磯村勇斗・深川麻衣ら、吉沢亮主演大河ドラマ「青天を衝け」新たな出演者発表
2021.01.26 14:33
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俳優の吉沢亮が主演を務める2月14日スタートのNHK大河ドラマ『青天を衝け』の新たな出演者が26日、発表された。
吉沢亮主演NHK大河ドラマ「青天を衝け」
大河ドラマ第60作の主人公は、新一万円札の顔としても注目される「渋沢栄一」。約500の企業を育て、約600の社会公共事業に関わった「日本資本主義の父」。晩年は民間外交にも力を注ぎ、ノーベル平和賞の候補に2度選ばれている。幕末から明治へ。時代の大渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも、青天を衝つくかのように高い志を持って未来を切り開いた。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢は、生涯青春の人だった。2021年、若き心で挑戦を続けた男・渋沢栄一を、吉沢が演じる。
「青天を衝け」出演者第3弾発表
血洗島の百姓として育った渋沢栄一はやがて江戸そして京へ飛び出し、徳川慶喜の家臣へ。今回は攘夷と倒幕に揺れる政治の中心地、江戸・京で活躍する主な登場人物が発表された。第十四代将軍・徳川家茂(とくがわいえもち)に磯村勇斗、家茂の正室・和宮(かずのみや)に深川麻衣、水戸藩・一橋家で慶喜の兄・徳川慶篤(とくがわよしあつ)に中島歩、慶喜の弟・徳川昭武(とくがわあきたけ)に板垣李光人、一橋家家臣の猪飼勝三郎(いかいかつさぶろうに遠山俊也、一橋家家臣の川村恵十郎(かわむらえじゅうろう)に波岡一喜。
薩摩藩で国父・島津久光(しまづひさみつ)に池田成志、薩摩藩士・西郷隆盛(さいごうたかもり)に博多華丸、薩摩藩士・大久保利通(おおくぼとしみち)に石丸幹二、薩摩藩士・折田要蔵(おりたようぞう)に徳井優、諸藩で宇和島藩主の伊達宗城(だてむねなり)に菅原大吉、土佐藩主・山内容堂(やまうちようどう)に水上竜士。
京で第百二十一代天皇・孝明天皇(こうめいてんのう)に尾上右近、公家・岩倉具視(いわくらともみ)に山内圭哉、公家・中川宮(なかがわのみや)に奥田洋平、公家・三条実美(さんじょうさねとみ)に金井勇太、江戸の商人で武具商・梅田慎之介(うめだしんのすけ)に渡辺徹の出演が決定した。(modelpress編集部)
出演者発表にあたって/制作統括菓子浩コメント
渋沢栄一は卓越した記憶力の持ち主でした。晩年に語ったエピソードの数々は、日付や場所も正確なうえ、細かな描写もあふれていて臨場感があります。一橋家の家臣となった栄一は、京で様々な幕末のヒーローたちと出会います。西郷隆盛もその一人。鹿児島名物豚鍋をつつきながら、未来を語り合った2人は意気投合しました。そして、この時期、慶喜は幕府と朝廷、雄藩の思惑が入り乱れるなかで、ひとり奮闘していたのです。そんな手に汗握る展開を、素晴らしいキャストの皆さんに演じて頂けることとなりました。物語としてはちょっと先の話になりますが、「青天を衝け」、見ごたえのあるシーンが続きます。どうぞご期待ください。磯村勇斗コメント
今回、初めての大河ドラマ出演ということで、お芝居以外にも身に付けることがたくさんあり、しっかり体になじませて撮影に臨みたいです。若くして将軍になった家茂は、終わりゆく幕府の時代を苦悩しながらも人の心に寄り添い、一生懸命胸を張って生きようとしていたと思います。徳川第14代将軍を演じるからには、家茂に恥じぬよう短い生涯の生きざまを責任を持って生きたいと思います。深川麻衣コメント
時代の波の中で、志を持ち懸命に生きる人々の姿を描く時代劇は、昔からずっと憧れでした。今回、大河ドラマというすばらしい現場で、錚々たる皆さまとご一緒できる喜び。そして実在した方を演じるという責任の重み。どちらもしっかりとかみしめながら、日々の撮影に臨みたいと思います。史実では、和宮は悲劇の皇女として描かれていることが多いですが、この作品を通して、時代に翻弄されながらも強く生きた和宮の人生に寄り添いながら、悲しみだけでなく、葛藤の先にある幸せも表現できたら…と思っています。
中島歩コメント
ただでさえ混沌とした時代に、強烈な父と才気あふれる弟に挟まれた長男、慶篤が抱えていたものはいかなるものか。竹中さん、草彅さんの間に立つと自然とそう考えてしまいます。お二方の胸を借りるつもりで、慶篤がどんな生き方をしたか僕なりに表現できたらと思っています。板垣李光人コメント
この度、徳川昭武を演じさせていただく板垣李光人です。昭武は兄である慶喜に才を見いだされ、慶喜の代理として栄一と共にパリへ向かいました。そんな内からにじみ出る、ある種のカリスマ性を宿らせつつ、さまざまなものと丁寧に向き合いながら演じていきたいと思っています。そして、すてきな先輩方と共に作品を作れることがとても楽しみです。遠山俊也コメント
監督・プロデューサーから「いい人です…あまり文献に残っていませんが…いい人です」。俄然楽しくなってきました。幕末の「いい人」猪飼さんの中にも熱き血潮はたぎっているはず…が、それは全面には出さず一橋家家臣としての絶対的誇りも隠し持ち、二人の渋沢さんを少しずつ愛していきたいです。そして何より実際の猪飼さんがきっとそうであったように二人から少しずつ愛されるように演じられたらと思っています。文献には残らなくても二人の渋沢さんの心に残りますように。波岡一喜コメント
「平清盛」以来、2度目の大河ドラマに出させていただくことになり、ただただうれしい限りです。堤さん演じる平岡円四郎にしっかり付いていき、吉沢さん演じる渋沢栄一と共に幕末の未来を見つめて2021年を過ごしたいと思います。池田成志コメント
島津久光。明治維新を取り巻く輝かしい人々の中で、どこか頑なで、意固地な方って印象を持っているのは、何故なのか? これまでのドラマなどの影響なのでしょうか?今回やらせていただくうえで、こんなことを考えると、薩摩弁の難しさも相まって、なんかとてもプレッシャーを感じます。でもその難しさは、彼らが生きてきた難しい時代の悩みに比べたら、なんてことないですよね。はい。せめて生き生き演じられたらと思っております。博多華丸コメント
今思えば 祖母の家に祖母が書いたであろう【敬天愛人】の額が飾ってありました。「何て読むと~?」と無邪気に聞いたときいろいろ説明してくれた記憶があります。九州人として畏れ多い大役ですが天国のばあちゃんに喜んでもらえるよう頑張ります。石丸幹二コメント
幕末から明治にかけて生きた男を演じるのは、面白い。私が抱く大久保利通像は、明治政府の骨格を作ったツワモノ。少し調べてみると、冷徹で理知的、つまり情よりも理の人、そして、策略家、といったイメージが現れてくる。鋭く黙々と国を率い、私利私欲を持たない者だったと知るにつけ、いやいや、もっと人間くさいところがあるはずだ、と、今、期待に胸をふくらませております。徳井優コメント
折田要蔵役の徳井優でございます。「歴史上の幕末の薩摩藩士」藩のためと己の立身出世に燃えに燃えている漢!もうそれだけでわくわくなのにそのうえ、西郷と面白いエピソードまである。おなかいっぱいです(笑)。役柄を楽しみ薩摩弁を楽しみそして撮影現場を楽しみたいと思います。テレビの前の皆様に楽しんでいただけたら最高です。菅原大吉コメント
小学生のころ歴史の時間に各藩が描かれた地図を見たときにあれっと思った記憶がある。私は宮城の出身で藩でいえば伊達藩、地図を見ると遠く離れた四国にも伊達藩が。ぼんやり育った私は、はあ~ん?とすごく気にはなったが、先生に質問するでもなく今に至る。さて伊達宗城の役を仰せつかり、聞いてみれば幕末の四賢侯の一人、伊予の小国の財政を立て直し、日本人だけで蒸気船を作り。子供のころのあれっ?が今答えが出るとは。楽しみです。水上竜士コメント
坂本龍馬や中岡慎太郎を輩出した土佐藩、その藩主の山内容堂という男を演じさせていただきます。激動の時代を生きた容堂は、破天荒で豪快な人だったそうです。また、新時代の夜明けには、酒と女に全財産を使い果たし、孤独に死んでいったとも聞いています。そんな魅力的な男を演じられることをとても光栄に思います。そして役を演じる中で、時代を動かした男たちやそこに生きる女たちの生きざまもしかとこの目で見届けてくるつもりです。尾上右近コメント
大河ドラマというのは日本一のドラマの撮影現場と伺っております。大森美香さんの脚本、そして孝明天皇のお役ということで本当に身に余る光栄にございます。台本をいただき読み進めていく中で、既に何度も感動が! そして自分がこの世界に入るのかと!歌舞伎界の諸先輩方も各時代の帝のお役を勤められています。先人皆様の名に恥じぬよう、騒乱期の幕末の世をしっかりと体現できるよう、日々勉強し、挑んでいきたいと思っています。山内圭哉コメント
「新選組!」以来の大河ドラマです。ま、あの時は一話だけちょろとお邪魔させていただいただけでしたが、今回はそこそこにスタッフ・キャストの皆様と時間を共にできそうで、それが何より楽しみです。岩倉具視という、ある種異質な人を演じることになるのですが、この「青天を衝け」という作品において、良い意味でのノイズになれば良いなと思ってます。御視聴くださる皆様の心がぐわんぐわん動きますよう、現場で精進いたす所存であります。奥田洋平コメント
幕末を描くドラマで、中川宮は、必ずといっていいほど登場する御公家さんです。とても位が高く偉い人なのですが、自分よりも実力を持った大物たちの顔色を伺い、空気を読み、ギリギリでやりくりする姿は、むしろ庶民の落語噺で出てくる「海老が税金を納めにいく」ような生き方にも見えます。公家に似てるといわれてきた私ですが、遂に公家を演じさせていただけて、非常にうれしいです。金井勇太コメント
三条実美を任せていただきました、金井勇太と申します。実美は、志士が顔を合わせれば口角泡を飛ばし倒幕を語る烈(はげ)しい時代の京において、過激な攘夷派の先頭に立つ公家として知られる人物です。後の立場の変遷も興味深い実美を自分が演ることによって、この志の強いドラマの面白味に、調味料でいえば酸味のような味わいを加えられたらうれしく思います。渡辺徹コメント
大河ドラマは2001年「北条時宗」以来、20年ぶりになります。我々世代にとっては、歌でいえば「紅白歌合戦」のようなもので、久しぶりの出演がとても楽しみです。じっくりとお芝居に取り組ませていただけますし、家族も今回の出演をすごく楽しみにしてくれています。今回演じる梅田は、独特の役回りで、商売がら一筋縄ではいかない人物ですが、血気盛んな若者たちを応援するような懐の深さも持ち合わせています。自分自身も若いころは突っ走る役を演じることが多かったのですが、年齢的にもそういう役回りになってきたなと思いますし、若い俳優さんたちとの共演をとても楽しみにしています。時代を動かしていく人たちを、広い心で支える人でありたいと思いながら演じさせていただきます。
【Not Sponsored 記事】
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