東出昌大&菅原小春ら、三島由紀夫作品舞台に出演決定<MISHIMA2020>
2020.08.20 15:47
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三島由紀夫没後50周年企画「MISHIMA2020」が、9月に東京・日生劇場で開催されることが決定。俳優の東出昌大、ダンサーの菅原小春らが出演することがわかった。
2020年、戦後の日本文学界を代表する作家の三島が自決した衝撃的な事件から50年。彼の人生、作品、思想は、世代や国境をも超えて、人々に大きな影響を与えてきた。今でも世界各国で三島文学は多くのクリエイターたちを刺激し、生き続けている。
本企画は、そんな三島文学に刺激を受ける4名の演出家が集い、それぞれの感性で三島の新たな魅力を創出。半世紀を経てなお人々を魅了し続ける三島作品と、若い世代によって生み出される新しい感覚を融合させ、日本の純文学を現代にいきいきと蘇らせ創造的かつ視覚化した作品を目指す。
“三島由紀夫”をテーマに、演出家や映像作家として活躍中の才能溢れる4名のクリエイターが、それぞれの目線で演出する三島作品を、オムニバス形式で公演。三島没後に生まれた4人の演出家が、三島を通して考える今の日本、多種多様に満ちた三島作品を2020年という時代を通して舞台化する。
9月21・22日には、野上絹代作・演出の「橋づくし」と長久允作・演出の「『憂国』(『(死なない)憂国』)」、26・27日には加藤拓也作・演出による「『真夏の死』(『summer remind』)」と熊林弘高演出による「『班女』近代能楽集より」が上演。出演者には、「橋づくし」に伊原六花、井桁弘恵、野口かおる、高橋努、「『憂国』(『(死なない)憂国』)」に東出、菅原、「『真夏の死』(『summer remind』)」に中村ゆり、平原テツ、「『班女』近代能楽集より」に麻実れい、中村蒼らが出演。公演の模様は配信される予定。
手掛けるのは、広告映像ディレクターとして国際的なクリエイティブアワードで多数の受賞をし、近年では、映画監督としても活躍する関根光才。公開は2021年。ソーシャルディスタンスが演劇に求められる今、劇場半数の客席と舞台映像配信でのダブル上演で新たな演劇スタイルを模索中の舞台業界。社会全体がこの難局にどう挑み、どのように淘汰されるのか注目だ。(modelpress編集部)
本企画は、そんな三島文学に刺激を受ける4名の演出家が集い、それぞれの感性で三島の新たな魅力を創出。半世紀を経てなお人々を魅了し続ける三島作品と、若い世代によって生み出される新しい感覚を融合させ、日本の純文学を現代にいきいきと蘇らせ創造的かつ視覚化した作品を目指す。
“三島由紀夫”をテーマに、演出家や映像作家として活躍中の才能溢れる4名のクリエイターが、それぞれの目線で演出する三島作品を、オムニバス形式で公演。三島没後に生まれた4人の演出家が、三島を通して考える今の日本、多種多様に満ちた三島作品を2020年という時代を通して舞台化する。
9月21・22日には、野上絹代作・演出の「橋づくし」と長久允作・演出の「『憂国』(『(死なない)憂国』)」、26・27日には加藤拓也作・演出による「『真夏の死』(『summer remind』)」と熊林弘高演出による「『班女』近代能楽集より」が上演。出演者には、「橋づくし」に伊原六花、井桁弘恵、野口かおる、高橋努、「『憂国』(『(死なない)憂国』)」に東出、菅原、「『真夏の死』(『summer remind』)」に中村ゆり、平原テツ、「『班女』近代能楽集より」に麻実れい、中村蒼らが出演。公演の模様は配信される予定。
今、“MISHIMA”が熱い
三島没後50年となる2020年は、3月に映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』が公開され、全国の映画館で半年以上のロングラン上映が続き、コロナ禍の中、20日現在で14万人の観客動員を記録。秋には、東京バレエ団が、三島の生涯や世界観を描いたバレエ作品「M」を10年ぶりに上演するなど、三島作品への注目が高まっている。三本柱で挑む初のプロジェクト
渦中の今だからこそ、そのリアルを演劇で共有し、フィルムに託す劇場+舞台映像配信+ドキュメンタリー映画の三本柱で挑む初のプロジェクト。現在世界を取り巻くコロナ禍の中で、本公演の制作過程を追い、三島を通して「今」をとらえるドキュメンタリー映画の製作が決定。手掛けるのは、広告映像ディレクターとして国際的なクリエイティブアワードで多数の受賞をし、近年では、映画監督としても活躍する関根光才。公開は2021年。ソーシャルディスタンスが演劇に求められる今、劇場半数の客席と舞台映像配信でのダブル上演で新たな演劇スタイルを模索中の舞台業界。社会全体がこの難局にどう挑み、どのように淘汰されるのか注目だ。(modelpress編集部)
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