道枝駿佑、目黒蓮、福本莉子、鈴木仁が“消えた初恋”エピソード語る「消えてなくなりました…」

2021.10.06 05:00

10月9日(土)スタートのドラマ「消えた初恋」(毎週土曜夜11:30-0:00、テレビ朝日系)の記者会見が10月5日に都内で行われ、W主演のなにわ男子・道枝駿佑、Snow Man・目黒蓮、共演の福本莉子、鈴木仁が登場。それぞれの役どころや、「自身の“消えた初恋”」「好意があると勘違いしてしまいそうになるしぐさ」「撮影中にキュンとした出来事」「メンバーからの反応」などを語った。

同作は、現在「別冊マーガレット」(集英社)で連載中の同名漫画を実写化。クラスメイトの橋下さん(福本)に片思い中の男子高校生・青木(道枝)だが、ひょんな出来事から、硬派な井田(目黒)と三角関係に。青木の親友・あっくん(鈴木)を巻き込み、勘違いが勘違いを呼ぶ、意外過ぎる展開が話題の異色のラブコメとなっている。

11月12日(金)発売のなにわ男子のデビュー曲「初心LOVE」に合わせて登場した4人は、まず、それぞれの役どころを自己紹介。

道枝は「僕が演じる青木は、すごく心優しい明るい男の子で、でもちょっと言葉足らずなところがあったり、不器用なところがあります。橋下さんのことを天使と思っているんですけど、ある勘違いがきっかけで、(その恋が)どういう恋になっていくのかというところを楽しみにしていていただけたらなと思います」とアピール。

目黒は「井田くんは、とてもピュアで真面目で、バレー部に所属している男子高校生なんですけど、まだ恋愛もしたことないですし、好きが何なのかも理解していない。そんな中、ある勘違いで、『青木が僕のことを好きなんじゃないか』と勘違いして、そこから青木に真剣に、真正面から向き合っていくという、そんな役です」と力強くコメントした。

福本は「橋下さんは、引っ込み思案で、恥ずかしがり屋で、みんなに天使天使って言われているかわいらしい女の子なんですけど、実は力が強いというギャップも持った女の子です。青木くんに『イダくん』と書いた消しゴムを間違えて渡しちゃって、そこから恋が始まるという物語になっています」とコメント。

鈴木は「あっくんは、とにかく人の恋愛を応援して、ややこしくしていく人間です。青木の大親友です」とあいさつした。

「10年20年先もずっと歌い続けていく曲」

同ドラマの主題歌は、Snow Manの新曲「Secret Touch」と、なにわ男子のデビューシングル「初心LOVE」。

W主題歌について、道枝が「(「初心LOVE」は)歌詞がドラマにぴったりですし、曲調もポップでかわいらしい曲になってますし、現場でもみなさん歌ってくださったりとか、『サビのメロディーが耳に残りやすいね』と言ってくださったりするのでうれしいです」とコメント。また、続けて「先輩のSnow Manの皆さんとW主題歌でドラマを盛り上げられるのは光栄なことなので、一緒に盛り上げていきたいなと思っています」と話した。

目黒は、そんななにわ男子の楽曲について、「ドラマの世界観にも合ってますし、やっぱりサビのメロディーがすごく耳に残るんですよ。それってすごく大事だなと思って。しかもこれがデビュー曲ということで、10年20年先もずっと歌い続けていく曲だと思うんです。ほんとにすてきな曲なので、早くこのドラマの世界観の中で聴きたいなと思いました」と語った。

福本も「W主題歌って聞いて、どっちのファンの方もすごく救われるだろうし、みんなハッピーでいいなと思いました。どちらの曲も系統は違うんですけど、ドラマにぴったりで、二曲とも素晴らしい曲で、本当にありがとうございます」とコメント。

鈴木は「音楽がこのドラマをさらに盛り上げてくれると思います。また、お互いの感情が二つの曲で現れると思うので、いいなと思います。W主題歌と聞いたときに、どういうことだろう？と最初は思ったんですけど、二つあるからこその良さがこのドラマで伝えられるんじゃないかなと思います」とした。

“消えた初恋”エピソードを語る

作品のタイトルにちなみ、「“消えた初恋”と聞いて思い出すエピソードはありますか？」と問われると、道枝は「去年の冬に服を見に行って、一目惚れしたコートがあったんですよ。でも手持ちがなくて、今度来た時に買おうと思って後日行ったらそのコートがなかったこと」と回答。

すると、目黒が「そのコート、俺が探し出してきてあげるよ」と男気を見せる場面も。

また、目黒は「小学5年生くらいのときに、初めてわんちゃんを飼うことになったんです。僕その時サッカーの試合をしていて、合間の休憩で親に『犬飼うことにしたから』と言われて、喜んでドキドキしながらいたら、後半戦全然集中できずにボロ負けしたということがありました(笑)」と語った。

福本は「幼稚園のときにクラスにすごくモテる男の子がいて、私もその子が好きで。幼稚園のときってどこへ行くにも手を繋いでいくじゃないですか。それで、たまたま背の順でその子と手を繋げてうれしかったな、という思い出があります」と笑顔でコメント。

鈴木が「初恋は生涯に一度だけなのですごくすてきだと思うんですけど、あんまり覚えてないんですよね…消えてなくなりました。ほんとに“消えた初恋”です」と悲しげに発言すると笑いが起き、「アルバムとかで、親と一緒に写真見たりするじゃないですか。『この子好きだったんだよ』とか言われたけど全然覚えてなくて、ほんとに一生に一度の初恋なのに、何も思い出がなくて寂しいなと思ってます」とおどけてみせた。

消しゴムで消す動作がお気に入りの4人

また、ドラマの放送を前に、すでに“消え恋”というワードがSNSで盛り上がっているという話を聞いた4人が、「これぞ消え恋！」といえる胸キュンポーズを考案し披露。

“消しゴムで消す動作”と手で作ったハートを組み合わせて“消え恋”を表現した、この胸キュンポーズを考案した4人は「ぜひ皆さんにもやっていただきたいです」と呼びかけながら何度もポーズを取っていた。

役との共通点や、メンバーの反応を明かす

さらに、「役柄の中でここはすごく自分と似てるな、また違うなと思うところ」を問われると、道枝は「言葉足らずなところは似ているかなと思います。違うなというところは、青木ほど僕は明るくないこと」と答えた。

目黒は「井田くんってふとした時に言った言葉がすごくストレートで、胸に刺さるというか、ほんと真っすぐなんです。僕は、それこそSnow Manのグループでいる時も、メンバーに対しては“自分が思ったことは、本気で思っているんだったら悔いのないように伝えよう”と心掛けていたので、そこはすごく共感しました」と発言。

また、「井田くんは笑顔から悲しい顔の振り幅が狭いんです。僕は笑う時も井田くんよりもっと笑ったりするんですけど、それを抑えて井田くんの表情の幅の中で表現するのが、絶妙なラインで難しいなって思います」と、自分とは違う一面に苦戦していることを明かした。

「出演に際してメンバーは何か言っていましたか？」という質問には、道枝は「『頑張ってね』『ドラマ楽しみ！』と言ってくれました」と、反応があったことを報告。

一方、目黒は「メンバーみんな自分のことのように喜んでくれたり、それこそクランクインする日付になる瞬間に『今日からだね、頑張ってね』と連絡もらったりとか、僕が誕生日を迎えるかのようなテンションで喜んでくれてました」と笑顔を見せた。

また、「特にメンバーの佐久間(大介)くんがずっと読んでた作品で、『マジで井田くんめめ(＝目黒)にめっちゃ合うよ！』と言ってくれたのがすごくうれしかったです」と語った。

目黒の「タッチが多いのは嫌」発言に「まさに井田」

劇中に出てくる、井田が青木に床ドンするシーンについて聞かれると、道枝は「すごく空が晴れてたんですよ。目黒くんの輝きと太陽のまぶしさでより一層まぶしくて、目がくらむくらいでした(笑)」と発言。

目黒は「もちろんやったこともなかったので、新鮮な気持ちでやらせてもらいましたし、真上から見る道枝くんにきゅんとしました」と語った。

また、「好意があると勘違いしてしまいそうになるしぐさ」を問われた4人。

目黒が「ド定番かもしれないですけど、タッチが多いのは『えっ？』と思っちゃいますね。でも、タッチが多いのは嫌です、僕は」と真っすぐに発言すると、「すっげーストレート(笑)」(鈴木)、「まさに井田だな」(道枝)とのリアクションが。

鈴木は「すごく目が合うとかは勘違いする要素なのかな？と思います」とし、道枝も「目が合うのもそうですけど、チラチラ見るとかですね」とコメントした。

そして福本が「頭ぽんぽんとかですか？」と投げかけると、「それ、勘違いじゃないよ、相手狙ってるよ(笑)」と鈴木から忠告が入る一幕も。

また、「共演者のかわいいなと思った部分、きゅんとした部分を教えて」との質問には、目黒が「道枝くんが焼きそばをこぼしたことですね」と回答。「みんなでバーベキューをしているシーンで、カットがかかった瞬間に、その場にバーッてこぼして(笑)。それがまさに青木っぽくてかわいらしいなと思いました」と、道枝にまつわるエピソードを明かした。

一方の道枝は「目黒くんにきゅんとします。さらっとスマートに気配り、気遣いしてくださるので、かっこいいなと思います」と話した。

道枝「ギャップがいい」目黒「努力家」とお互いを褒め合う

「共演してみて改めて気付いたお互いの魅力は？」について、目黒は「道枝くんは19歳なんですけど、すごく落ち着きがあって大人。19歳の頃の自分はそんなに落ち着いていなかったので、『すごいな。かっこいいな』って思います。あと、道枝くんはシーンの撮影が終わるたび、細かくモニターチェックをしているんです。努力家で、そういうところもかっこいいなと思いました」と語った。

それを受けた道枝は「目黒くんって普段クールなんですけど、会話しているときにちょっと笑顔で笑ってくれると、ギャップを感じていいなと思います」とし、さらに「なにわ男子の曲も『サビが耳に残るね』『いい曲だね』って真っすぐ伝えてくれるので、それもすごくありがたいなと感じます」と感謝を言葉にした。

最後に、道枝は「毎週ドキドキが高まっていくようなラブコメディーですので、本当にピュアな気持ちになれますし、恋愛のコミカルな部分も面白いと思うので、楽しみにしていただけたらと思います」とコメント。

目黒は「クスっと笑えたりとか、キュンキュンしたりとか、本当に青春のキラキラが詰まった作品になっていますし、素直に、人が人を好きになる素晴らしさが込められた作品だと思うので、みなさんぜひキュンキュンしてください」とコメントし、会見は終了した。