広瀬すず&坂口健太郎ら、航空会社の訓練施設でCA&パイロット体験<エアガール>
2021.02.27 08:00
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3月20日放送のテレビ朝日系スペシャルドラマ「エアガール」(よる9時~)に出演する女優の広瀬すずと俳優の坂口健太郎らが、役作りのためCAの所作指導や、現役キャプテンによるフライト指南などを体験した。
広瀬すず&坂口健太郎、CAやパイロットの訓練施設で所作指導をレクチャー
同作は広瀬が戦後初のCA役に挑むスペシャルドラマ。放送まで「楽しみで待ちきれません!」という声が続出し、オンエアへの期待が日に日に高まっているが、クランクイン前に広瀬、坂口をはじめとする豪華キャストが、CAやパイロットの訓練施設がある日本航空テクニカルセンターを訪問。同作は、“空”へのあこがれを胸に、持ち前のチャレンジ精神で戦後初のCAとなったひとりの女性・佐野小鞠の奮闘を描く感動のドラマ。坂口、藤木直人、山崎紘菜、藤野涼子、中田クルミ、伊原六花、橋爪功、松雪泰子、吉岡秀隆ら充実の俳優陣も集結。
小鞠の青春とともに、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)に航空関係の活動を一切禁止されていた苦難の時代、「日本人の手で航空事業を立ち上げる」という壮大なミッションに挑んだ男たちの熱き戦いも綴っていく。
広瀬すず&坂口健太郎、コックピットのモックアップに興奮
はじめに広瀬と坂口が訪ねたのは、操縦室のモックアップ(模型)がある整備士訓練施設。本物さながらのコックピットのモックアップに案内された2人は、ズラリと計器やスイッチが並ぶ様に圧倒された様子で、「すごい!!」を連発。機長席、副操縦士席に座らせてもらい、「意外と狭いんですね!」と普段、立ち入ることができないコックピットに興味津々の表情を浮かべていた。機器の説明を受けた2人はその後、実際に操縦桿を握ったり、スイッチを操作したりしながら離陸時などの操縦手順を教えてもらい、「これは連動しているんですか?」「離陸の準備にはどのくらい時間をかけるんですか?」などと鋭い質問を投げかけていた。
また、2人は現役キャプテンにもインタビュー。パイロットという仕事の魅力を聞かれたキャプテンが「事前にどんなに準備をしていても、自然が相手なのでその場で判断を下していかなければならない。そこは臨機応変が求められる俳優の仕事と同じでは?」と語ると、坂口は「役が違うとまったく違う人物にならなくてはならないので、俳優はコンプリートのない仕事」と俳優業の苦悩を語った。
また、広瀬は「いろいろなタイプの俳優さんがいて、それを見ていると面白い仕事だと思います!」と応じ、思いがけずパイロットと俳優業の共通点を発見する場面ものぞかせた。
広瀬すずら出演者、CAの所作指導にチャレンジ
山崎、藤野、中田、伊原らエアガール第1期生を演じるキャストも加わり、一同は客室乗務員の新人訓練やブラッシュアップ教育のための客室訓練施設へ。機内が忠実に再現されたモックアップで、JALが掲げるおもてなしへの考え方、安全性への配慮、サービスの基本姿勢を伝授してもらうことに。キャストたちはCAとしての立ち居振る舞い、乗客との接し方、言葉遣いなど多岐にわたる講義を受け、「立ち居振る舞いとは思いやりの心を表すこと」「ものの受け渡しは心の受け渡しと思ってください」など、おもてなしの極意を伝えるインストラクターの言葉に、深くうなずいていた。
さらに、実際に客室を巡回する際の歩き方、おしぼりや毛布、飲み物のサービスを実践形式でレッスン。CAは「お客さまにムダな筋肉を使わせないことが大切」とすべて乗客が受け取りやすい位置に差し出すよう伝授された広瀬は、おしぼりサービスやコーヒーサービスにチャレンジし、気遣いの難しさを実感。
「私も飛行機に乗ったとき、確かにムダな筋肉を使っていなかったなと思いました。それがCAのみなさんのお心遣いだったんですね…。コップやトレイを持つときの手の位置や仕草なども勉強になりましたし、“見られている”という意識の中できめ細やかなサービスを提供されていることに真のプロ意識を感じました」と、CAの基本姿勢を学び取っていた。
広瀬たちキャストはそんな貴重な体験を、その後の撮影で演技に昇華させて、戦後初のCAを見事に体現。空のサービスについて学んだ技術や所作がドラマのあちこちに登場するオンエアでは感動のストーリーとともにキャストたちのおもてなし精神をじっくりと感じ取れる内容となっている。
また、3月6日ひる12時からは、撮影現場を追いかけた「エアガール テイクオフ直前スペシャル」が、TELASAで配信することが決定。同番組には、出演者のインタビューに加え、CA所作指導時の映像も配信する予定としている。(modelpress編集部)
「エアガール」あらすじ
1928年、東京・下町で小さな町工場を営む両親のもとに生まれた佐野小鞠(広瀬)は、飛行機部品の生産を手がける父の影響で空へのあこがれを募らせ、パイロットになりたいという夢を抱きながら大きくなった。しかし、兄は神風特攻隊として出撃して戦死。両親も東京大空襲で亡くしてしまい、ひとりぼっちとなった小鞠は、料亭を営む叔母・千代(松雪)のもとに身を寄せることに。おかげで高等女学校だけは卒業させてもらったものの、料亭の手伝いに明け暮れる日々を送っていた。
そんなある日、小鞠は料亭の一室から「日本の空を日本人の手に取り戻したい!」という決意みなぎる熱い言葉を耳にする。声の主は、逓信省航空保安部長の松木静男(吉岡)。日本は終戦後、GHQによって一切の航空活動を禁じられていた。
さらに、吉田茂首相の側近・白洲次郎(藤木)は日本の航空事業を海外企業に委ねた方がよいと考えていた。だが、松木はどんな困難が待ち構えていても日本人の手で航空事業をはじめるべきという、固い信念を抱いていたのだ。松木の話に感動し、思わず聞き入ってしまった小鞠だったが、彼の若き部下・三島優輝(坂口)に立ち聞きをとがめられてしまう。しかし、これが2人の運命の出会いとなる。
1951年、GHQと粘り強く交渉を重ねた松木の熱意が実り、ついに戦後初の日本の航空会社“日本民間航空”が発足する。すでに社員となっていた三島からエアガールを募集していると聞いた小鞠は飛行機の仕事に関わりたい一心で応募を決意。しかし、エアガールは最先端の人気職。とんでもない倍率の試験が待ち構えていた。
その後、数々のピンチを乗りこえてなんとか合格した小鞠だったが、入社式からわずか1週間後、あわただしく試験飛行に臨むこととなって…!?
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