

天海祐希「落ち込むだけ時間がもったいない」の圧倒的ポジティブ思考 衝撃の“立ち直り法”も告白<初耳学>

女優の天海祐希が10月24日放送の「日曜日の初耳学」(MBS/TBS系)に出演。人気企画「インタビュアー林修」の中で林修のインタビューに答え、話題となったドラマ「女王の教室」(2005年、日本テレビ系)の秘話や“落ち込んだ時の対処法”について語った。
「イメージが悪くなることは怖くない」
天海祐希の名をドラマファンの間に知らしめた作品の一つが「女王の教室」。演じた小学校教師・阿久津真矢の強烈なキャラクターが話題を呼んだ。
役柄について「『とても厳しくて怖くて、何を考えているか分からない悪魔のような先生をやっていただきたい。もしかしたらこれで天海さんのイメージが悪くなるかもしれませんが』と言われて。いや、(イメージが悪くなることは)全然気にしていませんと言ってお受けしたんです」とオファー時を振り返った天海。
冷たくて、一見怖い“真矢先生”だったが、ふたを開けてみると「ある時を境に小・中学生からのお手紙をよくいただくようになりました」。子どもたちから支持される人気キャラクターに成長した。
その人気を物語る、当時の秘話も飛び出した。「(プライベートで)向こうから小学1年生ぐらいの女の子が『真矢先生!』って走ってきたんです。私、ちゃんとしなければと思って背筋を伸ばして『こんにちは』『お父さんお母さんのいうことを守って、いい子でいてね』と言ったら、その子が『はい!』ってキラキラした目で私のことを見上げて。私、『ちゃんとしなきゃ!』と思って」と振り返った。
「作り込みすぎない」人気女優の役作りとは
その後、「Around40~注文の多いオンナたち~」(2008年、TBS系)などヒットドラマに次々と主演し、女優としてゆるぎない地位を築いた。林先生の「役作りに関してはどうされているんですか?」の質問には、「究極ですよね、その役を生きることができれば」としつつ、「まず台本をいただいて客観的にそのストーリーを見て、自分の役がどういう役割をしているのか、どこでどういう転機があるのかを大まかに捉えて、それからせりふを覚えるようにしています」と、具体的に説明。
心掛けているのが、芝居をきっちり作り込みすぎないこと。「(作り込んでいくと)相手の役者さんと合わせるときに余裕がなくなる」という。
10月30日(土)公開の映画「老後の資金がありません!」にも、その思いが生きた場面がある。天海演じる主人公・後藤篤子とその夫・章(松重豊)、義理の妹・桜井志津子(若村麻由美)とその夫・秀典(石井正則)が親族会議をする場面だ。
「一番顕著に(俳優同士の駆け引きが)面白かったのは、4人でヤイヤイするところがあるんですけど、あそこはみんながお互いなにげなく顔を見ながら」と双方の間やせりふの言い方を注意深く読み取りながらすり合わせていったという。
「反省がなくなったら女優をやめるしかない」
今や女優として確固たる地位を築いている天海だが、「日々反省します。出来上がったものをみて『はぁー』って思うことばかりです。でも、その反省がなくなったら女優を辞めるしかないと思っています」と演じることへの姿勢は真摯そのもの。
役柄からか、“強い女性”のイメージもある。実際“あねご肌”でもあるようで、内田有紀からは“姉さん”、先輩女優の吉永小百合からは“アニキ”と呼ばれている。
また、親交のある氷川きよしが歌う映画「老後の資金がありません!」の主題歌「Happy!」の映画版PVで、ダンスを披露している天海。VTR出演した氷川から「格好良かったです。“女性の憧れ”ですよね」と絶賛された。
林先生から「落ち込んだときには、どんなふうに対処されるんですか?」と聞かれた天海は、「落ち込むことは大事なことだと思っていて。なぜ落ち込んだのかを分析すると、そこにはやっぱりできないことへの悔しさやいらだちが必ずあるんです」とした上で、「もし何の対処法もない落ち込みだったら、どうしようもないから落ち込むのをやめる。対処できないなら、落ち込んでいるだけ時間がもったいないから切り替えます」と驚きの対処法を告白。
切り替え方も非常にシンプルで「自分は落ち込んでいない」と思うことだという。話を聞いていた林先生は「やっぱりすてきな“アニキ”ですね」とその人柄に感じ入っていた。
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