「カムカムエヴリバディ」第14回より(C)NHK

松村北斗“稔”の涙に反響 「どうだってええんじゃ…」<カムカムエヴリバディ>

2021.11.17 11:18
「カムカムエヴリバディ」第14回より(C)NHK

上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインを務める連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。11月17日に放送された第13回では、橘安子(上白石)との別れを選ばされて落ち込む雉真稔(きじま・みのる=松村北斗[SixTONES])の様子が描かれ、視聴者の注目を集めた。(以下、ネタバレがあります)

今週は第3週「1942-1943」を放送中。第12回で稔は両親にあらためて安子との結婚を願い出たが、逆に世間の厳しさを教えられてしまう結果に。安子が身を引き、2人はそれぞれ別の場所で失意の日々を過ごしていた。

そんな中、第13回では東京の大学に進学していた勇(村上虹郎)が帰省してきた。稔と銀行頭取の娘との縁談が進んでいることを初めて知り、すぐさま大阪の稔を訪ねた。

「嘘じゃろ…?あんこのこと、捨てたりせんよな?」と問い詰めた勇。稔が取り合おうとしないのを見て「見損なったよ!兄さんを信じとったのに。あんこのこと、傷つけたりせんて信じとったのに」と兄をなじった。

なんでも自分よりよくできて尊敬する兄。だからこそ、ずっと安子に片思いをしてきた勇は身を引いたのだ。「それじゃったら、お前がなぐさめてやりゃあええ」と誠意の感じられない稔の反応に、勇は逆上した。

「ふざけんなよ!兄さんじゃから諦めたんじゃ」と、稔に馬乗りになって殴る勇。稔は抗うでもなく「もう、どうだっていいんじゃ…どうだって」と涙を流した。

「稔さんの涙にもらい泣き」共感続々

安子への思いを貫くことができず、誰よりも無力感に苛まれているのは稔自身だ。自分の無力さをいやというほど思い知らされ、父親が勝手に進める縁談話に応じる気力もなく、ただ逃げるように大阪にとどまっている自分自身を、稔がよしとしているわけがない。

ここまで誠実な人柄を見せてきた稔だけに、「もう、どうだってええんじゃ…」となげやりになっている姿は痛々しい。視聴者からも「稔さんの涙にもらい泣き。つらい…」「稔さん、完全に人生諦めモードだったな」「勇ちゃんは稔さんの泣き言も泣き顔も初めて見たんだろう。驚いていたように見えた」と、稔や勇の感情を推し量る声が上がった。

また、第13回ラストでは、学徒出陣決定の一報も。「それは、稔が出征することを意味していました」というナレーションが入ると、「とうとう学徒出陣か…」「稔さん、出征するの…?」「今日はつらすぎる15分だった」と悲痛な声も上がり、「学徒出陣」がTwitterとYahoo!検索ランキングでそれぞれトップ5圏内に浮上する反響を呼んだ。

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