吉沢亮、初ミュージカル「プロデューサーズ」で堂々熱唱「必死に頑張っている」
2020.11.08 21:46
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8日、ミュージカル『プロデューサーズ』のゲネプロが会場の東急シアターオーブにて行われ、井上芳雄、吉沢亮、大野拓朗、演出の福田雄一氏が意気込みを語った。
1968年の同名映画を元に2001年に舞台化され、その年のトニー賞最優秀賞12部門という史上最多受賞を果たしたヒット作。ブロードウェイミュージカルを題材に“史上最低のミュージカルを製作しボロ儲けを夢見る2人の顛末”を描く。落ち目のプロデューサーである主人公・マックスを井上、マックスに巻き込まれていく気の弱い会計士・レオを吉沢と大野がWキャストで演じる。
稽古中のエピソードを聞かれると井上は「福田さんがいらしてからの稽古3日目には一幕を通すって言われ、嘘だろうと思ったんですけれど、必死に一幕を覚え、そして二幕を続けて覚えて、必死すぎてそこからの記憶があまりないんですけど、とにかく毎日全力でふざけるというのをやっていました。どうなるんだろうなと思いながら稽古していたんですが、なんとかなるんですよね。劇場に来て、こうして出来上がって、夢を見ているようです」と感慨ひとしお。ミュージカル初挑戦の吉沢は「周りの皆さんは本当にミュージカル界の素晴らしい方ばかりで、最初の歌合わせであまりの周りとのレベルの差にすごい苦しくなって、仲間は(フランツ役の佐藤)二朗さんだと思っていたんですけれど…(笑)。意外と二朗さんがミュージカルらしい歌い方をされていて、『おい、嘘だろ』と、裏切られたと思いました(笑)」と笑いを誘いつつ「なので僕は必死に頑張っているところです!」と意気込みを語る。
大野は「僕はコメディが大好きで、芸人さんにも憧れてて、だからこそ福田さんの作品にも憧れていて、やっと今回初めてご一緒させていただけることになって、よしやるぞ!と思ったんですけど、自分が全然おもしろくなくて…」といきなり自虐をこぼし、一同から「ちょっと、ここは反省の場所じゃないから!」とツッコミ。井上が「本当にみんながおふざけを持ち寄る現場なので、すごかったです」と語ると、「芳雄さんがすごいのは、立ち稽古の初日からセリフが全部入っているのに加えて、ひとつひとつの笑いにも全部に突っ込んで返していくんですよ」(大野)、「本当にすごかったです」(吉沢)とさすがのアドリブ対応力に絶賛の声が上がった。
福田氏は3人の印象について「芳雄くんって、ミュージカルになると全然違うんですよ。ミュージカルでは初めてご一緒したんですけど、口から声が出ているのではなくて体の全体から声が出ている感じでした。吉沢くんは初めてのミュージカルということもあって、舞台役者っぽい芝居をしないのでそれがすごく新鮮でおもしろくて、一方で拓朗くんが王道のミュージカルのプリンスっぽく演じるので、個性が分かれてとても良いWキャストになったと思います」と手応え。
井上は「劇場に来てみて驚いたのが、めちゃくちゃ豪華なんですよ、舞台が。今年は大変なことがいろいろありましたけど、そんな一年の締めくくりに、こんなに豪華なこんなにバカバカしいミュージカルを、この渋谷でできることが、なんて幸せなんだろうと思います。皆さんが想像するより数倍豪華な舞台が出来上がってるんじゃないでしょうか。現実を忘れられる、ミュージカルらしいゴージャス感があります」と見どころをアピールし、吉沢も「もちろんキャストの皆様も素晴らしいですし、こんなに贅沢な環境でミュージカルの初舞台を踏めるということが幸せです」と喜びを語った。
ミュージカル『プロデューサーズ』は同所であすから12月6日まで上演。(modelpress編集部)
稽古中のエピソードを聞かれると井上は「福田さんがいらしてからの稽古3日目には一幕を通すって言われ、嘘だろうと思ったんですけれど、必死に一幕を覚え、そして二幕を続けて覚えて、必死すぎてそこからの記憶があまりないんですけど、とにかく毎日全力でふざけるというのをやっていました。どうなるんだろうなと思いながら稽古していたんですが、なんとかなるんですよね。劇場に来て、こうして出来上がって、夢を見ているようです」と感慨ひとしお。ミュージカル初挑戦の吉沢は「周りの皆さんは本当にミュージカル界の素晴らしい方ばかりで、最初の歌合わせであまりの周りとのレベルの差にすごい苦しくなって、仲間は(フランツ役の佐藤)二朗さんだと思っていたんですけれど…(笑)。意外と二朗さんがミュージカルらしい歌い方をされていて、『おい、嘘だろ』と、裏切られたと思いました(笑)」と笑いを誘いつつ「なので僕は必死に頑張っているところです!」と意気込みを語る。
大野は「僕はコメディが大好きで、芸人さんにも憧れてて、だからこそ福田さんの作品にも憧れていて、やっと今回初めてご一緒させていただけることになって、よしやるぞ!と思ったんですけど、自分が全然おもしろくなくて…」といきなり自虐をこぼし、一同から「ちょっと、ここは反省の場所じゃないから!」とツッコミ。井上が「本当にみんながおふざけを持ち寄る現場なので、すごかったです」と語ると、「芳雄さんがすごいのは、立ち稽古の初日からセリフが全部入っているのに加えて、ひとつひとつの笑いにも全部に突っ込んで返していくんですよ」(大野)、「本当にすごかったです」(吉沢)とさすがのアドリブ対応力に絶賛の声が上がった。
福田氏は3人の印象について「芳雄くんって、ミュージカルになると全然違うんですよ。ミュージカルでは初めてご一緒したんですけど、口から声が出ているのではなくて体の全体から声が出ている感じでした。吉沢くんは初めてのミュージカルということもあって、舞台役者っぽい芝居をしないのでそれがすごく新鮮でおもしろくて、一方で拓朗くんが王道のミュージカルのプリンスっぽく演じるので、個性が分かれてとても良いWキャストになったと思います」と手応え。
井上は「劇場に来てみて驚いたのが、めちゃくちゃ豪華なんですよ、舞台が。今年は大変なことがいろいろありましたけど、そんな一年の締めくくりに、こんなに豪華なこんなにバカバカしいミュージカルを、この渋谷でできることが、なんて幸せなんだろうと思います。皆さんが想像するより数倍豪華な舞台が出来上がってるんじゃないでしょうか。現実を忘れられる、ミュージカルらしいゴージャス感があります」と見どころをアピールし、吉沢も「もちろんキャストの皆様も素晴らしいですし、こんなに贅沢な環境でミュージカルの初舞台を踏めるということが幸せです」と喜びを語った。
ミュージカル『プロデューサーズ』は同所であすから12月6日まで上演。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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