V6三宅健、主演舞台で10年ぶりタッグ 不朽の名作に挑む<本人コメント>
2018.06.21 12:24
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V6の三宅健が主演をつとめる舞台『二十日鼠と人間』が上演されることが決定した。
舞台『二十日鼠と人間』とは
今作は『怒りの葡萄』や『エデンの東』などで知られるアメリカのノーベル賞作家ジョン・スタインベックが1937年に発表した小説を原作とし、スタインベック自身が戯曲化した作品。1930年代の世界大恐慌下のアメリカを舞台に主人公のジョージに待ち受ける厳しい現実と相棒への想い、そしてその想いゆえの葛藤と苦悩をスタインベック自身の季節労働者としての体験をベースに社会への皮肉と機知に富んだ文章で描き出し、スタインベックが注目をされるきっかけとなった作品の一つとなっている。近年でも、映画俳優のジェームズ・フランコとアイルランド出身の個性派俳優クリス・オダウドが、ともに今作でブロードウェイデビューを果たしてヒットを記録。クリス・オダウドは、今作で第68回トニー賞演劇男優賞にノミネートされ、またこのブロードウェイ版は、ロイヤル・ナショナル・シアターの劇場中継である「ナショナル・シアター・ライブ」のラインナップとして上映され、日本でも2015年に上映された際は大きな話題を呼んだ。
三宅健、演出家・鈴木裕美と10年ぶりタッグ
そしてこの度、この世界中で高い評価を得ている名作を、小劇場から大劇場、ストレートプレイ、ミュージカルと多種多様なジャンルで精力的に活動する鈴木裕美の演出で上演。視野を広く持ち、様々な文化・伝統などに造詣が深い三宅が、相棒のことで苦悩し葛藤を抱える主人公、ジョージを演じる。演出の鈴木とは、2008年の『第17捕虜収容所』以来、10年ぶりにタッグを組む。さらに、花乃まりあ、中山祐一朗、姜暢雄、池下重大、瀧川英次、駒木根隆介、章平といった実力派俳優に加え、藤木孝、山路和弘というベテラン俳優が顔を揃える。
舞台『二十日鼠と人間』は、10月3日~10月28日まで東京グローブ座にて、11月8日~11月11日まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される。
三宅健コメント
新しい作品との出会いは、新しい役者さんたちとの出会いでもあるので楽しみです。ノーベル文学賞受賞者のジョン・スタインベックの優しさ、ユーモア、現実的で想像力のある世界観を共演者の方たちと 力を合わせて精一杯演じたいと思います。そして、演出家の鈴木裕美さんとは、10年振りにご一緒させて頂くので、鈴木さんの演出によって、また新たな自分に出会えることに期待を膨らませ今からドキドキワクワクしています。
鈴木裕美コメント
「二十日鼠と人間」は以前から、その世界の空気の中へ行ってみたいと思っていた戯曲です。全ての優れた戯曲は孤独をテーマにしていると言われますが、登場人物が全員が孤独に喘ぐ様は、俳優にとって、とても演じがいのある戯曲だと思います。三宅さんとは2008年の「第17捕虜収容所」以来10年ぶり、ご一緒するのは3回目になります。この10年、お互いがどのように成長できているのか、試される稽古場になると思います。緊張もしますが、とても稽古が楽しみです。
ストーリー
1930年代、世界大恐慌時代のカリフォルニア州。 出稼ぎ労働者ジョージ(三宅健)とレニー(章平)は、いつか自分たちの農場を持つ夢を持ちながら、いつも共に行動している。しかし、頭の回転が悪い大男レニーがいつも問題を起こすので、数々の農場を渡り歩くはめになっていた。 ジョージは失敗ばかりするレニーの尻拭いをする毎日だが、見捨てることは出来ずにいる。レニーはそんなジョージに頼り切っていた。レニーが問題を起こし、前の職場から逃げた2人は新たな職場である農場にたどり着く。ボス(藤木孝)と呼ばれる管理人の農場で働くことになるが、レニーはボスの息子のカーリー(中山祐一朗)になぜか目を付けられる。カーリーは若さと美貌を兼ね備える妻(花乃まりあ)を迎えたばかりであったが、なぜかイライラしていた。
ジョージとレニーは賢くリーダーのスリム(姜暢雄)の下で、下品で無神経なホイット(瀧川英次)やカールソン(駒木根隆介)、黒人であるがために馬小屋に住まわされているクルックス(池下重大)、片手が無い老人キャンディ(山路和弘)と共に働き始め、生活を共にしてゆく。ジョージはレニーに、農場で面倒を起こさないよう言い聞かせながら、仕事の合間には夢を語っていた。
ある日、2人の語る夢を聞いていたキャンディが隠していた貯金を持っているから、仲間に入れてほしいと2人に持ちかけてきたことで、描いていた夢が現実味を帯びてくるが…。
(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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