(左から)広末涼子、芦田愛菜、佐藤隆太(写真提供:NHK)

広末涼子、芦田愛菜を絶賛「私たちだとできない」<エンディング・カット>

2019.01.28 19:47

NHK津放送局制作のFMシアター「エンディング・カット」(2月2日午後10時~/NHK-FM・全国放送)に芦田愛菜佐藤隆太広末涼子が出演。豪華キャスト陣が、家族の愛の物語を「声」で熱演し、芦田はラジオドラマ初挑戦となった。

同作は、人の死に向き合おうとする親子のヒューマンドラマ。エンディングカットという実在するテーマをモチーフにした物語となっている。

小さな美容室が始めた“エンディング・カット”とは、美容師が、亡くなった人の髪を遺族の依頼でカットやカラーなどヘアーセットすることで、故人を偲ぶため、遺族にその人らしさを思い出してもらう“最後の時間”を生み出す。同作では、エンディングカットの活動をする美容師の父親と、勧めた母親、そのことに嫌悪感をもっている中学生の娘の家族の愛の物語を描く。

「エンディング・カット」ポスター(写真提供:NHK)
「エンディング・カット」ポスター(写真提供:NHK)

広末涼子が芦田愛菜を絶賛

収録を終えた芦田は「今回がラジオドラマ初挑戦で、新鮮な事だらけでおもしろかったです。アフレコとはちょっと違って、絵もない状態で場面を想像してもらわないといけないのが難しいなと思いました」とコメント。緊張していたというが「お二人の声を聞いているだけで、その世界が想像できて、自然に引き込んで下さるというか、まるで乗り移ったかのようにお芝居している感覚が全然なく、本当にその役になりきってできました」と振り返った。

そんな芦田を広末は「分かってはいたんですけど、芦田愛菜ちゃんすごいなと思って。感情の乗せ方や受け止め方が的確で、この年頃特有の反抗期的な台詞とか、独特な現代っ子の部分もちゃんと出していて。それって私たちだとできないことなので。聞いていて納得しながら私も感情が自然と入ってすごく楽しかったです」と絶賛。

佐藤も「ご本人を目の前にして言うのも照れくさいですけど、お二人が芝居しているのを聞いていると、本当に台本で想像した以上に、よりステキな作品になるというか。温度の乗せ方がとても上手だったので、一緒にその輪に参加できてすごい楽しかったです」と充実した様子で語った。

佐藤隆太「鼻水がすごかった」 広末涼子も「泣いちゃったらいけない」

「台本を初めて読んだ時どう感じましたか?」という質問に、佐藤は「感情の波がすごく大きな作品で、芝居の時に鼻水がすごかったんですよ。本読みでそんなになること滅多にないですから、自分でもびっくりしました」と告白。

広末も「私もハンカチを置いていたのに、『やばい、ハンカチじゃダメだった。ティッシュだった』って思って、席を離れてティッシュを取りに行くのどうしようって躊躇してたら、途中から、隆太くんがポケットティッシュに手を伸ばしたんだけど、セリフ喋らないといけないからやめてみたいなジェスチャーがすごい愛おしくて」とコメント。「収録中も感情をあまり出すと邪魔になっちゃうから、『我慢しなきゃ、自分の台詞があるのに泣いちゃったらいけない』と思って」と涙をこらえるのに苦戦したようだ。

ドラマのタイトルにもなっている“エンディングカット”は、納棺の際に理美容師が遺族の依頼で故人の髪を切る、三重県で始まった実在する仕事。この仕事を3人はこれまで知らなかったというが、エンディングカットの印象を芦田は「本当に素敵なお仕事だなって思います。最後に、生きているときと同じような姿で亡くなった人と家族がちゃんと向かい合うことができる。そんな時間を作るお仕事ってすごく素敵だなって思いました」と語った。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

関連記事

  1. 相葉雅紀、広末涼子&ジャニーズWEST小瀧望登場で緊張?ドラマ打ち上げ秘話も「歌ってくれて…」
    相葉雅紀、広末涼子&ジャニーズWEST小瀧望登場で緊張?ドラマ打ち上げ秘話も「歌ってくれて…」
    モデルプレス
  2. 広末涼子「とっても大変」蝶&鳥ドレスに苦労
    広末涼子「とっても大変」蝶&鳥ドレスに苦労
    モデルプレス
  3. 広末涼子・戸田恵梨香・有村架純ら女優17人の集合ショットに反響「豪華すぎる」
    広末涼子・戸田恵梨香・有村架純ら女優17人の集合ショットに反響「豪華すぎる」
    モデルプレス
  4. 広末涼子、さらに美しくなった秘訣を語る<InRed Festival2018>
    広末涼子、さらに美しくなった秘訣を語る<InRed Festival2018>
    モデルプレス
  5. 広末涼子、中学時代のイケメン先輩が“カラオケで赤いパンツ”エピソード明かす
    広末涼子、中学時代のイケメン先輩が“カラオケで赤いパンツ”エピソード明かす
    モデルプレス
  6. 相葉雅紀が釈明 広末涼子との撮影で“ハプニング”?「見てはいけないものを…」<僕とシッポと神楽坂>
    相葉雅紀が釈明 広末涼子との撮影で“ハプニング”?「見てはいけないものを…」<僕とシッポと神楽坂>
    モデルプレス

「ニュース」カテゴリーの最新記事

  1. 真島なおみ、キュートすぎる獣巫女に大変身!?ファン悶絶
    真島なおみ、キュートすぎる獣巫女に大変身!?ファン悶絶
    WWS channel
  2. 小野花梨“芽衣”と兵頭功海“相沢”が、萩原聖人“潤”が働いていたスーパーを訪れる<私の知らない私>
    小野花梨“芽衣”と兵頭功海“相沢”が、萩原聖人“潤”が働いていたスーパーを訪れる<私の知らない私>
    WEBザテレビジョン
  3. 学生時代の最低男・香取慎吾“一平”を奥智哉が演じる…「ワンシーン、ワンカットを大事に」<日本一の最低男>
    学生時代の最低男・香取慎吾“一平”を奥智哉が演じる…「ワンシーン、ワンカットを大事に」<日本一の最低男>
    WEBザテレビジョン
  4. timelesz、3人体制最初で最後「ANNP」特別番組決定 “タイプロ好き”本田翼らがゲスト出演
    timelesz、3人体制最初で最後「ANNP」特別番組決定 “タイプロ好き”本田翼らがゲスト出演
    モデルプレス
  5. 藤原丈一郎“拓未”、新たな恋に進もうとするが中途半端な“あざとさ”にイラつく「芽生を超えるあざと女子なんていない」<僕のあざとい元カノ>
    藤原丈一郎“拓未”、新たな恋に進もうとするが中途半端な“あざとさ”にイラつく「芽生を超えるあざと女子なんていない」<僕のあざとい元カノ>
    WEBザテレビジョン
  6. 佐久間大介、大先輩の山寺宏一・井上和彦・梶裕貴の背中を追い新境地へ「先輩たちに追いつきたくてしょうがなかった」<Fiend/Friend in 20faces>
    佐久間大介、大先輩の山寺宏一・井上和彦・梶裕貴の背中を追い新境地へ「先輩たちに追いつきたくてしょうがなかった」<Fiend/Friend in 20faces>
    WEBザテレビジョン
  7. 手越祐也「潰し合うことなく、のびのびと生きたい」芸能界の価値観に一喝 自らの背中で見せたい“夢”を語る<ダウンタウンDX>
    手越祐也「潰し合うことなく、のびのびと生きたい」芸能界の価値観に一喝 自らの背中で見せたい“夢”を語る<ダウンタウンDX>
    WEBザテレビジョン
  8. HiHi Jets・猪狩蒼弥&作間龍斗が“Webニュース番組のキャスター”に挑戦…「ちょっと仕上がりが心配」と本音ポロリ
    HiHi Jets・猪狩蒼弥&作間龍斗が“Webニュース番組のキャスター”に挑戦…「ちょっと仕上がりが心配」と本音ポロリ
    WEBザテレビジョン
  9. Snow Man佐久間大介、デビュー前からの念願叶う レジェンドとの共演にためらいも「追いつきたくて」【Fiend/Friend in 20faces】
    Snow Man佐久間大介、デビュー前からの念願叶う レジェンドとの共演にためらいも「追いつきたくて」【Fiend/Friend in 20faces】
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事