じるものがあった。

感染の広がりを懸念して手術を拒み、自分のデータによって新薬が完成して人々を救うためになれば本望という蜂須賀に、未知子は「私は目の前の一人しか救えない。でも、あんたを救えば、これからあんたが救う何億、何十億人を救うことができる。だから諦めないで」と訴えかけた。

それは、第8話で蜂須賀が未知子に「外科医は目の前の患者、一人しか救えない。それが外科医の限界です」と言ったことに対するものだった。そんな二人のやり取りは胸を打った。

未知子は一人で手術に挑むつもりだったが、麻酔科医の博美(内田有紀)がまず現れ、外科医の海老名(遠藤憲一)、加地(勝村政信)、原(鈴木浩介)たちと看護師の正子(今田美桜)が加わった。

さらに一度は海外へ逃げようとしていた蜂須賀派の外科医・興梠(要潤)も参加し、ほかの医局員たちが動画で見守る中での手術シーンは、医療従事者たちの熱い思いが詰まっていた。

蜂須賀から告白される未知子だが…

手術によって回復した蜂須賀は、アフリカに行くことに。そこで「感染バカと手術バカは、けっこう、最高のパートニャーになるんじゃないかと…」と未知子に告白した。

緊迫していた手術シーンからの、“パートニャー”発言に、視聴者もほっこり。さらに、「僕と一緒にタコを食べてください!」という、二人の好物を介した言葉もあったのだが、アフリカのタコの有名な産地に一緒に行くつもりだった蜂須賀に対し、未知子は以前行ったすし店で蜂須賀を待つという、未知子らしい勘違いのオチにも笑った。

視聴者からは「最後まで目が離せない展開だった」「オールスターで蜂須賀のオペする所もう最高だった」「今迄にないスピード感とスリル感、そして胸キュンのコラボがめっちゃ面白かった」といった感想や、「はちみち最高に推せる~」などの未知子と蜂須賀コンビへの思いなどが相次ぎ、Twitterのトレンド1位に浮上した。

また、未知子や博美が所属する神原名医紹介所所長の晶(岸部一徳)が、これまでの手術代で未知子が好きなだけ手術ができるように海外に病院建設を考えていることが明かされた。今回はまだ資金が足りないためにまずは未知子のアンドロイドを購入するというユニークな展開となったが、病院完成までのシリーズ存続を願う声も寄せられた。

(文=ザテレビジョンドラマ部)

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