藤間爽子、紫派藤間流三代目家元・藤間紫を継承「私の色を加えていけたら」兄・藤間貴彦は初代藤間翔に改名
2021.03.01 12:38
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女優と日本舞踊家の二足のわらじで活動中の藤間爽子が28日、東京・日枝神社にて紫派藤間流継承式を行い、紫派藤間流・三代目家元の藤間紫を継承。兄の藤間貴彦は、初代藤間翔に改名した。
藤間爽子、紫派藤間流・三代目家元の藤間紫を継承
初代・藤間紫は1930年、藤間章吉に入門以後、70年以上の芸歴を誇り、日本舞踊・紫派藤間流家元として、日舞の隆盛に尽力すると共に、女優としても数多くの舞台、映画、テレビで活躍した人物であり、藤間爽子の祖母にあたる。二代目を継いだ歌舞伎俳優の二代目市川猿翁は、藤間貴彦・藤間爽子兄妹が師事した人物であり、今回の継承式について、「初世紫の遺言通り、『孫の爽子が年頃を迎えた暁に、三代目家元として藤間紫を襲名させてほしい』という遺志を実現する時期に達したと思い数年前から準備を始めて参りました」とコメント。
継承式を終えた藤間爽子は、「コロナ禍ではありましたが、無事に継承の儀を執り行うことができほっとしました。藤間紫という、大きすぎる名前を継承して、これから頑張っていかなければならないと思いますし、名前を継いだからと言って急に踊りが上手になるわけではないので、日々精進していかなければいけないと感じております」と率直な思いを語った。
同日より藤間爽子は、女優業においては引き続き藤間爽子として、一方で日本舞踊家としては藤間紫を名乗り活動していく。現在は、継承後初となる舞台の稽古中で、3月6日から下北沢ザ・スズナリで公演される「いとしの儚―Dearest Hakana―」にヒロイン・儚役での出演を予定している。
初代・藤間紫と同じく女優と日本舞踊家の二足のわらじで活動する彼女は、「どの芸能の世界も正解がない世界。いろいろ遠回りすることもあるかと思うけど、まずは祖母が作ってきた”紫”という色を壊すことなく、さらに私の色を加えていけたらなと思います」と意気込んだ。
藤間貴彦、初代・藤間翔に解明
また同日に、初代・藤間翔に改名した藤間貴彦は、「まだ名前をいただいたばかりで実感がわいていないのですが、とにかく前進していこうと思っております。目標は市川猿翁さん。足元にも及ばないですけど、猿翁さんのように、天翔る舞踊家になっていきたいなと思っております」と決意を語った。藤間翔という名前については、市川猿翁が「妹を支えて共に芸道に励む覚悟を示した兄の貴彦には、私の生き様を表す『天翔る心』から、藤間翔(かける)と命名し、初代として名乗らせる事と致しました」と思いを寄せ、今回の改名に至った。
兄弟そろっての襲名、改名により、日本舞踊界の更なる発展と、女優・藤間爽子のより一層の活躍が期待される。(modelpress編集部)
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