樹(松坂桃李)&葵(中村ゆり)の回想シーン話題に 衝撃展開続く「いい意味で嫌われたらいいかな」<パーフェクトワールド>
2019.05.14 06:00
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俳優の松坂桃李が主演、女優の山本美月がヒロインを務めるドラマ『パーフェクトワールド』(毎週火曜夜9時~/カンテレ・フジテレビ系)の第4話が14日に放送される。
『パーフェクトワールド』第3話は宣戦布告の“衝撃シーン”で終了
同作は、不慮の事故により車いす生活を送ることになり、生涯一人で生きていくと決めていた建築士・鮎川樹(松坂)が、高校の同級生・川奈つぐみ(山本)と再会し、心を通わせていくことで2人の生き方が変化していくラブストーリー。先週放送した第3話では、ひかれ合う2人をはばむ障壁が次々とあらわれた。つぐみの父・元久(松重豊)とタイミング悪く鉢合わせしてしまった樹の印象は悪く、交際を知った元久とつぐみは気まずい雰囲気に。また、幼なじみでつぐみに思いを寄せる、洋貴(瀬戸康史)は、かいがいしく世話を焼くつぐみを見ていられず、ついに、つぐみを抱きしめてしまう。さらに「俺はつぐみが好きだから」と樹に宣戦布告、と衝撃的なシーンで終わった。
第4話では、受傷直後の樹を叱咤激励し、支えてきた葵(中村ゆり)と樹の過去を知ったつぐみが、次第に葵の代わりに樹を支えたいと強く思うようになり、介護の勉強を始める。あきれつつも、そんなつぐみを支えたいと洋貴はさらに距離を縮めていくが。その一方で、樹は体の不調をうったえるが、その相手とはつぐみではなく…?
樹(松坂桃李)&葵(中村ゆり)の回想シーン話題に
第3話で描かれた回想シーンで、自殺しようとする樹を葵が止めたシーンは、SNS上でも「ただ優しいだけよりも長沢さんのようなキツめの看護師って必要だ」や「長沢さん、ただの悪役じゃないのね。つぐみにきつく当たった後に後悔しているのは意外」と話題に。そんな長沢葵について、どのような印象をもっているのか、中村に尋ねてみると「自分の解釈としては、葵は葵なりの仕事に対するプライドがあったり、一番現実を見てきた立場ならではの正義があったりするなとは思いながらも“結構なことするな”という印象です(笑)。ドラマのスパイスとして受け取っていただき“いい意味で嫌われたらいいかな”と思います。本当にこじらせていますよね(笑)。越えてはいけない線を越えていますが、人間臭さとして“彼女も全然完璧じゃない”っていう意味でとらえてもらえたらうれしいですね」と語った。
そして、「共感とまではいかないかもしれませんが、働く女性としてプロに徹しているところは理解できます。人の生死や挫折、再生などを間近に感じるとても大変なお仕事ですし、強くなければ持てない慈愛もあれば、きれいごとではすまされないストレスもあるだろうと思います」と葵について分析。
役について意識していることを尋ねると「ラブストーリーに必要な、“ちょっと邪魔するポジション”も見せつつも、葵の中での“好き”という気持ちも大事にしています。また、つぐみにひどいことを言っている自分に対しての、恥ずかしさや悲しさもあるでしょうから、ただのキャラクターにならないようにしたいと思います。1話の終わり、樹にボディータッチをすることに対して少し抵抗があったのですが、実際、看護師の方にお話を伺ったときに“患者さんを安心させるために触ることもある”ということを教えてもらって、ふに落ちたのを覚えています。そういった現場の方の声も意識したいと思いますね」とプロ意識の高さをのぞかせた。
最後に見どころについては「ラブストーリーでありながら、漫画とは思えないくらい、深いところまで踏み込んで描いていることにびっくりしましたし、知らないこともすごく多かったです。この作品がドラマになることで、大事なことが知られていくというのは、素晴らしいことだと思いました。本当に美しい2人のラブストーリーだから、なるべくかき乱したくないんです。でも、葵は大いにかき乱していくので、“不器用な人なんだ”と、面白がって見守ってあげてください(笑)」と笑顔でアピールした。
樹とつぐみの、つのる想いとすれ違う想い、そして一途な愛が招く波乱の予感。第4話も、“うるうるとキュンキュン”が止まらない展開となる。(modelpress編集部)
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