マツコ・デラックス、Creepy Nuts(R-指定・DJ松永)(C)日本テレビ

マツコ&Creepy Nuts、涙で語った“日本のHIPHOP”とテレビへの想いとは?

2021.11.13 07:00

日本一のラッパー・R-指定と、世界一のDJ・DJ松永(以下:松永)によるHIPHOPユニット・Creepy Nutsが、13日放送の日本テレビ系バラエティー番組『マツコ会議』(毎週土曜よる11時~)に出演。MCのマツコ・デラックスとともに、日本のHIPHOPとテレビへの想いなどを語った。


Creepy Nuts、テレビ出演への本音明かす

自分の生い立ち、内面、心の葛藤や弱さなどありのままの生き方をラップにのせ、癖になる音楽で日本のHIPHOPの新しい在り方を示してきたCreepy Nutsの二人。アーティストにも関わらずバラエティー番組でも活躍しているが、最近では二人そろってのトークバラエティーはあまりない。その理由をR-指定は「俺苦手なんですよ。瞬発力でしゃべったりするの。じっくり熟考してしゃべっちゃう」と、日本一のラッパーとは思えない意外な回答が。

一方の松永は、番組の取捨選択に明確なラインはないが、「本来DJは言葉を使わない仕事だけど、もともとめっちゃ俺が俺がなタイプ」「全部説明したい、誤解なく全部」と真っ直ぐな本音を語る。

マツコ&R-指定が語る“日本的なHIPHOP”とは?

マツコ・デラックス(C)日本テレビ
マツコ・デラックス(C)日本テレビ
二人の魅力についてマツコが、「カッコつけてるだけができない人なんだなってのもわかるのよ」と分析すると、話は二人がもたらした“日本的なHIPHOP”の新たな形について展開。

本場・アメリカの HIPHOP は、貧困やドラッグなど日々の生活でのリアルな生死を背景に発展してきた音楽だが、「それをどう日本的なHIPHOPにするか、試行錯誤してきた歴史もある。その中の一つの解答として、(Creepy Nutsの)カッコつけ方っていうのが、私はすごい日本っぽいって思うのね」と、二人が表現してきた音楽に共感。R-指定は「どれが正解の日本のHIPHOPってなくて、いろんな形(のHIPHOP)を許容できるくらいの大きい器が、日本にもできてきたのかなって」と考察する。

マツコ&DJ松永、涙

そんな日本のHIPHOPの可能性について語るマツコとR-指定に、松永は「日本でHIPHOPが広まったら嬉しいと思う反面、日本だとどうしても限界があるなと思っていて」と、かつてフリースタイルダンジョンが爆発的に流行したのと同時に、罵り合いの言葉たちが炎上してきたのを目の当たりにし、限界を感じた胸の内を明かす。

言葉の殴り合いであるラップが、日本の倫理的なハードルがある限り、これ以上発展することは無理なのでは…と。その問いに、「HIPHOPがこれ以上大きくならないっていうのは、違うと思う。テレビだからダメなのよ」と、長年テレビの世界で走り続けてきたマツコだからこそ思う本音で語り始めると、松永の目に突如涙が…。松永の真っ直ぐな想いにマツコも涙が止まらなくなってしまう展開に。

「泣いてる意味は各々みなさん勝手に感じてくださっていいんですけど、絶望と希望が入り交じった涙ですよ」と話すマツコの涙の真意とは。(modelpress編集部)
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