永野芽郁、朝ドラ初の“胎児ヒロイン”「結構悩みました」<半分、青い。>
2018.03.09 16:07
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女優の永野芽郁が9日、東京・渋谷のNHK放送センターにて行われた、ヒロインを務める平成30年度前期連続テレビ小説「半分、青い。」(4月2日スタート/月曜~土曜あさ8時)の取材会に、松雪泰子、滝藤賢一、矢崎由紗、脚本の北川悦吏子氏とともに出席した。
「半分、青い。」ヒロインを胎児から描く
ヒロイン・楡野鈴愛(にれのすずめ)を演じる永野は第3週からの登場。第1週はヒロインの子供時代をメインに描かれていくが、「撮影する中でなかなか完成したものが見れなかったので、どうなるかなと思っていましたけど、(矢崎演じる子役時代の)可愛い鈴愛を見て、こうして鈴愛が出来上がっていくんだなと感じられて自信を持つことが出来た」と仕上がりに胸を張った。物語は、北川氏の強い要望により、ヒロインが母親のお腹に中にいる時代から描かれる。CGで表現した胎児を声で演じる永野は、「人生で初めて胎児に声を入れました。赤ん坊っぽくとオーダーされたんですが、どういうふうに喋っていいか結構悩みました。良かったよと言ってくれる方がいたのであれでよかったんだなと。これからは赤ん坊のナレーションも出来ます」と茶目っ気たっぷりにアピール。
そんな胎児のシーンに北川氏は、「胎児からやりたいと言ったら反対されたんですが(笑)、よく具現化してくださったなと」と裏話を明かしつつ、「難しいことも制作、役者さんたちがちゃんと形にしてくださった。今までの朝ドラにはないようなこと。これを力に続きを書いていきたい。絶対に面白いと思うのでぜひ見ていただきたい」と感無量の様子で語った。
制作統括の勝田夏子氏は、胎児から描かれるヒロインは朝ドラ史上「初めてではないか」と話し、「北川さんは一週間胎児を描きたいとおっしゃっていましたが、最終的に2日でやってもらいました」と明かした。
永野芽郁「ふぎょぎょ」「やってまった」で流行語狙う?
また、鈴愛は「ふぎょぎょ」、「やってまった」が口癖で、くすりと笑ってしまうようなシーンで度々登場。永野は「流行らせたいとは私たちは思ってやってなかったんですが、周りの方は流行らせようという気持ちでやってるみたいなので(笑)。見てくれている方が色んな場所で『ふぎょぎょ』と言ってくれて、それが流行っていったら、もっと作品の魅力を知ってもらえると思う。これからも大事に言っていきます」とはにかんだ。北川悦吏子氏が脚本「半分、青い。」
連続テレビ小説第98作となる今作は北川悦吏子氏のオリジナル作品。故郷となる岐阜と東京を舞台に、ちょっとうかつだけれど失敗を恐れない永野演じるヒロイン・楡野鈴愛(にれの・すずめ)が、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜け、やがて一大発明を成し遂げるまでの物語を描く。鈴愛の母・楡野晴役を松雪、鈴愛の父・楡野宇太郎役を滝藤、9歳の鈴愛役を矢崎が演じる。
放送は2018年4月2日から9月29日の全156回を予定。(modelpress編集部)
「半分、青い。」ストーリー
ヒロイン・鈴愛は高度成長期終わりに岐阜県東濃地方に誕生。子どものころ、左耳を失聴する。その後、バブル期に漫画家になるという大志を抱いて上京するも、夢は瞬く間に破れ、結婚して娘を授かるも離婚され、シングルマザーになって帰郷。失敗だらけの人生だが、その度に、「やってまった(=やってしまった)」と明るく呟きながら生き抜く。
失敗を繰り返し、先の見えない人生を贈るヒロインがやがてたどり着くのが、ものづくりの世界。病気の母のためにそよ風の様な扇風機を創り、全くの素人でありながら、家電業界に「新風」を巻き起こす。
そして、ヒロインには、同じ日に生まれた男性の幼馴染がいる。2人はそれぞれ別の人と1度結婚するものの、約半世紀に渡って、つかず離れずの距離で見守り続け、扇風機作りをキッカケに公私共にパートナーとなっていく。
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