【TOKYO MER】まさかの「佐藤栞里ロス」に、予測的中のライターも慟哭！

2021.09.06 11:18

提供：asagei MUSE

　日本中がそのシーンに驚き、悲しんだことだろう。

　9月5日放送のドラマ「TOKYO MER -走る緊急救命室-」（TBS系）第10話にて、喜多見涼香（佐藤栞里）がテロリストの爆弾により死亡。それまで続けてきた「死者ゼロ」がストップするという衝撃的な展開が映し出された。

　本作では医師の喜多見幸太（鈴木亮平）がチーフを務める緊急救命チームの「TOKYO MER」が活躍し、様々な事故や災害の現場で“死者ゼロ”を続けてきた。ただ前週の次回予告では“死者1名”がアナウンスされており、初の死者がどんな状況で発生するのかに注目が集まるなか、まさか主人公・喜多見の妹である涼香がその人になってしまうとは、多くの視聴者も頭をガツンと殴られたような衝撃を受けていたようだ。

「第9話の放送後、一部のメディアには『佐藤栞里の出番はもうないのでは？』との予測記事が掲載されていました。その理由はレギュラー出演する『有吉の壁』（日本テレビ系）で佐藤に、自分の収録が終わったことを示唆する発言があったから。結果的にその予測は当たることになったのですが、同記事を執筆したライター自身も佐藤（涼香）が亡くなるシーンには大きなショックを受けて慟哭。もはや予測を当てた喜びなど吹っ飛んでしまったそうです」（ウェブライター）

最終回に音羽と涼香の結婚シーンを期待していた視聴者も多かったのだが…。ドラマ「TOKYO MER」公式インスタグラム（@tokyo_mer_tbs）より。

　第10話ではとある医療系大学で爆発事件が発生し、TOKYO MERから喜多見が駆けつけるも、テロリスト・エリオット椿の策略で校舎内に閉じ込められることに。さらなる爆破の脅しをうけるなか、負傷した教授と女子学生を懸命に治療する姿に、喜多見がテロリストの協力者ではと疑っていた学生たちも進んで治療を手伝うようになる様子が描かれていた。

　この時点では視聴者も、大学内に閉じ込められた誰かが亡くなると思っていたはず。とくに椿の内通者だった女子学生が重篤な状態に陥ったシーンでは、ついにその場面が来たかと思った人も多かったことだろう。ところが学生たち全員が無事救出されたことで、物語は急展開を迎えたのである。

「爆破事件のかたわら、テロリストの椿は涼香に接触。ここで《死亡フラグが立った!?》との悲鳴をあげた人も少なくなかったことでしょう。椿が仕掛けた爆弾で涼香が危篤状態となり、喜多見が懸命に治療するシーンでは《これで涼香が死んでしまうのか…》という諦念が広がることに。妹を失って慟哭する喜多見の姿に、視聴者までもが自らの力不足を抱いていたのではないでしょうか」（前出・ウェブライター）

　視聴者は「涼香ロス／佐藤栞里ロス」を抱きつつ、彼女の仇を取る想いで「TOKYO MER」の最終回を見ることになりそうだ。

※トップ画像は「TBS DRAMA」公式サイトより。