乃木坂46生田絵梨花、卒業後に言及「すごく助けられて、いつも乗り越えられてきた」過酷ライブの裏側も
2021.12.02 21:00
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乃木坂46の生田絵梨花、鈴木絢音、久保史緒里、遠藤さくらが2日、都内で行われた“10thAnniversary”Documentary Movie「10年の歩み」完成披露試写会に出席。生田が卒業後についてなど言及した。
乃木坂46、思い入れのある衣装で登場
この日の衣装は、ベストアルバムの10周年記念メンバーカスタムジャケット盤で着用している衣装と同じものだそうで、この衣装をセレクトした理由を問われると、『何度目の青空か?』の衣装を着用した生田は「初めてセンターをやらせていただいた曲なので、1着選ぶならこれだなと思って着ました」としみじみと語り、『君の名は希望』の制服を着用した鈴木は「2期生がちょうどオーディション中のシングルだったということと、個人的に好きな曲ということで、このお洋服にしました」とコメント。
『シンクロニシティ』のMV衣装を着用した久保は「個人的には初選抜に選んでいただいた曲という意味で思い入れもありますし、この時期を通して先輩方から教えていただいたことが、今の乃木坂の活動での基盤となったと思ったので、10周年というタイミングということもあって、この衣装を選ばせていただきました」と話し、乃木坂46の1stシングル『ぐるぐるカーテン』の衣装を着用した遠藤は「私は乃木坂が大好きですし、その乃木坂を作ってきてくれた、支えてきてくださった先輩方への尊敬の気持ちを込めて着させていただきました」と思いを明かした。
乃木坂46密着映像、注目ポイントは?
同映像の注目ポイントを尋ねられると、生田は「自分が出ているシーンで言うと、『ガールズルール』のMV撮影でまいやん(白石麻衣)と謎のしりとり遊びをしているところだったり(笑)、昔のバースデーライブのリハでかずみん(高山一実)と振り付けを必要以上に決めまくるシーンがあって、そこのふざけまくっている感じが懐かしくも、若いなという感じだったので、みなさんにも楽しんでもらえたらと思います」とオススメ。鈴木は「1期生の先輩と初めてご挨拶させていただいたところを見ていただきたいなって思うんですけれども、個人的にも人生が変わった瞬間ですし、乃木坂にとっても2期生の加入でグループがいい方向に進んでいっていたらいいなという思いを込めて、そこを選びます」と紹介。
久保は「3期生のオーディションの合格したあとの楽屋の様子なんですけど、今まで合格発表の瞬間はみなさんに見ていただいたこともあるかなと思うんですけど、その直後の楽屋の様子は今回、私たちも初めて見ることができたので、初々しい会話だったり、表情だったりをみなさんに楽しんでいただけたらと思います」とアピールし、遠藤は「初めて参加させていただいた選抜のMV撮影なんですけど、私と賀喜遥香ちゃんと筒井あやめちゃんの3人が、まだちょっと幼かったり、あの頃はまだ先輩方とあまり話せていなかったので、毎日緊張していて、3人でいる時間が本当に素を出せていた時間だったので、その様子がちゃんとドキュメンタリーにも映っていたので、そこは注目していただけたらなと思います」と語った。
生田絵梨花、過酷ライブの裏側語る
また、今までの乃木坂46としての活動の中で1番メンバーに助けられたと感じた瞬間を尋ねられると、鈴木は加入当初、3年間ほど秋田から通いながら活動していたことを回顧し「その中でライブのリハーサルに出られないことが多くて、2期生のメンバーが新しい振りが入ったら動画を送ってくれたりしたことがありまして。その時が助けてもらったなと思う瞬間です」と同期に感謝。遠藤は27thシングル『ごめんねFingers crossed』で2回目のセンターを務めた際のエピソードとして「周りの先輩からもらった言葉や優しさで、本当に救われたことが多くて、“こんなときに諦めちゃいけないな”、“頑張らなきゃな”と何度も思い直せたので、27枚目の期間は本当に助けられましたね」とニッコリ。
生田は「毎年バースデーライブというのが、結構カロリーが高くて。全曲披露というコンセプトがあるので、年数を増すごとに長尺になっていったり、同じセトリがないので頭をフル回転させないといけなかったり…普通だったらうわーって爆発しそうなところを、メンバーの何がすごいってどんなときも本当に笑っているんですよ。『大変だ』っていいながら笑っていたり、きついときでもメンバーとの会話の中で楽しくて笑っていたり、そういうみんなの姿に私はすごく助けられて、いつも乗り越えられてきたなって思います」と振り返った。
乃木坂46の2022年は?生田絵梨花は卒業後に言及
最後に、今年の感想と来年の抱負を尋ねられると、「一歩を踏み出して、自分自身が大きく変わっていかないといけないんだなと強く感じた年で、今まで先輩に甘えて頼ってきた分、こんな私なんかでもちゃんと頼ってもらえる存在になりたいなって、来年は成長できるようにと思っています。頑張ります」と力強く語った遠藤。久保は「個人的にはメンバーのいない環境でドラマや舞台というのを初めて、5年目にして経験させていただいて、やっと自分のやりたいことが形になったなという嬉しさもありつつ、外の世界を知ることで自分の未熟さを痛いほどに感じた年でもありました。それはありがたいことだなと思うんですけど、もっともっとグループの力になりたいなと強く感じた年だったので、来年はグループとして初めて日産スタジアムでのバースデーライブも控えていますし、挑戦の年になると思うので、個人的にももっとグループの力になれるよう、もっともっとやって生きたいなと思います」とコメント。
鈴木は「2021年はたくさんライブをやらせていただいた年だったなと思っていて、配信ライブや、ツアーで各地を回らせていただいたりもしたので、来年もたくさんのファンのみなさんにお会いできる機会があったらいいなと思っていて、先輩方が抜けてしまってオリジナルのメンバーがほとんどいない曲もありますけど、そういう曲を後輩として大切に歌い継いでいける年にしていきたいなと思います」と力を込めた。
そして、今年いっぱいで乃木坂46を卒業する生田は「この1年は後輩とすごく仲良くなれたんじゃないかなって思っていて、何かあったときに後輩に頼らせてもらうこととか、甘えちゃうこととかが増えたので、それはすごく感謝しているし、この1年が充実していたなと思います。来年は私、乃木坂じゃないんです。今年いっぱいで卒業するので、みんなと一緒の目標は持てないんですけど、1人になってまた新しく何がしたいのかとか、みんなにどういう姿を見てほしいのかというのを探しながら見つけていく1年にしたいと思っています。そして乃木坂をファンとして応援していきたいと思います」と笑顔で話した。
“本当の乃木坂46”に密着
乃木坂46の活動には、ほとんどと言っていいほどメイキングカメラが同行。10年間の活動に密着し続けたカメラが収めた“本当の乃木坂46”の姿、そして彼女たちの成長の軌跡を、膨大な映像データの中から約150分に凝縮し、何者でもなかった乃木坂46が、どうして日本を代表するアイドルグループになることができたのか、この約150分のドキュメンタリー映像にはその答えが隠されている。同映像は、12月15日に発売する乃木坂46初のベストアルバム『Time flies』の完全生産限定盤に収録される。(modelpress編集部)
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