東 啓介が演じたベストキャラは? 伸びやかな歌声と抜群のスタイル、“ヘタレ”にもなれる演技力

2020.07.14 03:00
提供:2.5ジゲン!!

2.5次元作品だけではなく、近年グランドミュージカルなどにも多く出演している東啓介。年齢を重ねるごとに着実に成長した姿を見せてくれる彼は、いつだって新鮮な驚きと喜びをファンに与えてくれる。

応援していて、わくわくする。次の舞台が楽しみ。――東は、そうしたシンプルで眩しい感情を抱かせてくれる役者のひとりだ。

今日7月14日に25才の誕生日を迎えたことを記念して、2.5ジゲン!!では、彼の「ベストキャラ」にまつわるファンアンケートを行った。寄せられたコメントとともに、彼がこれまで出演してきた作品やキャラクターを振り返っていきたい。

※いただいたコメントについては、文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。

東 啓介(ひがし けいすけ)プロフィール
名前  :東 啓介
生年月日:1995年7月14日
出身地 :東京都
身長  :187cm
引用  :ワタナベエンターテインメント公式サイトより

燭台切光忠役/舞台『刀剣乱舞』シリーズ

光忠くん。

今も昔も光忠くん。#お前ら刀剣乱舞の最初の推し誰だよ pic.twitter.com/FWD3pcMpVE

— 東啓介 (@keisuke_higashi) May 31, 2016


今回もっともコメントが寄せられたのが、舞台『刀剣乱舞』シリーズの燭台切光忠。原作でも“かっこよさ”にこだわった台詞の多いキャラクターだ。

身長190cm近い脅威のスタイルで太刀を振る姿は、どこから見ても一分の隙もなくかっこいい。もちろん燭台切光忠のかっこよさは、外見に限ったものではないが、そのビジュアルの再現性にまず心を掴まれたファンも多いのではないだろうか。

長い手足での殺陣がとてもかっこよくて美しかったからです。

ドンピシャなスタイルと原作そっくりな声、長い手足を存分に使った殺陣、そして悲伝に繋がるにつれて深みを増していく演技がとても素晴らしいからです! 特に、悲伝での三日月との殺陣は、力強くでもどこか悲しみに溢れた太刀筋で、心を締め付けられました。お名前しか存じ上げなかった東さんの沼に引き落とされた作品です。

スタイリッシュでかっこいい。燭台切光忠そのもの。

東さん自身が言っていたように、身長がほぼ同じというのもありますが、ストレートプレイの中で突然ミュージカルなどを行うのがとても印象に残っています。

キャラクターの再現度とスタイルのよさが素晴らしく、ほれてしまうほどかっこよかったから。

初めて見たときにそこに等身大の燭台切光忠がいて驚いたのを覚えてます。悲伝では和田琢磨さん演じる歌仙兼定と少しコメディなシーンをやったり、かと思ったら物語においてかなり重要になるシリアスなシーンを演じていて、その演じ分けにとても感動しました。

東くんを知ったきっかけの作品です。燭台切光忠は、伊達男の中の伊達男と言っていいくらいにクールでかっこいいのに、一人称が「僕」という穏やかな口調で物腰柔らかなキャラクター。そんな、見た目も中身も完璧な燭台切を演じる東くんを見た時は「現実に生きている!!」と感動しました。それから東くんに夢中になり、応援するようになりました!

東啓介さんを知ったのがこの作品でした。そこから東啓介さん個人を好きになって言ったので特に思い入れの強い作品です。そして東啓介さんの燭台切光忠は本当に私の理想の燭台切光忠です。

東啓介くんを知るきっかけとなったのが舞台刀剣乱舞だからです。抜群のプロポーションと落ち着いた声、お芝居が燭台切光忠そのもので感動しました。

初めて東啓介さんを知ったきっかけの作品です。ゲームのキャラクターそのままのスタイルや声で凄い! と思ったので。

東さんを初めて知った舞台だったから、東さんの燭台切光忠が大好きだからです。

東啓介さんを知ったきっかけの舞台でもありますし、燭台切光忠が2次元からそのまま出てきたような演技に惹かれました。燭台切光忠で知った東さんの大ファンですし、ずっと応援し続けたいです。あと、歌唱力も素晴らしくて、インスタライブを拝見させていただいているのですが、弾き語りなどいつも聴いていて安心させて頂いています。ファンを大切にしていらっしゃっていることがいつも感じ取れて、本当に理想的な俳優さんだと思っています。YouTubeの方にもオリジナルソングやカバー曲を配信されていて、いつも感動して涙しそうになっています。燭台切光忠は東さん以外にいないと思います。

2.5次元界屈指の人気作品である「刀ステ」。大きな期待が寄せられる分、ファンの目線も厳しくなりがちな面もある。

しかし東が演じる燭台切光忠は、そうしたハードルを上回る演技でファンを魅了した。アンケートからは、この作品で東を知り、好きになったというファンが多く見受けられる。2016年に初めて演じて以降、今も多くのファンの心を掴み続けている。またいつか、彼の演じる燭台切光忠に出会いたい。そう願っているのは、筆者だけではないだろう。

原田左之助役/ミュージカル『薄桜鬼』

ミュージカル『薄桜鬼』HAKU-MYU LIVE2
無事全公演終了しました!!

それと同時に、原田左之助編発表されました!
会場の歓声、忘れません。歴代の方々の、誠を背負って大成功させてみせます。 pic.twitter.com/vfvweEnPhB

— 東啓介 (@keisuke_higashi) August 17, 2016


続けてコメントの寄せられた作品は、ミュージカル『薄桜鬼』シリーズ。早速、コメントを見ていこう。

最初に東さんを拝見したのが、薄桜鬼ですごい似ていたし、カッコよかったから

初めて観た東さんの舞台です。男気溢れる殺陣や三バカとのおふざけ、千鶴ちゃんとの恋模様など、いろんな東さんを見ることができます! 特に新選組唯一の槍使いとしての殺陣は長身が映えてとってもカッコいいです! ソロの歌声は圧巻で登場曲から既に感動でした!

私の中でダントツに印象に残って大好きなのが、ミュージカル薄桜鬼(薄ミュ)です!! 歴代左之さんの中で、ダントツにルックスも歌声も槍の扱いも上手くて、殺陣をしながらの歌声が色っぽい!! ラブシーンとなると色っぽいし艶っぽいし…もう…最高すぎて…キュンキュンしたし、切なすぎてドキドキしたし、面白いしカッコイイし…薄桜鬼の原田左之助そのものでした!! 登場とともに、槍を扱いながら目の前を通り過ぎた時…泣きそうになりました…そして舞台に上がった途端…甘い決め台詞の啖呵に、甘い歌声でモノクロの月…出だしから完全に魅了されました…薄ミュシリーズでも原田左之助篇が羅刹にならないけれど、それが更に原田左之助らしくて、1番好きなので、東さんの演じた作品の中で1番好きな作品とキャラに上げました。

東が演じた原田左之助は、薄桜鬼に登場するキャラクターの中でも屈指の色香をまとった男である。

戦場では隊内唯一の槍使いとして観客を圧倒する殺陣を披露する半面、ヒロイン・千鶴とのシーンでは熱のこもった愛の言葉をささやく――その“暴力的”なまでのギャップに、頭を抱えたファンも多いだろう。

薄ミュは、殺陣の中にダンスがふんだんに散りばめられていることも魅力のひとつ。芝居、歌、ダンスなど、東の持つ武器を余すことなく堪能できる作品であり、多くのファンに愛され続けているのも納得だ。

Will役/『CLUB SLAZY -Another world-』

『Club SLAZY -Another world-』
ビジュアル解禁されました!
Will役です!

お楽しみに♪( ´▽`) pic.twitter.com/r8bXxXtwn1

— 東啓介 (@keisuke_higashi) June 12, 2016


2016年に公演された『CLUB SLAZY-Another world-』では、セクシーでパワフルなダンスと歌声で観客を魅了した。

大都会の片隅に存在する「Club SLAZY」を舞台に、男たちの葛藤を描く今作。東は、SLAZYのトップエースであるWillを熱演した。

普段は情けないのに、いざショーの幕が上がるとさすがトップエースと思わされました。恵まれた体躯に華やかな存在感、そして歌も上手く、この子はきっと将来いろんな舞台やミュージカルで観ることになるんだろうなと確信した作品でした。

私が東啓介さんを知ったきっかけの役でもあるし、薄桜鬼の原田左之助役や舞台刀剣乱舞の燭台切光忠役など”かっこいいお兄さん”役が続いていた中、このSLAZYでの東啓介さん演じるWillはトップスターであるにも関わらず、緊張に弱く後輩にも強く言えない”ヘタレ”の役だったのでとても新鮮に感じました。また、劇中ではたくさんの曲が披露されており、歌の上手い東啓介さんの魅力をいっぱい伝えられる舞台であると思ったので選びました。SLAZYシリーズの中で1回しか出演していないにもかかわらず存在感があり、役とご本人の雰囲気が合っていたため。

東が演じたWillは、SLAZYのトップエースという立場にいながら、どこか情けない一面を持っている。過去、作品に登場したトップエースたちとは違った雰囲気をまとうWillは、いわゆる“ヘタレ”な性格だ。

しかし、長い手足を存分に活かしたダンスとその美声は、彼がトップエースたるゆえんを言外ににじませている。

アルフレート役/ミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』


ミュージカル俳優にとって、ひのき舞台ともいわれる帝国劇場の舞台に初めて立った『ダンスオブヴァンパイア』にもコメントが多く寄せられた。

東は「30歳までに帝国劇場の舞台に立つこと」を目標に掲げていた。その夢を叶えた今作は、ファンにとっても思い出深い作品になっているのではないだろうか。

初の帝劇出演で、素敵な歌声と可愛らしく最後は妖艶な役柄が素晴らしく大好きでした!!!

東啓介くんの歌声とかっこよさと可愛さの全てを堪能出来る

びびりでおちゃめな助手役がぴったりでした!歌も素敵で、劇場で聞いて感動しました。

東くんが初めて帝国劇場に立った舞台だから

東が演じたアルフレートは、ヴァンパイア研究の助手を務めている。研究のために訪れた土地で、宿屋の娘・サラに一目惚れしたところから物語が展開する。

『CLUB SLAZY-Another world-』のWill同様、アルフレートの性格も一言で表すならば「ヘタレ」が一番しっくりくる。東自身、アルフレートを「ザ・ヘタレ」と語るほどだ。

真面目さが先走るゆえに空回ってしまうのだが、根っこに存在する純粋さや素直さが節々から垣間見えるのは、東の丁寧な芝居故だろう。思わず「頑張れ!」とエールを送りたくなってしまう。

歴代最高身長のアルフレートが、背筋を丸めて右往左往する愛らしい姿は必見。東が得意とする「ヘタレだが優しい好青年」を見たい方におすすめだ。

帝国劇場でも、魅力ある伸びやかな高音ボイスで観客の心を魅了した東。『ダンス オブ ヴァンパイア』『CLUB SLAZY-Another world-』以外にも、ミュージカル作品に多くコメントが寄せられた。ここからは、一気にコメントを紹介しよう。

コリウス役/ミュージカル「マリーゴールド」
・どの舞台の役も好きなのですが、普段と違う役こちらを選びました。ちょっと不気味な印象の役柄でしたが、それを魅力に変えてしまう歌声に魅了されました。アナベルを想って歌う姿はもうほんとなんと言葉にしたら良いかわかりませんが、とても好きです。いつも癒やされる明るい笑顔が、こんなにも気持ち悪く感じるなんて…「この人なんかやばいな」をいろんな表現で感じさせられて、新たな面を見ることができたなと思ったので選びました。
・とんちゃんの今まで演じた中で私的に1番しっくりくるなぁと思いました!

アルマン役/ミュージカル「マタ・ハリ」
・演技も歌も公演を重ねるごとに磨きがかかって、すごく輝いていた舞台で、もう一度観たいと思う舞台だから。
・歌唱、演技、役どころすべて最高だった。舞台の内容自体とてもよかった
・グランドミュージカルではじめてのメインの役どころ。ドキドキしながら観劇したのですが、公演中の進化を目の当たりにして、すごい人を応援してるんだなぁと思いました。帝国劇場で歌う姿を改めて見たいなと強く感じた舞台でした。再演してほしいです

李春林/舞台「グランギニョル」
・身のこなしや雰囲気などの役作りに特に熱意を感じた。
・若いながらにどこか飄々とした役がハマるなと思います。
・李春林はTRUMPシリーズにおいて忌避される存在として描かれ悲劇の象徴でもあったダンピールであるにもかかわらず、その出自も決して幸せに満ちたものでないのに自他共に認めるポジティブというのは、当時劇場で自己紹介の場面を見た時にかなりの衝撃でした。しかし、そのポジティブさが無理矢理でもなく嘘くさくもないように受け取れたのは、シリーズ生みの親である末満さんの言う通り、東さんの元から持つものが大きかったと思います。シリーズはまだ続いていますが、ポジティブな性格のダンピールは未だに彼だけ。東さんにしか演じられない役、と聞くと、まずこの李春林が思い浮かびます。
・春林師匠のキャラクターはもちろん、演じ方、衣装、声、顔、メイク、ウィッグ全てが最高!

シャーロック・ホームズ役/リーディングシアター「緋色の研究」
・Color of Life の歌声も良かったし刀ステ燭台切のコスチュームもピッタリでしたが、つい先日あった朗読劇でのシャーロック・ホームズの足の長さが衝撃でした。

葦木場拓斗役/舞台『弱虫ペダル』
・東くんの初めての主演作で、ファンとしてもとても思い出深い作品です。喜びの歌をバックにライドする姿を、今でも鮮明に覚えています。

伸びやかな歌声でファンを魅了する、次世代のスター

2013年のデビュー以降、着実に進化を続ける東。

豊かな声量、幅広い音域。重量感と深みのある歌声を武器に、近年は2.5次元界だけでなくミュージカル界からの注目も集めている。2020年7月からはミュージカル『ジャージー・ボーイズ』で再び帝国劇場の舞台に立つ予定だ。次はどんなステージを見せてくれるのだろうと、期待せずにはいられない。

歌声はもちろん、さまざまな役どころを丁寧に演じ分ける演技力も彼の魅力だ。あらゆる魅力を兼ね備えた東ならば、きっとこれからも素晴らしい芝居を見せてくれるはずだ。

この1年も、どうか東にとって素晴らしい年になるようにと、多くのファンが祈っているだろう。

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