GENKING「二人して大号泣」性別適合手術で母と衝突した日々を回顧
2019.11.19 19:58
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タレントのGENKINGが18日、自身のブログを更新。性別適合手術や戸籍変更について、実の母親から理解を得られるようになるまで葛藤した日々を振り返った。
GENKING「あの日は二人して大号泣」母への性別適合手術を振り返る
2017年5月28日にタイで性別適合手術を受け、同年7月には戸籍上の性別を女性に変更、本名も元輝(げんき)から沙奈(さな)に変更したGENKING。この日のブログでは、自身が誕生日を迎えたことを報告すると、前日である17日に母親から感謝のメールが届いたことを明かした。そして「私達の家族は普通じゃ味わえない色んな困難があったけど、1つずつ乗り越えて今があります」といい、自身を女手ひとつで育ててくれたという母親から、性別適合手術についての理解を得られるようになるまでを振り返った。
“性同一性障害”をカミングアウトし、"沢山喧嘩した”後、自身を受け入れてもらえないと悟ったGENKINGは、母親には何も告げずに性別適合手術を実行。
その後何ヶ月も会わない日々が続いたというが、戸籍変更の手続きに必要な戸籍謄本を取りに行くために実家に戻ると、いつもは玄関で出迎えてくれる母親が、奥の部屋で正座をし、寂しそうに座っていたという。
この日の母親の姿についてGENKINGは「今でも忘れません」とし、「私は私の人生を見てるけど、親の人生には私の生き方も人生にあるから、悲しませてしまったけど、悲しむ事じゃないんだと、何時間もかけて話して20%は理解したかな笑」と時間をかけて話し合ったことを明かし、「とにかくあの日は二人して大号泣笑」と当時を回顧した。
なお、今では母親から十分な理解を得られているようで「男とか女とか関係なく、親からしたら子供は可愛くて仕方がないのです!!それは凄い感じる」とコメント。
最後には「息子も娘にも出会えたママは凄いよ なかなかそんな人いないよ ママありがとう ママが大好きな娘より」と、母親への感謝でブログを締めくくった。
GENKING、性別適合手術で女性へ 母親が心境告白
2018年11月に放送されたTBS系情報番組「ビビット」では、GENKINGが自身の手術、戸籍変更を母親へ報告する様子を密着取材。母親は「私自身は双子を産んだと思っています。男と女を同時に生んで、運悪く男の子の方が亡くなってしまったんだと。それを考えると、心がすーっと納得出来ました」と心境を語っていた。(modelpress編集部)
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