吉岡里帆(C)フジテレビ

吉岡里帆、王道ラブコメ初挑戦 丸の内OL・ギャル・あざとかわいい女子…“崖っぷち”ヒロインに<レンアイ漫画家>

2021.02.09 05:00

女優の吉岡里帆が、俳優の鈴木亮平が主演を務めるフジテレビ系4月期の木曜劇場『レンアイ漫画家』(毎週木曜よる10時~)に出演することがわかった。

今作は、講談社モーニングKC刊で2010年から2012年の間連載されていた同名コミックスが原作で、全5巻を発刊。鈴木演じる漫画一筋で恋愛が超苦手な少女漫画家・刈部清一郎(かりべ・せいいちろう)と吉岡演じるダメ男ホイホイと呼ばれる崖っぷち女子・久遠あいこ(くおん・あいこ)。そんな恋に不器用な2人が繰り広げる、笑えて、ほろっとくる物語だ。

吉岡里帆、“疑似恋愛ミッション”に挑むヒロインに

吉岡里帆(C)フジテレビ
吉岡里帆(C)フジテレビ
夢無し、彼無し、お金無しの久遠あいこは、気立てが良くてお人よし、裏表のない性格で人を疑うことを知らずに騙されてしまうことも多い。いつか、運命の“人生の相方”が現れることを夢見ているが、現実はダメ男ホイホイと呼ばれるほど男運も悪く、30歳を目前にして人生模索中…。

そんなある日、葬儀屋で働いていたあいこは、初恋の人の葬儀で、その兄の刈部清一郎と衝撃的な出会いを果たす。不躾にも清一郎は出会い頭に「俺のためにレンアイしろ!」ととんでもないことを依頼。その依頼とは、漫画のネタのために疑似恋愛のミッションをしろ、というものだった。

鈴木亮平、吉岡里帆(C)フジテレビ
鈴木亮平、吉岡里帆(C)フジテレビ
葬儀屋の仕事をクビになったあいこは、お金のために、恋愛ミッションという名のリアル体験取材をスタート。清一郎のむちゃぶりの指令のもと、疑似恋愛相手と淡い恋に発展したり、発展しなかったりを繰り返すことに…。次々とくる清一郎の恋愛ミッションで、ことあるごとに清一郎とぶつかり合う日々を送るあいこだったが…。

吉岡里帆、必見の表情豊かな演技と七変化に注目

吉岡里帆(C)フジテレビ
吉岡里帆(C)フジテレビ
久遠あいこを演じる吉岡は、第43回日本アカデミー賞(2020年)で映画『見えない目撃者』と映画『パラレルワールド・ラブストーリー』の好演が評価され、新人俳優賞を受賞。昨年公開の映画『泣く子はいねぇが』ではやるせない思いを抱えたシングルマザー役を好演した。

テレビドラマでも『カルテット』(2017年1月期/TBS系)、『時効警察はじめました』(2019年10月期/テレビ朝日系)など数々の話題作に出演。小悪魔女子、ネガティブ女子、熱血女子など振り幅のある芝居で視聴者を魅了してきた。また、昨年末の『第62回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)での堂々とした司会っぷりが話題となったのも記憶に新しい。

吉岡里帆(C)フジテレビ
吉岡里帆(C)フジテレビ
そんな吉岡がフジテレビ系ドラマに出演するのは、主演を務めた『健康で文化的な最低限度の生活』(2018年7月期/カンテレ制作)以来、約2年ぶり。また、木曜劇場に出演をするのは今回が初、主演の鈴木と共演するのも今回が初となる。ドラマ・映画・舞台・CM・ラジオ・司会など幅広く活躍している、いま最も勢いのある演技派女優の吉岡コミカルに振り切って魅せる、表情豊かな崖っぷち女子ぶりは必見。

また、劇中では“恋愛ミッション”に応えるために、丸の内OL、ギャル、あざとかわいい女子など、さまざまなクセのあるキャラクターを見事に演じ切る吉岡も見どころの一つとなっている。

吉岡里帆(C)フジテレビ
吉岡里帆(C)フジテレビ
吉岡は「“ド直球ラブコメ”作品への出演経験がほとんどないので、すごく新鮮に思いました。また、今は明るいエンターテインメントが必要とされているんじゃないかなと、私自身も感じてたので、ポップな笑いやドタバタもあり、さらに愛情いっぱいの作品に出演させていただけることに、本当にうれしく思いました」とオファーに喜び。初共演の鈴木について「お会いする前からストイックな方だと伺っていました」と印象を明かし、「現場でも“ラブコメといっても、どこで人はキュンとするのか?”とかを一緒に話し合いながらシーンを重ねていけるのが本当に楽しいです。キュンも二人でストイックに考えています!本編の清一郎とあいこにも通じる感じですね(笑)」と撮影現場での様子を明かした。(modelpress編集部)

吉岡里帆コメント

Q:『レンアイ漫画家』への出演が決まった時の感想

“ド直球ラブコメ”作品への出演経験がほとんどないので、すごく新鮮に思いました。また、今は明るいエンターテインメントが必要とされているんじゃないかなと、私自身も感じてたので、ポップな笑いやドタバタもあり、さらに愛情いっぱいの作品に出演させていただけることに、本当にうれしく思いました。

Q:ご自身が演じられる久遠あいこについて

適度に生活に疲れていて、キャピキャピすることも卒業して、恋愛も少し諦めてしまっている女性です。でも、清一郎に出会うことによって、“もう少しがんばってみよう!”というエネルギーに再び火がつくんです!

Q:収録現場の雰囲気はいかがですか?

私たち出演者もスタッフの方々も、全員がご覧くださる皆さんに楽しんでいただきたいという一心で挑んでいます。作品に込められた明るいメッセージやエネルギーを伝えたいという願いであふれているので、現場は明るく温かいです。それぞれに個性もバラバラな人たちがそろっていますが、そんな皆さんが一つになった時に、面白いシーンが生まれるので、その楽しい化学反応をお届け出来たらうれしいです!

Q:今回初共演の鈴木亮平さんの印象について

お会いする前からストイックな方だと伺っていました。現場でも“ラブコメといっても、どこで人はキュンとするのか?”とかを一緒に話し合いながらシーンを重ねていけるのが本当に楽しいです。キュンも二人でストイックに考えています!本編の清一郎とあいこにも通じる感じですね(笑)。

Q:番組を楽しみにしている視聴者に向けメッセージ

『レンアイ漫画家』は原作を読ませていただいた時から本当に面白くて、心がほっこりとする作品です。そして、キュンとしたりワクワクしたり、楽しみな要素がたくさん詰まった作品です!肩肘張らずに楽しく見られる作品なので、みなさんにほっこりとご覧いただければうれしいです!

企画編成:佐藤未郷コメント

<久遠あいこというキャラクターについて>

人生の相方探しをしているヒロイン・久遠あいこは、圧倒的に異質な主人公と比較すると、いわゆる漫才コンビでいう“じゃない方”です。キャリアがあるわけでもなく、学力も運動能力もいたって普通、大きな夢を持つことも無かった…。けれども、気立てが良くて、人から頼まれたら嫌と言えず、責任感が強く頼りがいもある。名前通り、愛らしくて愛にあふれた人物です。

ドラマ化するにあたって、原作の明るくめげない性格はそのままに、設定を人生模索中のアラサーに変えさせていただきました。自己実現できているわけじゃないし、何者にもなれないと自覚している。でも、レモンサワーが美味しいとか、ちょっとした楽しいことがあれば人生捨てたもんじゃないと思える。そんな毎日を送っていた彼女が、普通なら出会うはずのなかった鈴木亮平さん演じる刈部清一郎という“異星人”と出会い、彼女の中の宇宙が揺さぶられていきます。

<吉岡里帆さんについて>

今回、吉岡里帆さんという素晴らしい女優さんをヒロインにお迎えすることができて、本当にうれしく思っています。鈴木亮平さんが今作を“現代版・美女と野獣”とコメントされていましたが、引きこもりモンスターを部屋から外に連れ出す陽気なヒロインを魅力たっぷりに好演していただいています。

シリアスからサスペンス、韓ドラ原作に福田組(福田雄一作品)まで様々な作品に出演されてきた吉岡さんですが、実は王道ラブコメは今回が初挑戦、ということで、“まさにこんな吉岡里帆が見たかった!”という作品になっていると思います。くるくる変わる、その表情豊かな吉岡さんの愛らしさをぜひ楽しみにしていただきたいです。

ご本人の聡明さとは裏腹に、ちょっとダメダメなところのある今回のキャラクターですが、気軽に突っ込みながら、楽しく笑ってもらえたらうれしいです。また、恋愛ミッションの度に様々なメイク・ファッションで変身していく吉岡さんの姿も、早く皆さんにお見せしたくて仕方ありません。物語の導入として、しばらくヒロイン目線のモノローグで話が進むのですが、吉岡さんの心地よい声にも癒やされてください!
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