HiHi Jets&美 少年「少年たち」開幕で堂々“桶ダンス” 滝沢秀明発の新たな演目“Crash Beat”誕生<取材全文>
2021.09.05 04:00
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ジャニーズJr.内グループ・HiHi Jetsと美 少年が4日、東京・新橋演舞場で行われた初主演舞台『少年たち 君にこの歌を』ゲネプロ公開及び初日前会見に出席。意気込みを語った。<取材全文>
舞台『少年たち』は、1969年の初演以来、多くの若者たちの感動を呼び、上演のたびにアレンジを加えながら進化を遂げ、『少年たち』シリーズとして歴史をつないできた。そしてこの度、東京・新橋演舞場で初めて『少年たち』の上演される。
2010年に『少年たち』が復活して以来、各方面でも活躍し続けているKis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、SixTONES、Snow ManらがかつてジャニーズJr.時代に出演していたことから、本作は“若手の登竜門”的存在に。今回、新たに『少年たち』に挑戦するのは、ともに新橋演舞場初主演となるHiHi Jetsと美 少年。演出は滝沢秀明が担当。先輩たちからバトンを受け継ぎ、どんな伝説を作り上げていくのか期待が寄せられる。
このほか、少年忍者の稲葉通陽、鈴木悠仁、川崎星輝(※「崎」は正式には「たつさき」)、長瀬結星が出演する。
高橋優斗(※「高」は正式には「はしごだか」):HiHi Jetsの高橋優斗です!皆様、本日はお足元の悪い中、お集まりいただきありがとうございます。明日いよいよ初日を迎えますが、ジャニーズの数々の先輩方が主演を務めてきた『少年たち』というこの舞台を、僕たちHiHi Jetsと美 少年でより今までで一番良い『少年たち』をお届けできるよう、日々精進して参りたいと思いますのでよろしくお願いします。本日はありがとうございました!
井上瑞稀:HiHi Jetsの井上瑞稀です。本日はありがとうございました。最終公演まで全身全霊で1公演ずつ大切に演じていきたいと思っています!
橋本涼:HiHi Jetsの橋本涼です。本日はありがとうございました。僕たちHiHi Jetsと美 少年で新しく作るこの『少年たち』を全力で頑張りたいと思うので、よろしくお願いします。
猪狩蒼弥:HiHi Jetsの猪狩蒼弥です!皆さん、本日はありがとうございました。新しくなった『少年たち』の座を僕たちHiHi Jetsと美 少年に任せていただいたこと、その大きさを実感しながらしっかりと努めていきたいと思いますので、皆さんお力添えの程よろしくお願いします。
作間龍斗:HiHi Jetsの作間龍斗です。本日はありがとうございます。この新橋演舞場に主演として立たせていただけることを本当に感謝しながら、最後まで全力で駆け抜けていこうと思いますので、ぜひよろしくお願いします。
岩崎大昇(※「崎」は正式には「たつさき」):こんにちは!美 少年の岩崎大昇です。皆さん、お越しいただき誠にありがとうございます。『少年たち』を日々進化させながら、千秋楽まで怪我なく無事に終わらせたいと思いますので、皆さん応援の程よろしくお願いします。
佐藤龍我:美 少年の佐藤龍我です!僕たち美 少年、HiHi Jets、初めての主演舞台なので、精一杯毎日毎日成長できるように頑張りたいと思います。ありがとうございます。
那須雄登:美 少年の那須雄登です。本日はお足元の悪い中、劇場まで足を運んでいただきありがとうございます。僕たち11人の膨大なエネルギーを、この歴史ある舞台『少年たち』に注いでいきたいと思っています。よろしくお願いします。
浮所飛貴:美 少年の浮所飛貴です。本日はお越しいただきありがとうございます。より少年に近い年齢の僕たちが、今まで先輩たちが受け継いできたバトンを受け取り、『少年たち』という舞台に新しい風を吹かすことができるように、11人そろって精一杯頑張っていくので応援の程よろしくお願いします。
藤井直樹:美 少年の藤井直樹です。本日はありがとうございます。最後まで怪我なく、病気なく、エネルギッシュに駆け抜けていきたいと思います!よろしくお願いします。
金指一世:美 少年の金指一世です。本日は本当にありがとうございました。今回、HiHi Jetsさんと美 少年の2グループで主演を任せていただくので、すごく緊張しているんですけど、僕たち2グループにしか見せられない舞台を作っていきたいと思うので、よろしくお願いします。
― いよいよ初日を迎えますが、今改めて心境はいかがですか?
高橋:僕たちHiHi Jetsと美 少年は舞台での主演が初めてなので、「こう届けたいな」という意思はもちろんあるのですが、正直お客様にどう届くのか、どう届けることができるのか、ちょっと不安もあります。でも明日初日を迎えられるということで、すごくワクワクしています!やっぱりこのご時世の中で公演をさせていただけるということにすごく感謝しながら、毎日公演を行っていきたいと思っています。
岩崎:やっと来たか!と。発表がすごく早くて、その時はまだ先の話かなと思っていたんですけど、もうあっという間に初日が来てしまって。今日公開ゲネプロをやらせてもらって、これちょっと言っていいのかわからないんですけど、実は、今通したの初めてなんです!
会場:(ざわざわ)
高橋:ちょっと、やめろよ!やめろよ!やめてくれ!(笑)
猪狩:忙しかったからなぁ。
岩崎:あ~、やっぱ嘘です!すみません。
全員:(笑)
高橋:遅いよ!もう間に合わないよ!みんな(記者が)ペン超動いてるもん、今。書いてる書いてる。
橋本:部分的にはやっていたけど、全部通したのは初めてだったね。
岩崎:でもこうやってみんなで通せて、明日初日もあって、もうマジ最高だな!みたいな気持ちで、明日からも頑張っていきたいと思っています。
― マジ最高(笑)。初めて通したということですが、緊張しましたか?
佐藤:しました!
岩崎:めちゃくちゃしました。
高橋:本当に初めてだったもんね。もう言っちゃったからね(笑)。それこそグループ別でやったりとか、誰かがいない状況で通したりはもちろんしていたんですけど、今日全員で最初からSHOW TIMEまでやったのは初めてでしたね。演技で通し、SHOW TIMEで通しはもちろんあったんですけど、初めてがっちゃんこしたんですよね。がっちゃんこしてみて、楽しいなと思いましたし、早く皆さんにお届けしたいなと思いました。すごく特別な体験でした。
岩崎:いや~、本当に楽しかった!
― 歴史ある新橋演舞場での上演となりますが、ステージに立ってみていかがですか?
高橋:瑞稀くんは、ちっちゃい時に…
井上:そうですね。『滝沢演舞場』などでお世話になってはいたんですけど、いざ自分たちが座長という立場でこのステージに立たせてもらうとまた違った景色で、本当に身が引き締まる思いです。より一層緊張しています。
― やはり主演として立つと違いますか?
井上:違いますね。責任感も変わってきますし、皆さんに喜んでもらえるように精一杯頑張りたいなと思っています。
那須:僕たちは、実は新橋演舞場に立つのが初めてなんです。『滝沢歌舞伎ZERO』など、いつも見学席でこちら側(ステージ)を見ていたので、いざこうやって立ってみると、改めて綺麗だなと思います。それぞれの劇場に良さがあると思うのですが、偉大というか、すごく雰囲気があるなと思います。
浮所:僕、個人的にはジャニーズ事務所に入るオーディションを受けた日に、ジャニーさんが「今日『滝沢歌舞伎』のゲネプロがあるから観に行きなさいよ」と言ってくださって、1列目の真ん中で『滝沢歌舞伎』のゲネプロを観たんです!5年くらい前です。滝沢くんにその話をしたら「Jr.の子が何人も来たのを覚えてる」と言ってくれて、そんなステージに僕がこうして今立てていることがすごく感動的でめちゃくちゃ嬉しいです!
岩崎:エモだ、エモ。
― 見える景色は違いますか?
浮所:はい。歴史ある景色だなと思います。頑張ります!
高橋:僕たちジャニーズJr.で、HiHi Jets、美 少年とそれぞれ活動させていただく中で、それはひとつの大きな目標でもあると思うので、そこに対しては常に貪欲に追いかけていたいなと思いますし、またこうして歴史ある舞台を引き継がせていただいたということも、僕たちにとってこれからの活動への自信にも繋がると思うので、意識はしながらですが、それだけではなくまずは『少年たち』を全力で成功させて、ファンの皆様から「応援したいよね!」と思ってもらえるような、そんな姿で活動していきたいと思っています。
岩崎:そうですね。会見の時にも言ったんですけど、劇場入りして「あ、これデビューだな」と思いました。
全員:(笑)
浮所:まだ決まってませんけどね!?
猪狩:せめて成功してからにして!?成し遂げてからだよね!?
岩崎:劇場入りしてリハやって、「あ、これデビューだな」みたいな。
全員:(笑)
高橋:そんな常に意識してたの!?(笑)
岩崎:常に意識してる。やっぱり『少年たち』はジンクスがあるからこそ、僕たちもそこに乗っかって、名を連ねられるように頑張っていきたいです。
浮所:登竜門と呼ばれていますからね。大変嬉しいことです。
― 今日通してみて、手ごたえはつかみましたか?
岩崎:…デビューのですか?
高橋:早いな!(笑)
全員:(笑)
高橋:そこはもう言っておこう!2組ともしたいです!!!それはしたいです!
猪狩:したいですけど、それは別に新橋演舞場に入ったからOKっていうものではない(笑)
浮所:先走りすぎてる(笑)
岩崎:俺だけなの!?(笑)
― わかりました。では岩崎さんはもうデビューが決まったということで!
岩崎:ありがとうございます!よろしくお願いします!!!(笑顔)
全員:(笑)
高橋:シャッター音がすごかったですね!やっぱり伝わってくるもんですよね。カシャカシャカシャカシャ!って。僕がオープニングで喋ってる時以上にきてましたから、伝統って怖いなと思いました(笑)。作間が今回、桶ダンスを仕切ってるんですよ。
作間:僕が「左手~右手~ゴシゴシ~」ってやってたんですけど、いや~あのシャッター音は気持ち良かったですね~。
全員:(笑)
高橋:注目度がね!(笑)
作間:やっぱり、見えてないかな?とかね。ヒヤヒヤしますね、あのシーンは。
浮所:ジャニーズ事務所に入って、あんな姿で舞台に立つ日が来るなんて、多分思ってなかったんじゃないかなと思います。新鮮でしたね。本当に新鮮でした。
岩崎:あの格好で袖とか歩くと、もう怖いものなくなるよね。マジ全裸でもいけるんじゃね?
全員:(笑)
高橋:ダメだよ!(笑)それこそ、桶ダンスはA.B.C-Zさん、Kis-My-Ft2さんがやっていた頃からあるんですよ!昨日ちょうど河合(郁人)くんにお会いしまして、「明日会見があるので、何かアドバイスください」って言ったら、「エビキスが『少年たち』をやる時に一番最初に決まったのが桶ダンスだった」って。
全員:え~!?
高橋:ジャニーさんがめっちゃこだわってたらしい。「桶ダンスだけは絶対やるんだよ!」って。照明とかも人一倍こだわっていたと。河合くんが「桶ダンス自体もこうやって世代を跨いで受け継がれているのは、冗談なしですごい嬉しい」とおっしゃっていたので、僕たちも全力でやっていって、後輩に桶ダンスをやらせたいなと思います。
― ジャニーさんが見たら、なんて言うでしょうか?
高橋:どうですかね?桶ダンスについて言うんですかね?
岩崎:桶ダンスについて、「もっと頑張れ」って。
高橋:(笑)
猪狩:でも気分屋な方ですからね。今見たら「何やってるんだ!」って怒る可能性もあります。でも喜んでるんじゃないですか?「ジャニーさんが言ったんでしょ」って言ったら、「あぁ、そうだった」ってなると思う。なんとも言えないですけど、届ける気持ちで。
高橋:ジャニーさんがすごく大好きだった舞台のひとつなので、僕たち自身もどういうことを伝えればいいのかとか、ジャニーさんが伝えたかったことは何だろうなとそれぞれ感じながらやっているので、もうジャニーさんの声は聞こえませんけど、ジャニーさんの意志を大事にして、どう伝えればいいのか、そういうのはすごく考えたつもりではいるので、褒めてくれなくても笑ってくれたらいいなと思います。
― 見てくれていたらいいですね。
高橋:そうですね!そういうのも考えながらやると、より気が引き締まりますね。
― 桶ダンス前の胸キュン台詞はアドリブですか?あれは日替わりになるのですか?(ゲネプロでは作間&浮所が胸キュン台詞を担当)
作間:あ~!あの桶ダンスのですね!
浮所:日替わりじゃないとダメです!日替わりじゃないとあれはダメです!
猪狩:いや固定でもいいですけどね?
浮所:ダメです!ダメです!(笑)
作間:これはちゃんと日替わりにします!ちゃんと台本にも「○○」と書いてあるので。
井上:稽古の段階でも何回かやらされてるんですよ、あれ(笑)
浮所:稽古がやっぱり一番きついんですよ!僕らとスタッフさんしかいない中で胸キュンをやるので、まぁ空気が重たかったですよね(笑)
那須:一番やばいのが、さくちゃん(作間)が僕を指名した時があって、「那須、おもしろいことやってくれよ!」「え~!?」って(笑)
全員:あった、あった!
橋本:雑な振り(笑)
岩崎:出題者も難しい。
高橋:出題者同士でも(笑)
浮所:まさかこんなことになるとは思ってなかったんです!
作間:まさか俺に来るとは思わなかったよね。俺から出したのにね。まぁそこは頭をフル回転させて。一番緊張するシーンです。
浮所:確かに(笑)
作間:あんな格好して胸キュンとか、すごい状況だから(笑)
全員:(笑)
猪狩:桶ダンスは僕たちのひとつのテーマでもあるんですけど、「どのくらいキャラを重視するのか」。ゲネプロでもすでにそれぞれ桶ダンスでキャラクターが崩れてる。岩崎が一番やばくて、皆さんお気づきになったかもしれないんですけど、人一倍桶ダンスで声を出してる。誰よりも。「あいっ!あいっ!」…見ました!?その直前で優斗と2人で殴り合ってるんですよ?どのくらいキャラを守っていくのかっていう。
岩崎:裏設定で、めちゃくちゃ桶ダンス大好きっていう設定だから。
全員:(笑)
岩崎:(入浴の時間が)3日に1回しかみんなで合わせられないから、その思いが爆発しちゃって。
― 爆発しすぎていて、隠しきれていなかったような…
全員:あれ!?
猪狩:それは誰ですか!?
― おそらくHiHi Jetsです。
全員:え?誰?誰?挙手制?
― 猪狩さんか橋本さん。
全員:(笑)
猪狩:ちょっと待って、俺だけは違うと思ってた!
橋本:俺か!?しっかりポロリを防止しておきます。
猪狩:ポロリはあるよ!!!(ピース)
全員:(爆笑)
記者:(大量のシャッター音)
高橋:お前、これで明日「少年たち、ポロリもあるよ」って出たら最悪だよ!!!(笑)
橋本:びっくりしちゃうから(笑)
高橋:絶対ダメだよ!(笑)ないですからね!皆さん!!
猪狩:本当にマジで使われますからね!
高橋:キーマン、あるんじゃないですか?今回。
金指:まぁ、キーマンポイントはありますよね。(ニヤリ)
高橋:自己紹介してもらっていいですか?改めて。
金指:どうも!キーマンの金指一世です。
全員:(笑)
猪狩:今回の『少年たち』のキーマンです!これ自称じゃないんです!滝沢さんのほうから「金指はキーマンだから」ってお墨付きをいただいたので(笑)
金指:そうですね。僕の役は今回、他の10人、みんなの心を動かすシーンがあるんですけど、そこを見てほしいですね!キーマンのパワー!僕の、キーマンパワーを見てほしいです。
猪狩:「パ」の破裂やばいな。
金指:多分、僕が今まで舞台に立った中で一番大きな声を出していると思うので、そこの迫力や声量に注目してほしいです。「脱獄しようよ」!!!!!脱獄シーンのところです。お願いします。
那須:あそこのシーンはみんな声が出ているんですけど、10人の声を金指が超えてくるんで。
猪狩:あそこでピリッと変わるもんね。
高橋:さすがキーマン。
金指:ありがとうございます。
浮所:喉のケアをしっかりしてくださいね!
金指:ありがとうございます!喉のケアだけはちゃんと気をつけていこうと思います。
― 皆さんそれぞれ全体的に声が低めな印象を受けたのですが、いかがですか?
岩崎:でも、受刑者としては…
全員:(笑)
猪狩:受刑者でくくらないでほしい(笑)。まぁ、そうなんだけど。
岩崎:少年院の中にいる人としては、やっぱり日々溜まっていくものがあるので、低いトーンでの叫びが多いよね。
高橋:確かに、世の中に対しての辛い気持ちがそれぞれにあるので、各々ですごく考えてきているのかなと思いながらやっています。
高橋:最後に「Crash Beat」という太鼓の演目があるんですけど、とにかくあれができないと「芝居させないから」と言われました。
岩崎:最初はね。
猪狩:滝沢さんの「Crash Beat」にかける思いがすごい。俺らも「芝居やったほうがいいんじゃないですか?」と言っても、「いや、まずはCrash Beat!とりあえずこれをやってから次行こう!」って、そこへの熱がすごかった(笑)。多分ですけど、「Crash Beat」のリハは毎回いたんじゃないかな(笑)
全員:(笑)
猪狩:太鼓を叩くだけなので指導する先生はいるんですけど、毎回いらっしゃいました。
那須:僕たち11人のスケジュールがなかなか合わなくて、リハ映像でもいない人の代わりに振付師さんとかが入ってくださっていたんですけど、その映像を観ていたら端のほうで滝沢さんが…(ノリノリで登場する滝沢秀明を再現)
全員:(爆笑)
岩崎:めちゃくちゃノってんじゃん!
橋本:しかもめちゃくちゃにこにこしてたよね(笑)
高橋:滝沢さんがこんなにずっと稽古に立ち会ってくださって演出してくださるという経験は、今までで初めてでした。お芝居のシーンでも、任せていただけるところは任せていただけるんですけど「ここのシーンはこういうことをちゃんと伝えたいんだ」という意図とかをちゃんと説明してくださったりして、密な濃い時間を過ごさせていただきました。舞台に対して「こういう作り方もあるんだ」と、今まで感じたことのない経験をさせていただいて、毎日すごく勉強させていただいています。
― 厳しい演出家ですか?
岩崎:いや、めちゃくちゃ優しいです!
猪狩:優しいですね。
那須:結構怖いのかなと思っていたんですけど、全然そんなことなくて「ここはもうちょっと声を出してみたらいいんじゃない?」と提案するような感じで指導してくださって、すごく優しかったです。
高橋:ただ、「『Crash Beat』をやらなきゃ芝居させないから」っていう目はガチでした(笑)
猪狩:めちゃくちゃ眉毛がキリッ!ってなってた。
全員:(笑)
― 上から水が落ちてくる演出は誰が考えたんですか?
全員:滝沢さんです!
― やはり?好きですよね。前にもありましたもんね。
全員:ちょっと!(笑)
猪狩:ちょっとバカにしてますね?(笑)
浮所:怒られますよ!(笑)
高橋:これ聞いてますからね!
猪狩:どこかにいるんじゃないですか!?
― 『滝沢革命』とかで…
井上:「女と男のLOVEと書いて、これを革命と読みます」。
― それです(笑)
高橋:水が来た時は、来たな、と思いました!これは滝沢さんの演出だ、と。でもやってみるとしっくりくるんですよ。僕たちでは思いつかなかった発想なので、それこそ『少年たち』が決まった後に、「Crash Beat」が一番最初に決まっていましたね。
猪狩:ジャニーさんでいう桶ダンスみたいなものですよ!「Crash Beat」をやるんだ、と!
高橋:その使命感がね(笑)。「Crash Beat」も伝統にしていくんじゃないですか!?
猪狩:受け継がれていくんじゃないですか!?
橋本:確かに(笑)
― 新たな伝統の始まりですね!「Crash Beat」の稽古時間はどれくらいかかったんですか?
浮所:『少年たち』の一番最初の稽古が「Crash Beat」でスタートしたんです。だから、「Crash Beat」スタートの『少年たち』だなぁ~なんて思いながら…どのくらい練習しましたっけ?
岩崎:全体で合わせたのは3、4回くらい。
猪狩:全体リハーサルがほとんどなくて、各グループとか、あとはその日行ける人が行って先生に教えていただいて…それくらいやらないと間に合わないくらいちょっと難しい演出なので、人によって違うと思うんですけど、全体では3、4回くらいしかリハーサルできていない。
那須:だからそれぞれ空き時間に練習してましたもんね。8分弱くらいある大ナンバーなので。
高橋:すごいですよ。やっぱり撮った映像を観た時は、綺麗だな~と思いました。皆さんにお届けできるのがすごく嬉しいです。
― 早くファンの皆さんに観ていただきたいですね。
高橋:そうですね!
― では、最後に改めてファンの皆さんへメッセージをお願いします。
高橋:じゃあ、リーダー行ってください。
井上:無理無理無理無理…(小声)
浮所:マイク通さないで「無理無理無理無理…」って(笑)
高橋:カメラに向かって。リーダー行ってください。
井上:(意を決して)…え~皆さんどうも改めまして、HiHi Jetsのリーダー井上瑞稀です。
HiHi Jets:(爆笑)
井上:この11人で最後まで怪我なく、誰ひとり欠けることなく、35公演を駆け抜けていきたいと思っております。責任を持ってこのステージに立ちたいと思っています!最後まで頑張ります!ありがとうございました。
高橋:よく言えた!HiHi Jetsの井上瑞稀です、よろしくお願いします!!!
井上:やめてよ~!こういうのやらないって約束でリーダーになったのに…
猪狩:よくできたね。
岩崎:じゃあうちは、キーマンがやってくれる。
美 少年:キーマン!
浮所:リーダーとキーマンの対決。
金指:どうも。キーマンの金指一世です。
猪狩:あっち(金指)のほうがかっこいいよ!
金指:今回の『少年たち』は、来てくださるお客様の心の扉を開けれるように、キーマンらしく頑張っていきたいと思います。金指一世でした。どうも、キーマンで~す!(キーマンポーズ)
猪狩:…キーマンって言うのやめようかな。なんかイライラしてきました。
全員:(笑)
猪狩:だってうちのリーダーより良いこと言うんすもん!全然立派でした。
全員:(笑)
― 美 少年としてのメッセージもお願いします(笑)
岩崎:明日から開幕ですが、僕たち時間がない中でも準備をして、お互いいろいろな思いを持って『少年たち』に取り組んできたので、その思いを皆さんに感じてもらいつつ、その上で日々進化して素晴らしいものを見せられたらいいなと思います。千秋楽まで怪我なく無事に駆け抜けたいと思いますので、皆さん応援の程よろしくお願いします。今日はありがとうございました!
― ありがとうございました!
舞台『少年たち』は、9月5日~27日まで新橋演舞場にて上演。(modelpress編集部)
2010年に『少年たち』が復活して以来、各方面でも活躍し続けているKis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、SixTONES、Snow ManらがかつてジャニーズJr.時代に出演していたことから、本作は“若手の登竜門”的存在に。今回、新たに『少年たち』に挑戦するのは、ともに新橋演舞場初主演となるHiHi Jetsと美 少年。演出は滝沢秀明が担当。先輩たちからバトンを受け継ぎ、どんな伝説を作り上げていくのか期待が寄せられる。
このほか、少年忍者の稲葉通陽、鈴木悠仁、川崎星輝(※「崎」は正式には「たつさき」)、長瀬結星が出演する。
HiHi Jets&美 少年「少年たち」開幕に意気込み
― 皆様からご挨拶をお願いします。高橋優斗(※「高」は正式には「はしごだか」):HiHi Jetsの高橋優斗です!皆様、本日はお足元の悪い中、お集まりいただきありがとうございます。明日いよいよ初日を迎えますが、ジャニーズの数々の先輩方が主演を務めてきた『少年たち』というこの舞台を、僕たちHiHi Jetsと美 少年でより今までで一番良い『少年たち』をお届けできるよう、日々精進して参りたいと思いますのでよろしくお願いします。本日はありがとうございました!
井上瑞稀:HiHi Jetsの井上瑞稀です。本日はありがとうございました。最終公演まで全身全霊で1公演ずつ大切に演じていきたいと思っています!
橋本涼:HiHi Jetsの橋本涼です。本日はありがとうございました。僕たちHiHi Jetsと美 少年で新しく作るこの『少年たち』を全力で頑張りたいと思うので、よろしくお願いします。
猪狩蒼弥:HiHi Jetsの猪狩蒼弥です!皆さん、本日はありがとうございました。新しくなった『少年たち』の座を僕たちHiHi Jetsと美 少年に任せていただいたこと、その大きさを実感しながらしっかりと努めていきたいと思いますので、皆さんお力添えの程よろしくお願いします。
作間龍斗:HiHi Jetsの作間龍斗です。本日はありがとうございます。この新橋演舞場に主演として立たせていただけることを本当に感謝しながら、最後まで全力で駆け抜けていこうと思いますので、ぜひよろしくお願いします。
岩崎大昇(※「崎」は正式には「たつさき」):こんにちは!美 少年の岩崎大昇です。皆さん、お越しいただき誠にありがとうございます。『少年たち』を日々進化させながら、千秋楽まで怪我なく無事に終わらせたいと思いますので、皆さん応援の程よろしくお願いします。
佐藤龍我:美 少年の佐藤龍我です!僕たち美 少年、HiHi Jets、初めての主演舞台なので、精一杯毎日毎日成長できるように頑張りたいと思います。ありがとうございます。
那須雄登:美 少年の那須雄登です。本日はお足元の悪い中、劇場まで足を運んでいただきありがとうございます。僕たち11人の膨大なエネルギーを、この歴史ある舞台『少年たち』に注いでいきたいと思っています。よろしくお願いします。
浮所飛貴:美 少年の浮所飛貴です。本日はお越しいただきありがとうございます。より少年に近い年齢の僕たちが、今まで先輩たちが受け継いできたバトンを受け取り、『少年たち』という舞台に新しい風を吹かすことができるように、11人そろって精一杯頑張っていくので応援の程よろしくお願いします。
藤井直樹:美 少年の藤井直樹です。本日はありがとうございます。最後まで怪我なく、病気なく、エネルギッシュに駆け抜けていきたいと思います!よろしくお願いします。
金指一世:美 少年の金指一世です。本日は本当にありがとうございました。今回、HiHi Jetsさんと美 少年の2グループで主演を任せていただくので、すごく緊張しているんですけど、僕たち2グループにしか見せられない舞台を作っていきたいと思うので、よろしくお願いします。
― いよいよ初日を迎えますが、今改めて心境はいかがですか?
高橋:僕たちHiHi Jetsと美 少年は舞台での主演が初めてなので、「こう届けたいな」という意思はもちろんあるのですが、正直お客様にどう届くのか、どう届けることができるのか、ちょっと不安もあります。でも明日初日を迎えられるということで、すごくワクワクしています!やっぱりこのご時世の中で公演をさせていただけるということにすごく感謝しながら、毎日公演を行っていきたいと思っています。
岩崎:やっと来たか!と。発表がすごく早くて、その時はまだ先の話かなと思っていたんですけど、もうあっという間に初日が来てしまって。今日公開ゲネプロをやらせてもらって、これちょっと言っていいのかわからないんですけど、実は、今通したの初めてなんです!
会場:(ざわざわ)
高橋:ちょっと、やめろよ!やめろよ!やめてくれ!(笑)
猪狩:忙しかったからなぁ。
岩崎:あ~、やっぱ嘘です!すみません。
全員:(笑)
高橋:遅いよ!もう間に合わないよ!みんな(記者が)ペン超動いてるもん、今。書いてる書いてる。
橋本:部分的にはやっていたけど、全部通したのは初めてだったね。
岩崎:でもこうやってみんなで通せて、明日初日もあって、もうマジ最高だな!みたいな気持ちで、明日からも頑張っていきたいと思っています。
― マジ最高(笑)。初めて通したということですが、緊張しましたか?
佐藤:しました!
岩崎:めちゃくちゃしました。
高橋:本当に初めてだったもんね。もう言っちゃったからね(笑)。それこそグループ別でやったりとか、誰かがいない状況で通したりはもちろんしていたんですけど、今日全員で最初からSHOW TIMEまでやったのは初めてでしたね。演技で通し、SHOW TIMEで通しはもちろんあったんですけど、初めてがっちゃんこしたんですよね。がっちゃんこしてみて、楽しいなと思いましたし、早く皆さんにお届けしたいなと思いました。すごく特別な体験でした。
岩崎:いや~、本当に楽しかった!
― 歴史ある新橋演舞場での上演となりますが、ステージに立ってみていかがですか?
高橋:瑞稀くんは、ちっちゃい時に…
井上:そうですね。『滝沢演舞場』などでお世話になってはいたんですけど、いざ自分たちが座長という立場でこのステージに立たせてもらうとまた違った景色で、本当に身が引き締まる思いです。より一層緊張しています。
― やはり主演として立つと違いますか?
井上:違いますね。責任感も変わってきますし、皆さんに喜んでもらえるように精一杯頑張りたいなと思っています。
那須:僕たちは、実は新橋演舞場に立つのが初めてなんです。『滝沢歌舞伎ZERO』など、いつも見学席でこちら側(ステージ)を見ていたので、いざこうやって立ってみると、改めて綺麗だなと思います。それぞれの劇場に良さがあると思うのですが、偉大というか、すごく雰囲気があるなと思います。
浮所:僕、個人的にはジャニーズ事務所に入るオーディションを受けた日に、ジャニーさんが「今日『滝沢歌舞伎』のゲネプロがあるから観に行きなさいよ」と言ってくださって、1列目の真ん中で『滝沢歌舞伎』のゲネプロを観たんです!5年くらい前です。滝沢くんにその話をしたら「Jr.の子が何人も来たのを覚えてる」と言ってくれて、そんなステージに僕がこうして今立てていることがすごく感動的でめちゃくちゃ嬉しいです!
岩崎:エモだ、エモ。
― 見える景色は違いますか?
浮所:はい。歴史ある景色だなと思います。頑張ります!
HiHi Jets&美 少年「デビューしたいです!」
― 歴史ある舞台『少年たち』に出演した先輩方は、皆さんCDデビューをしているという非常に縁起が良い作品です。製作発表記者会見の時にもお話ししましたが、改めてこの舞台に立ってどのようにとらえていますか?高橋:僕たちジャニーズJr.で、HiHi Jets、美 少年とそれぞれ活動させていただく中で、それはひとつの大きな目標でもあると思うので、そこに対しては常に貪欲に追いかけていたいなと思いますし、またこうして歴史ある舞台を引き継がせていただいたということも、僕たちにとってこれからの活動への自信にも繋がると思うので、意識はしながらですが、それだけではなくまずは『少年たち』を全力で成功させて、ファンの皆様から「応援したいよね!」と思ってもらえるような、そんな姿で活動していきたいと思っています。
岩崎:そうですね。会見の時にも言ったんですけど、劇場入りして「あ、これデビューだな」と思いました。
全員:(笑)
浮所:まだ決まってませんけどね!?
猪狩:せめて成功してからにして!?成し遂げてからだよね!?
岩崎:劇場入りしてリハやって、「あ、これデビューだな」みたいな。
全員:(笑)
高橋:そんな常に意識してたの!?(笑)
岩崎:常に意識してる。やっぱり『少年たち』はジンクスがあるからこそ、僕たちもそこに乗っかって、名を連ねられるように頑張っていきたいです。
浮所:登竜門と呼ばれていますからね。大変嬉しいことです。
― 今日通してみて、手ごたえはつかみましたか?
岩崎:…デビューのですか?
高橋:早いな!(笑)
全員:(笑)
高橋:そこはもう言っておこう!2組ともしたいです!!!それはしたいです!
猪狩:したいですけど、それは別に新橋演舞場に入ったからOKっていうものではない(笑)
浮所:先走りすぎてる(笑)
岩崎:俺だけなの!?(笑)
― わかりました。では岩崎さんはもうデビューが決まったということで!
岩崎:ありがとうございます!よろしくお願いします!!!(笑顔)
全員:(笑)
ジャニーさんのこだわり伝統芸“桶ダンス”披露
― 今回はあの伝統芸“桶ダンス”も披露しましたが、いかがでしたか?高橋:シャッター音がすごかったですね!やっぱり伝わってくるもんですよね。カシャカシャカシャカシャ!って。僕がオープニングで喋ってる時以上にきてましたから、伝統って怖いなと思いました(笑)。作間が今回、桶ダンスを仕切ってるんですよ。
作間:僕が「左手~右手~ゴシゴシ~」ってやってたんですけど、いや~あのシャッター音は気持ち良かったですね~。
全員:(笑)
高橋:注目度がね!(笑)
作間:やっぱり、見えてないかな?とかね。ヒヤヒヤしますね、あのシーンは。
浮所:ジャニーズ事務所に入って、あんな姿で舞台に立つ日が来るなんて、多分思ってなかったんじゃないかなと思います。新鮮でしたね。本当に新鮮でした。
岩崎:あの格好で袖とか歩くと、もう怖いものなくなるよね。マジ全裸でもいけるんじゃね?
全員:(笑)
高橋:ダメだよ!(笑)それこそ、桶ダンスはA.B.C-Zさん、Kis-My-Ft2さんがやっていた頃からあるんですよ!昨日ちょうど河合(郁人)くんにお会いしまして、「明日会見があるので、何かアドバイスください」って言ったら、「エビキスが『少年たち』をやる時に一番最初に決まったのが桶ダンスだった」って。
全員:え~!?
高橋:ジャニーさんがめっちゃこだわってたらしい。「桶ダンスだけは絶対やるんだよ!」って。照明とかも人一倍こだわっていたと。河合くんが「桶ダンス自体もこうやって世代を跨いで受け継がれているのは、冗談なしですごい嬉しい」とおっしゃっていたので、僕たちも全力でやっていって、後輩に桶ダンスをやらせたいなと思います。
― ジャニーさんが見たら、なんて言うでしょうか?
高橋:どうですかね?桶ダンスについて言うんですかね?
岩崎:桶ダンスについて、「もっと頑張れ」って。
高橋:(笑)
猪狩:でも気分屋な方ですからね。今見たら「何やってるんだ!」って怒る可能性もあります。でも喜んでるんじゃないですか?「ジャニーさんが言ったんでしょ」って言ったら、「あぁ、そうだった」ってなると思う。なんとも言えないですけど、届ける気持ちで。
高橋:ジャニーさんがすごく大好きだった舞台のひとつなので、僕たち自身もどういうことを伝えればいいのかとか、ジャニーさんが伝えたかったことは何だろうなとそれぞれ感じながらやっているので、もうジャニーさんの声は聞こえませんけど、ジャニーさんの意志を大事にして、どう伝えればいいのか、そういうのはすごく考えたつもりではいるので、褒めてくれなくても笑ってくれたらいいなと思います。
― 見てくれていたらいいですね。
高橋:そうですね!そういうのも考えながらやると、より気が引き締まりますね。
― 桶ダンス前の胸キュン台詞はアドリブですか?あれは日替わりになるのですか?(ゲネプロでは作間&浮所が胸キュン台詞を担当)
作間:あ~!あの桶ダンスのですね!
浮所:日替わりじゃないとダメです!日替わりじゃないとあれはダメです!
猪狩:いや固定でもいいですけどね?
浮所:ダメです!ダメです!(笑)
作間:これはちゃんと日替わりにします!ちゃんと台本にも「○○」と書いてあるので。
井上:稽古の段階でも何回かやらされてるんですよ、あれ(笑)
浮所:稽古がやっぱり一番きついんですよ!僕らとスタッフさんしかいない中で胸キュンをやるので、まぁ空気が重たかったですよね(笑)
那須:一番やばいのが、さくちゃん(作間)が僕を指名した時があって、「那須、おもしろいことやってくれよ!」「え~!?」って(笑)
全員:あった、あった!
橋本:雑な振り(笑)
岩崎:出題者も難しい。
高橋:出題者同士でも(笑)
浮所:まさかこんなことになるとは思ってなかったんです!
作間:まさか俺に来るとは思わなかったよね。俺から出したのにね。まぁそこは頭をフル回転させて。一番緊張するシーンです。
浮所:確かに(笑)
作間:あんな格好して胸キュンとか、すごい状況だから(笑)
全員:(笑)
猪狩:桶ダンスは僕たちのひとつのテーマでもあるんですけど、「どのくらいキャラを重視するのか」。ゲネプロでもすでにそれぞれ桶ダンスでキャラクターが崩れてる。岩崎が一番やばくて、皆さんお気づきになったかもしれないんですけど、人一倍桶ダンスで声を出してる。誰よりも。「あいっ!あいっ!」…見ました!?その直前で優斗と2人で殴り合ってるんですよ?どのくらいキャラを守っていくのかっていう。
岩崎:裏設定で、めちゃくちゃ桶ダンス大好きっていう設定だから。
全員:(笑)
岩崎:(入浴の時間が)3日に1回しかみんなで合わせられないから、その思いが爆発しちゃって。
― 爆発しすぎていて、隠しきれていなかったような…
全員:あれ!?
猪狩:それは誰ですか!?
― おそらくHiHi Jetsです。
全員:え?誰?誰?挙手制?
― 猪狩さんか橋本さん。
全員:(笑)
猪狩:ちょっと待って、俺だけは違うと思ってた!
橋本:俺か!?しっかりポロリを防止しておきます。
猪狩:ポロリはあるよ!!!(ピース)
全員:(爆笑)
記者:(大量のシャッター音)
高橋:お前、これで明日「少年たち、ポロリもあるよ」って出たら最悪だよ!!!(笑)
橋本:びっくりしちゃうから(笑)
高橋:絶対ダメだよ!(笑)ないですからね!皆さん!!
猪狩:本当にマジで使われますからね!
“キーマン”は金指一世「僕のキーマンパワーを見てほしい」
― 次の質問にいきます(笑)。個人的にお気に入りのシーンや見てほしいシーンはありますか?高橋:キーマン、あるんじゃないですか?今回。
金指:まぁ、キーマンポイントはありますよね。(ニヤリ)
高橋:自己紹介してもらっていいですか?改めて。
金指:どうも!キーマンの金指一世です。
全員:(笑)
猪狩:今回の『少年たち』のキーマンです!これ自称じゃないんです!滝沢さんのほうから「金指はキーマンだから」ってお墨付きをいただいたので(笑)
金指:そうですね。僕の役は今回、他の10人、みんなの心を動かすシーンがあるんですけど、そこを見てほしいですね!キーマンのパワー!僕の、キーマンパワーを見てほしいです。
猪狩:「パ」の破裂やばいな。
金指:多分、僕が今まで舞台に立った中で一番大きな声を出していると思うので、そこの迫力や声量に注目してほしいです。「脱獄しようよ」!!!!!脱獄シーンのところです。お願いします。
那須:あそこのシーンはみんな声が出ているんですけど、10人の声を金指が超えてくるんで。
猪狩:あそこでピリッと変わるもんね。
高橋:さすがキーマン。
金指:ありがとうございます。
浮所:喉のケアをしっかりしてくださいね!
金指:ありがとうございます!喉のケアだけはちゃんと気をつけていこうと思います。
― 皆さんそれぞれ全体的に声が低めな印象を受けたのですが、いかがですか?
岩崎:でも、受刑者としては…
全員:(笑)
猪狩:受刑者でくくらないでほしい(笑)。まぁ、そうなんだけど。
岩崎:少年院の中にいる人としては、やっぱり日々溜まっていくものがあるので、低いトーンでの叫びが多いよね。
高橋:確かに、世の中に対しての辛い気持ちがそれぞれにあるので、各々ですごく考えてきているのかなと思いながらやっています。
滝沢秀明発の新たな演目“Crash Beat”誕生
― 演出の滝沢さんからは何かかけられた言葉はありますか?高橋:最後に「Crash Beat」という太鼓の演目があるんですけど、とにかくあれができないと「芝居させないから」と言われました。
岩崎:最初はね。
猪狩:滝沢さんの「Crash Beat」にかける思いがすごい。俺らも「芝居やったほうがいいんじゃないですか?」と言っても、「いや、まずはCrash Beat!とりあえずこれをやってから次行こう!」って、そこへの熱がすごかった(笑)。多分ですけど、「Crash Beat」のリハは毎回いたんじゃないかな(笑)
全員:(笑)
猪狩:太鼓を叩くだけなので指導する先生はいるんですけど、毎回いらっしゃいました。
那須:僕たち11人のスケジュールがなかなか合わなくて、リハ映像でもいない人の代わりに振付師さんとかが入ってくださっていたんですけど、その映像を観ていたら端のほうで滝沢さんが…(ノリノリで登場する滝沢秀明を再現)
全員:(爆笑)
岩崎:めちゃくちゃノってんじゃん!
橋本:しかもめちゃくちゃにこにこしてたよね(笑)
高橋:滝沢さんがこんなにずっと稽古に立ち会ってくださって演出してくださるという経験は、今までで初めてでした。お芝居のシーンでも、任せていただけるところは任せていただけるんですけど「ここのシーンはこういうことをちゃんと伝えたいんだ」という意図とかをちゃんと説明してくださったりして、密な濃い時間を過ごさせていただきました。舞台に対して「こういう作り方もあるんだ」と、今まで感じたことのない経験をさせていただいて、毎日すごく勉強させていただいています。
― 厳しい演出家ですか?
岩崎:いや、めちゃくちゃ優しいです!
猪狩:優しいですね。
那須:結構怖いのかなと思っていたんですけど、全然そんなことなくて「ここはもうちょっと声を出してみたらいいんじゃない?」と提案するような感じで指導してくださって、すごく優しかったです。
高橋:ただ、「『Crash Beat』をやらなきゃ芝居させないから」っていう目はガチでした(笑)
猪狩:めちゃくちゃ眉毛がキリッ!ってなってた。
全員:(笑)
― 上から水が落ちてくる演出は誰が考えたんですか?
全員:滝沢さんです!
― やはり?好きですよね。前にもありましたもんね。
全員:ちょっと!(笑)
猪狩:ちょっとバカにしてますね?(笑)
浮所:怒られますよ!(笑)
高橋:これ聞いてますからね!
猪狩:どこかにいるんじゃないですか!?
― 『滝沢革命』とかで…
井上:「女と男のLOVEと書いて、これを革命と読みます」。
― それです(笑)
高橋:水が来た時は、来たな、と思いました!これは滝沢さんの演出だ、と。でもやってみるとしっくりくるんですよ。僕たちでは思いつかなかった発想なので、それこそ『少年たち』が決まった後に、「Crash Beat」が一番最初に決まっていましたね。
猪狩:ジャニーさんでいう桶ダンスみたいなものですよ!「Crash Beat」をやるんだ、と!
高橋:その使命感がね(笑)。「Crash Beat」も伝統にしていくんじゃないですか!?
猪狩:受け継がれていくんじゃないですか!?
橋本:確かに(笑)
― 新たな伝統の始まりですね!「Crash Beat」の稽古時間はどれくらいかかったんですか?
浮所:『少年たち』の一番最初の稽古が「Crash Beat」でスタートしたんです。だから、「Crash Beat」スタートの『少年たち』だなぁ~なんて思いながら…どのくらい練習しましたっけ?
岩崎:全体で合わせたのは3、4回くらい。
猪狩:全体リハーサルがほとんどなくて、各グループとか、あとはその日行ける人が行って先生に教えていただいて…それくらいやらないと間に合わないくらいちょっと難しい演出なので、人によって違うと思うんですけど、全体では3、4回くらいしかリハーサルできていない。
那須:だからそれぞれ空き時間に練習してましたもんね。8分弱くらいある大ナンバーなので。
高橋:すごいですよ。やっぱり撮った映像を観た時は、綺麗だな~と思いました。皆さんにお届けできるのがすごく嬉しいです。
― 早くファンの皆さんに観ていただきたいですね。
高橋:そうですね!
― では、最後に改めてファンの皆さんへメッセージをお願いします。
高橋:じゃあ、リーダー行ってください。
井上:無理無理無理無理…(小声)
浮所:マイク通さないで「無理無理無理無理…」って(笑)
高橋:カメラに向かって。リーダー行ってください。
井上:(意を決して)…え~皆さんどうも改めまして、HiHi Jetsのリーダー井上瑞稀です。
HiHi Jets:(爆笑)
井上:この11人で最後まで怪我なく、誰ひとり欠けることなく、35公演を駆け抜けていきたいと思っております。責任を持ってこのステージに立ちたいと思っています!最後まで頑張ります!ありがとうございました。
高橋:よく言えた!HiHi Jetsの井上瑞稀です、よろしくお願いします!!!
井上:やめてよ~!こういうのやらないって約束でリーダーになったのに…
猪狩:よくできたね。
岩崎:じゃあうちは、キーマンがやってくれる。
美 少年:キーマン!
浮所:リーダーとキーマンの対決。
金指:どうも。キーマンの金指一世です。
猪狩:あっち(金指)のほうがかっこいいよ!
金指:今回の『少年たち』は、来てくださるお客様の心の扉を開けれるように、キーマンらしく頑張っていきたいと思います。金指一世でした。どうも、キーマンで~す!(キーマンポーズ)
猪狩:…キーマンって言うのやめようかな。なんかイライラしてきました。
全員:(笑)
猪狩:だってうちのリーダーより良いこと言うんすもん!全然立派でした。
全員:(笑)
― 美 少年としてのメッセージもお願いします(笑)
岩崎:明日から開幕ですが、僕たち時間がない中でも準備をして、お互いいろいろな思いを持って『少年たち』に取り組んできたので、その思いを皆さんに感じてもらいつつ、その上で日々進化して素晴らしいものを見せられたらいいなと思います。千秋楽まで怪我なく無事に駆け抜けたいと思いますので、皆さん応援の程よろしくお願いします。今日はありがとうございました!
― ありがとうございました!
舞台『少年たち』は、9月5日~27日まで新橋演舞場にて上演。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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