市川海老蔵(提供写真)

市川海老蔵、Snow Man宮舘涼太&阿部亮平との初共演に期待<ABKAI 2019>

2019.09.03 18:03

歌舞伎俳優の市川海老蔵が3日、都内で行われた市川海老蔵 第五回自主公演「ABKAI2019~第一章FINAL~『SANEMORI』」の製作発表会見に出席した。

同公演は、“現代のかぶき者”十一代目市川海老蔵が、近年積極的に取り組んでいる“伝統の継承”と“新時代の歌舞伎の創造”を融合させた舞台を目指し、2013年夏、初めて海老蔵自らが企画・製作を行ったもので、今回で五回目となる。

歌舞伎を縁遠く感じている若い世代の人々や、舞台を観る機会が少ない人々にも、気軽に足を運んで歌舞伎を楽しんでもらうため企画され、日本昔話や古事記など、皆様に馴染みのある様々な題材を扱ってきた。

今回、十一代目市川海老蔵として最後の「ABKAI」に選んだ演目は、以前より海老蔵が構想を温めていた「源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき)」より、「実盛物語」を主軸に『SANEMORI』と題し、新たな歌舞伎の舞台を創り上げる。

「実盛物語」は、登場人物となる斎藤実盛は歌舞伎において「生締(なまじめ)」とも呼ばれ、分別のある武将の典型的な役柄として描かれている。扇を用いて物語る場面が見どころで、平家に仕えながらも源氏に忠を尽くさんとする実盛の生き様や、ドラマ性があふれる時代物の名作と称される。

市川海老蔵、Snow Man宮舘涼太&阿部亮平と初共演

市川海老蔵(提供写真)
市川海老蔵(提供写真)
また出演者には、沢山の若い人々にも歌舞伎の楽しさや醍醐味を感じてもらうべく、高い身体能力と「滝沢歌舞伎」で培った確かなスキルで舞台を中心に活躍、人気急上昇中で先日CDデビューを発表したジャニーズJr.のユニット・Snow Manから、宮舘涼太阿部亮平が初参戦。さらに歌舞伎界からは、市川右團次、中村児太郎らが出演、芝居に彩りを加える。

海老蔵は「今回、海老蔵としての最後となりますので、『第1章FAINAL』と銘を打たせていただくことになりました。(今までのABKAIの)一番の思い出は、(2017年の)6月に石川五右衛門をやらせていただいている時に色々とありまして、その時の舞台というより私の人生の中で忘れない出来事になりました」と振り返り、「今後ですが海老蔵なので“ABKAI”と思っている方も多くいらっしゃると思いますが、私も倅もAB型なので、“AB型の会”と変えまして名を変えずに続けていけたらな…と冗談です(笑)」とコメント。

初共演となるSnow Manについては「今まで三宅健さんなどジャニーズの方々とご一緒してきましたが、立ちまわりなど動きの中で私達も学ぶべきものがありました。歌舞伎の所作や伝統的な動きは難しいとは思いますが、宮舘さんや阿部さんには動きの面で活躍してもらえたら嬉しいなと今の段階では思っております」と期待を寄せ、「お二人との共演はご縁ですね」と語った。

同公演は、11月5日~25日に東京・Bunkamuraシアターコクーンにて全34回公演を上演。(modelpress編集部)
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