伊藤健太郎「大人の言うことに片っ端から反抗していた」思春期を回顧
2019.02.06 15:27
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近現代戯曲シリーズ『春のめざめ』及び『恐るべき子供たち』製作発表会が6日、KAAT神奈川芸術劇場で行われ、出演の伊藤健太郎、岡本夏美、栗原類、南沢奈央、柾木玲弥、松岡広大、芸術監督の白井晃が出席した。
伊藤健太郎、舞台初主演に意気込み
2017年に初演され、今回、再演となる『春のめざめ』で主人公・メルヒオールを演じる伊藤は「今回、僕は舞台が2度目ということで、まだまだ素人のようなものなので、白井さんやほかのキャストの皆さんの胸を借りるつもりで、しっかりと演じていきたいなと思います」と意気込み、舞台初主演を務める心境については「お話をいただいたときはすごく嬉しかったです。初めて舞台に立たせていただいて、お芝居をさせていただいたときに、舞台の魅力をすごく感じて、自分が舞台上でお芝居をしたことが伝わって、直に反応していただいて、皆さんで一緒に作り上げているあの空間の居心地がよくて、舞台が大好きになって、2回目で主演をやらせていただけるということはすごく嬉しいと思ったし、頑張らないとなと思いました」と目を輝かせた。伊藤健太郎、最初は「正直よくわからなかった」
また、本を読んだ感想については「台本を最初に1回読んだときは、正直よくわからなかったです。何回か読ませていただいているうちに、時代を超えて思春期の人たちが考えることって、時代がどうであれ今と通ずるところもあるんだなと感じて、演じる上で今、思春期を迎えている子たちや、これから思春期を迎える子たち、過去に思春期を迎えた方たちも思春期の時代の人たちと同じ目線で、足並みを揃えてメルヒオールという役を全身全霊で演じて、そういう姿をお見せできたらなと思いました」と語った。自身の思春期を回顧「大人の言うことに片っ端から反抗していた」
自身の思春期と今回演じる役との共通点を尋ねられると、伊藤は「真逆というか、メルヒオールは心のほうが先に成長していっている印象を受けて、僕って思春期だった頃って心より体ばかり大きくなって、心が追い付いてなかったと思っていて、大人の言うことに片っ端から反抗していたので、僕は(メルヒオールと)逆でした。でも差というのは一緒だと思うので、その差の共感はできるので、そこを自分の中で消化して演じられたらなと思っています」と語った。戯曲『春のめざめ』『恐るべき子供たち』
1891年にフランク・ヴェデキント書かれた戯曲『春のめざめ』は、思春期の少年たちの性への目覚め、生きることの葛藤、それに対する大人たちの抑圧などが描かれ、そのセンセーショナルな内容から当時上演禁止の処分を受けた問題作。2006年にブロードウェイでロックミュージカルとして上演され、話題となった。『恐るべき子供たち』は、『春のめざめ』同様、思春期の少年・少女を主人公に、1929年に上梓したフランスの詩人・小説家・劇作家ジャン・コクトーの中編小説で、コクトーの代表作の1つ。小説だけでなく、詩、映画、批判などあらゆるジャンルの文学に精通しているコクトーの作品の中でも、古典文学の悲劇を思わせるという点でもっともコクトーらしい作品とも言われている。
『春のめざめ』は2019年4月13日(土)~29日(月・祝)にKAAT神奈川芸術劇場、5月6日(月・祝)に東広島芸術文化ホールくらら、5月11日(土)〜12日に兵庫県立芸術文化センターにて上演。 『恐るべき子供たち』は5月18日(土)~6月2日(日)にKAAT神奈川芸術劇場にて上演される。(modelpress編集部)
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