寺本愛美、出産後初の大会参加 加藤ナナ&蜂谷晏海も軽快ラン<TOKYO GIRLS RUN>
2019.10.25 14:41
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女のコのランニングカルチャーをリードするランニングチーム「TOKYO GIRLS RUN」(以下:TGR)。寺本愛美、加藤ナナ、蜂谷晏海が、10月14日に開催された『高崎美スタイルマラソン2019』に出場した。
寺本愛美・加藤ナナ・蜂谷晏海が大会参加
オリンピックイヤーである2020年に向けて始動した『TOKYO GIRLS RUN ~Season2019-2020~』。今回で8回目を迎え、子宮頸がん予防啓発がコンセプトの同大会には、TGRメンバーから加藤と蜂谷、さらにTGR5期生のOB寺本もゲストランナーとして参加した。加藤、蜂谷の2人は10㎞の部、寺本は5kmの部に挑戦。この日のスタート時点の気温は前日よりも少し肌寒さを感じる17.4度で、日差しもなく暑すぎない大会日和の中、1周2.5kmのコースをそれぞれ周回した。
加藤ナナ・蜂谷晏海が意気込み
スタート前に意気込みを聞くと、加藤は「前回の大会では無理やり走ってしまってペースが乱れていたので、今回はペースを守りつつ計画的に6分ペースで走りたい!」、蜂谷は「1時間を切れたらいいなと思います。台風の影響もある中で開催された大会なので、少しでもみなさんに応援メッセージを伝えられるように走りたいですね」と意気込み。スタート地点で笑顔を見せた3人は、スタートの合図とともに先頭から颯爽と飛び出した。
寺本愛美「だめだわ~」
1周2.5kmを迎える頃には、まだまだ余裕の表情で手を振る3人。2周目も笑顔で疲れは見えなかった。2周5kmを走り終えた寺本は、納得のいかないタイムだったのか、ゴール後第一声が「だめだわ~」と吐露した。3周目に入ると少し辛そうな表情になった蜂谷。スタッフが「大丈夫?」と声をかけると「がんばる~」と笑顔で走り去っていった。
無事4周10㎞を走り終え、爽やかな表情を見せた蜂谷と加藤。その後のトークショーで加藤は同大会の主催者で産婦人科館出張佐藤病院の院長・佐藤雄一院長と走ったといい、「佐藤先生がペースメーカーをしてくれたので今までで一番楽しい10㎞でした!」と回想。蜂谷は「楽しく走ることができて、ちびっこ達が沿道で応援してくれたり、ハイタッチをしてくれる方がいたりして、手と手が触れ合うと活力になるんだなと改めて感じました」と語った。
加藤ナナら会場内を満喫
また、ランナーを応援すべくフラダンスを披露している集団がいたり、体力測定やハーブティーの販売などの健康にまつわるブースがあったりと楽しめる会場内。メンバーも会場内を満喫した様子で、1時間2分16秒で入り終えた加藤は「今日のランは大満足!周囲のペースに引っ張られることもなく良いペースで走ることができました。女性向けのイベントということでしたが、男女幅広く参加していたのが印象的でしたね。走り終わったあとにヨガタイムがあったり、検診車が来ていたりと他の大会にはなかなかないのが良かったと思う」と笑顔で振り返った。
蜂谷晏海、ランニング中の感動とは?
さらに、1時間7分26秒のタイムを記録した蜂谷は「すごく楽しかった!沿道からの応援が暖かくて、こんなに応援してもらったのは初めてだったので嬉しかったです。ハイタッチをしてくれた女性がいたんですけど、手からパワーが出てるのかな?ってくらいハイタッチ後スピードが上がるんです」とランニング中の感動を紹介。「最後のほうはしんどかったけど、応援してくれる方のためにも止まらずに走ろうって思いました。今回は子宮頸がん予防啓発をコンセプトとした大会でしたが、男性も参加しているのがすごく良かったですね。パートナーの身体について考えるきっかけになってくださるといいなと思います」と明かした。
出産後初の大会参加・寺本愛美「つらかった気持ちとかがわかる」
現在は、結婚・出産を経て1歳半の娘がいるという寺本は、出産後初の大会参加だったとは思えないほどに軽快な走りを披露。「今でもできるだけ時間を見つけて、夫が家にいて娘が寝ている朝4時~5時くらいに30分くらいですけどランニングをしています」と述べた。この日の感想については「現役メンバーと一緒に走って、私もこの時期すごくつらかった気持ちとかがわかるので、応援したいな、支えたいなと思いました。この高崎美スタイルマラソンは現役時代私も参加したのですが、まったく走った経験がなかったところから、初めて10㎞で1時間を切ることができて自信のついた思い出深い大会なんです。その時身に着けていたポーチを東京マラソンでも身に着けたくらい!」と回顧。
そのうえで「さらに、出産を経て自分の身体のことをすごく考えるようになりました。この高崎美スタイルマラソンは子宮頸がん予防啓発をコンセプトとしているということで、大会への参加を通じてできるだけ多くの方に自分の身体について考えるきっかけを広めたいと思います」とコメントを寄せた。
「子宮頸がん」勉強会も
練習会終了後は、佐藤先生による「子宮頸がん」の勉強会が開催。先生の勉強会を聞き終えたメンバーは「もっと検診を受けるように広めていきたい」「もっと自分の身体のことを考えないといけないね!」「近いうちに産婦人科に行ってみようかな」と意識が変わった様子だった。(modelpress編集部)
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