わちみなみ、大反対だった親がグラビア仕事を認めてくれるまで「連絡を3カ月無視したことも…」
2017年にグラビア界に舞い降り、明治大学卒&Hカップの圧倒的バストの才色兼備の美女としてシーンを席巻したグラビアアイドル・わちみなみ。8月31日には2年半ぶり・2冊目となる写真集『WM』(光文社)を発売した。すべて国内で撮影しながらも「まるで日本じゃない」“非現実”感を感じられる1冊になっている。今回は写真集にかける想いとともに、わちのこれまでの活動を振り返ってもらった。(前後編の後編)
>>前編は
──わちさんがこの世界に入ったきっかけは、大学3年生のときに副賞のUSJチケット目当てに応募した「プレミアム水着ガールズオーディション」とのことですが、その前から芸能界に興味はあったんですか?
わち 全くなかったです(笑)。ファッションが好きだったので、SUNデザイン研究所(※ファッションイベントのトータルプロデュースを行う会社)でバイトをしていたんですけど、ファッションショーに出るモデルさんを誘導したりする方でした。明治大学のミスコン「明治ガールズコレクション」でも裏方をやっていたぐらい、自分が表に出たいという気持ちはそれまでなかったんです。
──「プレミアム水着ガールズオーディション」でグランプリを受賞したのをきっかけにグラビアデビューしますが、水着になることに抵抗はなかったんですか?
わち 人前で着替えるのも初めてですし、もちろん抵抗はありました。でもお仕事ですし、スタッフさんにも迷惑がかかるので、まずは言われるがままトライしようと思っていました。
──その時点ではグラビアアイドルとしてやっていこうという気持ちではなかった?
わち そうですね。就職しようかなという気持ちと半々でした。当時は編集者になりたいと思っていたので、就活で光文社や集英社、講談社など出版社を受けていたんです。でも、講談社の試験が予想以上にいいところまで進んだのと同時期にホリプロからスカウトを受け、『ヤングマガジン』の初表紙が決まって……。役員面接のときに「御社の最終面接と、『ヤングマガジン』の表紙撮影の日程が被っているんです」と正直に伝えたんです。
──役員の方も驚くでしょうね(笑)。
わち 今でも鮮明に覚えているんですけど、シーンとして、みなさん固まっていました(笑)。結局、講談社の試験には落ちたんですけど、面接のときにはもう「私はホリプロに行きたいんだ」って確信が持てていたので、グラビアの道を選びました。
──その思いがでたのは、それだけグラビアの仕事が楽しかったということですか?
わち 熱中できる仕事だなと思いましたし、もっと極めたいなという思いがありました。ホリプロのマネージャーさんも「一緒に頑張っていきたい」と仰ってくださって、自分が必要とされているなと感じたことも大きかったです。
──そもそも明治大学を選んだ理由は何だったんですか?
わち 根が真面目なのか、いわゆるチャラチャラしたイメージの大学には少し抵抗があって、真摯でアカデミックな雰囲気がいいなと思って明治大学を選びました。遊び感覚で大学に通うのではなく、勉強に専念したかったんです。ただ、明治大学に通うには渋谷駅を経由しなくてはいけなくて、それが最初は嫌でした(笑)。
──渋谷に抵抗のある十代も珍しいですね(笑)。でも大学とお仕事の両立で大変じゃなかったですか?
わち むしろ大学を出て良かった、本当に親に感謝だなと思っています。グラビアだけではなく、そういう付加価値もないと厳しい世界だと感じています。最初は他の人に比べて芸能界に入るのが遅めだったから、「なんで大学に行っちゃったんだろう」って思うこともあったんです。でも『ドラゴン堀江』(※2018年から2019年に放送されたAbemaTV番組)など、お仕事にも繋がったし、ちゃんと勉強した意味もあったなと思います。
──ファッション誌も捨ててしまうレベルのエンタメ禁止令を出していたご両親は、芸能界入りするときにはどういう反応だったんですか?
わち 実は事後報告で……(笑)。『ヤングマガジン』に掲載が決まり、表紙にも小さく写真が載ることになって、さすがに内緒にできないと思って思いきって母に話したんです。「もしかしたら今日発売の『ヤンマガ』に出ているかもしてないけど、ちゃんと就活もしています」みたいな感じで。そしたら怒り狂ってしまって。
──えっ!?
わち 「どういうこと?」と聞かれて、言い訳や説得もしたんですけど、本当に怒り心頭で(笑)。「ちゃんと就活してよ!」とか「アルバイト感覚で、女子大生が軽い気持ちでやっていい仕事じゃない」と正論も言われました。それから毎日、説明を求める電話が20件ぐらいかかってきたんですけど、全部無視して。というのも、当時の中途半端な状態で話しても納得してもらえないだろうし、顔向けできないと思ったんですよね。
──無視していた期間はどれぐらいだったんですか?
わち 3カ月ぐらいだったと思います。当時おばさんと同居していたんですけど、おばさんに「みなみは生きていますか?」って連絡があって、「とりあえず生きている」と伝えてもらったりしていました。
──おばさんも板挟みで大変でしたね(笑)。最終的にお母さんも認めてくれたんですか?
わち 大賛成ではなかったんですけど、「あなたのことはもう止められないし、生半可な気持ちじゃなくて、やるなら突き詰めなさい」と言われました。今は応援してくれていて、写真集の表紙を見たときには「とてもきれいでよかったです」という連絡ももらいました。親にグラビアを見られるのは嫌だったんですけど、デビュー5年目にして初めて今回自分の作品を送りましたね。
──テレビに出たときも感想は届くんですか?
わち たまにありますけど、そっちはダメ出しが多いです(笑)。昨年、『ダブルベッド SEVEN DAY LOVER』(TBS系)というドラマに出させていただいたんですけど、全部観てくれたらしく「もっとドラマに出てください」と言われました。父からは特に何も言われたことがありません(笑)。
──最後に改めて、『WM』の見どころを教えてください。
わち まず表紙の半身浴写真は、他にはないアプローチだと思うので注目してほしいです。それから大変なロケーションではあったんですけど、そのおかげで一皮むけることもできましたし、露出も頑張りました。構成としては、大自然の中に生まれた私が、だんだん人間っぽくなっていくような感じです(笑)。前半と後半では表情も雰囲気もまったく違いますので、その違いも感じていただければと。これからの私の芸能人生が明るくなるようにという決意と祈願をこめての1冊でもあるので、ぜひ見てくださいね!
(取材・文/猪口貴裕)▽わちみなみ1995年1月7日生まれ、福岡県出身。A型。Twitter:@wachi_minamiInstagram:wacchime
▼わちみなみ2nd写真集『WM』(光文社)発売日:8月31日価格:3,300円(税込)9月12日(日)12時から書泉グランデ(東京)にて『WM』発売記念イベントが開催。また、25日(土)にはヴィレッジヴァンガードMAGNET by SHIBUYA 109 店でのイベントを予定している。
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