主演の白洲迅(左)とヒロインを演じる横田真悠(右)

白洲迅、横田真悠との胸キュンシーンに「これ女子的には良いんだ…」<「どうせもう逃げられない」 インタビュー>

2021.09.16 08:00
主演の白洲迅(左)とヒロインを演じる横田真悠(右)

9月16日(木)より、白洲迅が主演を務めるドラマ特区「どうせもう逃げられない」(毎週木曜深夜0:59-1:29ほか、MBSほか)がスタートする。

同作は「プチコミック」(小学館)にて連載された一井かずみの同名漫画を原作に、一見チャラくていい加減に見えるデザイン会社社長・拓己(白洲)と、その会社にアルバイトとして採用された、平凡なOL生活に憧れる不器用なほど真っすぐな女の子・なほ(横田真悠)の恋を描くピュアラブストーリー。

出会ったときから女性にいい加減なところをなほに見られてしまう拓己だが、なほのことは気に入ったようでアルバイトに即採用。仕事を通して徐々に2人の距離は近づいていき、なほの拓己に対する感情も変わっていく。しかし、拓己には恋に本気になれない理由があった――という物語だ。

今回、WEBザテレビジョンでは、本作が初共演となる2人にインタビューを実施し、お互いの印象や作品の見どころなどを聞いた。

――お2人は今作で初共演とのことですが、実際に共演されてみていかがですか?

横田:向坂さん(拓己)はイタズラ好きなキャラクターなんですが、カメラが回っていない時も(白洲が)イタズラを仕掛けてくるので「向坂さんみたいだな」と思いました。最初にお会いした時がポスター撮影だったんですが、その時に“膝カックン”してきたり…。

でも、私が泣かなきゃいけないシーンの時には私が感情を作りやすいような空気を作ってくださったり、そのシーンが終わった後は“なぞなぞ”を出してリラックスさせてくれたり…相手や周りの事を第一に考えて気を配ってくださる方だなと思いました。

――白洲さんは、キャラを作って接したわけではなく、素の状態でイタズラを仕掛けられたんですか?

白洲:(少し照れた表情で)子どもの頃からよく弟にイタズラをしたり、元々イタズラが好きなところはありますが、役を演じる上でどういうふうに接していくかは考えています。でも、今回その関係性を作りやすかったのは、横田さんの人間性だと思います。

バラエティー番組などで横田さんを拝見していて、フワフワしていて面白い子なのかなっていう印象を持っていたんですが、実際お会いしてみるとすごくしっかりした筋の通った子だなという印象を持ちました。自分のことは自分でやりますというところや、礼儀もしっかりされていて、若いのにすごいなと感心しちゃいました。

横田:ええー!うれしいです…!

白洲:末っ子感はたまにあるけどしっかりしていて。親御さん厳しかった?

横田:いや、甘々でしたね。怒られたことあんまりないですね。

白洲:じゃあこの世界でちょっと揉まれたのかな…?

横田:そうかもしれないですね(笑)

――撮影の合間で印象的な出来事はありましたか?

白洲:(横田は)しょっちゅう“ゆで卵”を食べてます(笑)

横田:食べてる食べてる(笑)。白洲さんは、私が果汁グミ食べてたら、「わあ!果汁グミだ~!」って言ったんですよ。「いいな~」とかなら分かるんですけど、そんな反応する?って思って(笑)

白洲:いいじゃんかよ~(笑)。大好きなんですよ。

横田:その日は私が早く撮影終わったので、(グミを)あげて帰りました。

白洲:そう、くれたんですよ。残り3つくらいのを(笑)

横田:3つしかなかった(笑)

白洲:いやでも、あれで頑張れたよ。

横田:良かったです。

――今作は、“「恋」したくなるような、一途でピュアなラブストーリー”となっていますが、台本を読んだ感想を教えてください。

白洲:なほが素晴らしい子だなっていうのが最初の感想です。どんな登場人物も欠点が描かれることが多いと思うんですが、なほには欠点がなくて。人を信じやすい性格故にだまされたりして、本人はそんな自分の性格に悩んでますけど、くじけないし、素晴らしいヒロインだなと思います。

横田:台本を読んで、もちろんキュンキュンしましたし、向坂さんが抱えている過去のトラウマが大き過ぎて、なほはつらくてもあきらめないで(向坂を)救ってほしいなと思いながら読みました。

――実写化を楽しみにしている原作のファンの方もいらっしゃると思いますが、漫画原作のキャラクターを演じる上でプレッシャーなどはありますか?

白洲:もちろんあります。これまで原作がある作品を演じさせてもらうこともありましたが、僕自身漫画自体もすごく大好きだし、だから自分の好きな作品が実写化されたときに、漫画好きの観点から見たときに何か違うなと思ってがっかりすることはありますし、なので僕は原作のイメージを大事にしたいタイプです。

白洲迅、少女漫画を読んでいた学生時代「めっちゃキュンキュンしてた」

――漫画がお好きとのことですが、少女漫画を読まれることもありますか?

白洲:最近はなかなか読む機会が減りましたけど、学生の頃はよく読んでましたね。

横田:え~!そうなんですね…!キュンキュンしてたんですか?

白洲:めっちゃキュンキュンしてた(笑)。

横田:実際にこれやってみよう~とか!?

白洲:実際にやるのは難しいけど、「かっけぇな~こんな男になりたいな」とか(笑)

横田:良いですねその生き方!

白洲:ははははは!…生き方!?

横田:そう思っていても、なかなか口に出せないシャイな方が多いじゃないですか、だから良いと思います!(満面の笑みでグッドポーズをとる)

白洲:ありがとうございます!グッド頂きました(笑)

――横田さんは、漫画原作のキャラクターを演じることについて感じることはありますか?

横田:原作ファンの方がたくさんいらっしゃる作品の実写化のヒロインを私が演じるということで、「違うな」と思う方もいらっしゃると思いますし、プレッシャーはもちろんあります。ヒロインを演じるのは今回が初めてなんですが、泣くシーンがたくさんあったり、なほは感情が動く子なので、そういった部分をしっかり表現して、彼女が読者の方に愛されたように、ドラマのなほも愛してもらえるようなキャラクター作りをしなきゃいけないなと思いました。

――愛されるキャラクターを演じるにあたり、何か意識していることはありますか?

横田:事前に、河原瑶監督にリハーサルをやっていただいたんです。その時にせりふの間が長いと、ちょっとあざとくなったり、“かまってちゃん”感が出てしまうということを監督にアドバイスしていただいて。そこを足し算引き算していくのが結構難しかったですね。良い子だけど良い子に見られ過ぎないように探りながら演じています。

――今作が初のヒロイン役ということですが、演じる上で意識していることはありますか?

横田:ヒロインだからということではないのですが、撮影で向坂さんや相手との言葉のキャッチボールをする中で、自分が何を感じたかというのを表現するのが大事なのかなと思います。

白洲:そこが素晴らしいと思います。目の前で起きていることを受けて、ちゃんと返すっていう単純なことが一番難しいと思うんですが、(横田は)嗅覚というか、センスが良いというか、そこをちゃんとできる女優さんだなと思います。すみません、上からで…僕も日々精進です、僕もそういうふうに演じていたいなと思っていて。(ペコっと頭を下げる)

横田:(恐縮しながら)いえいえいえいえ…!でも何回も演じていると慣れてきてしまいますよね。

胸キュンシーンを演じながら「これ女子的には良いんだ…」

――今作ではさまざまな胸キュンシーンが出てきますが、お二人が好きな胸キュンシーンやセリフはありますか?

横田:1話で、なほが向坂さんに「他にも、痛いとこあんだろ」って言われるシーンがあるんです。今まで誰にも気付いてもらえなかったところを向坂さんに気付いてもらって、なほはその一言で救われたような気持ちになるというか。誰しもプレッシャーやストレスを感じている部分があると思いますが、その一言を向坂さんに言われたときは、演じながら「心ってこんなに痛くなるんだ…」っていうくらい苦しい気持ちになり、うれしい気持ちにもなりました。

白洲:そのシーンは、なほの頬をつねりながら「他にも、痛いとこあんだろ」って言うシーンだったんですが、つねりながら「これ女子的には良いんだ…」って思いながら探り探り演じました(笑)。ドジな部分や、自分のことより他の人の幸せを優先させたり…なほの内面を拓己が知っていく中で、「守ってあげたい」という気持ちが溢れ出てしまって、頬をつねったというプロセスもかわいいなと思いました。

――白洲さんが、なほを愛おしいなと思うところを一つ挙げるとしたらどこですか?

白洲:やっぱり笑顔ですね。マジで撃ち抜かれるようなキラースマイルをするから、拓己的にはすごく救われるし、時にはまぶしくて見れなかったりします。

――横田さんは、拓己をいとおしいなと思うところはどこですか?

横田:私は、ずっと気を張っていた向坂さんが、なほに「ごめん、弱音吐いた」って言う場面があるんですが、無意識のうちに弱音を吐いちゃったのかなって感じて。そのギャップがいとおしいし、守りたいなって思いましたね。

――デザイン事務所「ソロ・デザインオフィス」のシーンでは、浅香航大さん、草川拓弥さん、石田ニコルさんも登場されますが、撮影現場の雰囲気はいかがですか?

白洲:現場の雰囲気はとっても居心地が良いですね。意外と皆シャイなのか、自分から話し掛けるタイプの人が少ない…(笑)。わちゃわちゃみんなで盛り上がる現場ではないんですけど、そこが心地良いんです。

横田:石田さんの笑い声が響き渡るときがあって、明るい雰囲気になりますよね!

白洲:確かに!良い笑い声だよね。

横田:着替える一瞬だけでも明るい笑い声が聞こえてきて、ほのぼのします。

白洲:航大くんは途中から撮影に入ってきたんですが、気付いたらみんなと話していて。「もうみんなとしゃべれてる!」って驚きました。あと、石田さんと草川さんはめっちゃゲーマーなんです。よくゲームの話で盛り上がってます。俺も話に入りたいな…って思うんだけど、余裕がない(笑)。

――皆さんでお話するときは、どんなお話をすることが多いですか?

白洲:趣味は何ですか?部活何やってたか?とか、他愛もない話をしてます。男同士では、スタジオのベランダでここでは話せないような話も、いろいろしたりしてますね(笑)。

横田:ですって!(笑)。

白洲:ははは!そのくらい仲良くやってます。

白洲迅、初共演の横田真悠に「いろいろ質問攻めにしました」

――これまでお話を聞いていて、お二人の息がすごく合っているなと感じたんですが、最初から打ち解けられたのでしょうか。

白洲:時間を経てここまで打ち解けられたって感じですかね。

横田:私は自分から話し掛けられないので…。

白洲:ね、本当そうだね(笑)。

横田:だから話し掛けていただかなかったらこうはなってなかったですね。

白洲:僕自身、普段は自分から話し掛けるタイプではないんです。でも今回はジャブ打っても返しが弱い感じだったので「話し掛けていこう!」と思って、いろいろ質問攻めにしましたね。

横田:人見知りでなかなか話し掛けることができないので、仲良くなる前に撮影が終わっちゃうことが多いんです。なので(白洲さんと)こんなにおしゃべりできることは珍しいです。

白洲:そうなんだ。じゃあ、俺の功績だ…(笑)

――最後に視聴者の皆さまにメッセージをお願いします!

白洲:ラブストーリーとして、すごくヤキモキしながら楽しめる作品だと思います。拓己の前に女神様(なほ)が現れて、救われていくさまを見てほしいですし、なほを応援したくなる気持ちにもなると思うので、そこを楽しんでいただけたらと思います。

横田:向坂さんに何度も振り回されながら、諦めずに必死に向坂さんに向き合うなほを応援してほしいし、なほが向坂さんに引かれるように、視聴者の皆さんも気付いたら向坂さんに引かれていくと思うので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。

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