長崎、天草「潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産に決定 長崎出身・福山雅治がコメント

【潜伏キリシタン/モデルプレス=6月30日】バーレーンで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)による第42回ユネスコ世界遺産委員会は30日、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を世界文化遺産に正式登録することを決定した。日本で18件目の文化遺産となる。
福山雅治
福山雅治

長崎、天草「潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産に

長崎県では、30日午後から、関係地域12カ所でパブリックビューイングを開催。県内関係者や一般市民合わせて2,000人以上が参加し、現地の委員会の様子が映し出され、決定を見守った。世界遺産の正式登録が決定した瞬間には、参加者からは歓声が沸き起こった。

福山雅治がコメント

この決定に対し、「長崎県ブルーアイランズプロジェクト」のナビゲーターを務める歌手で俳優の福山雅治は、「このたびは、『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』の世界遺産登録おめでとうございます。長崎の様々な歴史を知ることでこれからの人類の平和にも繋がっていく。今回の世界遺産登録は、そのきっかけを与えてくれることになるのではないでしょうか」とコメントを寄せた。

福山は今年2月にナビゲーターに就任後、クリエーティブプロデューサーとしてプロジェクト全般に関わり、「もっと島のことを知りたい」という思いから5月上旬に長崎県の島を訪問。構成資産の一つである五島列島の「久賀島の集落」も訪れている。

なお、長崎県は、今回の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の登録決定に合わせて、関連イベントの開催や関係地域にある情報発信拠点施設の展示物更新を行うという。

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」とは

17世紀から19世紀の2世紀以上にわたる禁教政策の下で、密かにキリスト教を伝えた人々の歴史を物語る他に例を見ない証拠。潜伏キリシタンがどのようにして既存の社会・宗教と関わりながら信仰を継続したのか、そして近代に入り禁教が解かれた後、彼らの宗教的伝統がどのように変容し、終焉を迎えたのかを示している。長崎と天草地方に所在する12の資産から成る。(modelpress編集部)

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