小室哲哉が引退発表 globeでもメガヒット連発、活動休止経て再開…“激動”23年の音楽史を振り返る<globe略歴>
2018.01.19 20:21
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音楽プロデューサーでglobeの小室哲哉が19日、不倫疑惑が報じられたことを受け、都内で会見を行い、引退を発表した。ここでは、これまでのglobeの活動を振り返る。
目次
globeが結成されるまで
1995年8月、小室が主宰するイベント「EUROGROOVE NIGHT」内で開催されたオーディションに、KEIKO(当時は山田桂子名義)が出場。同イベントにはMCとしてANISSとマーク・パンサーが参加しており、それをきっかけに、マークとKEIKOによるユニット「Orange」が誕生。小室はそこに参加し、KEIKOは山田から現在のKEIKOに改名、ユニット名は地球を意味する「globe」と改め、結成された。
1995年にデビュー メガヒット連発
globeは、1995年8月9日に「Feel Like dance」でデビュー。その後も「Joy to the love (globe)」「SWEET PAIN」といずれもミリオンセラー寸前となるヒット作をリリースし、1996年1月にリリースした4thシングル「DEPARTURES」ではダブルミリオンを記録するなど、多数のメガヒットシングルを世に送り出した。1996年3月にリリースした1stアルバム「globe」は出荷枚数455万枚を記録し、当時の日本記録を樹立した。1997年3月、日本初の4大ドームでのコンサートツアーを成功させる。1998年3月に3rdアルバム「Love again」をリリース、アルバム3タイトルでの売上が1,000万枚を突破、デビューから史上最短記録を作る。また、同年秋には4連続シングルリリースを行い、12月9日に4thアルバム「Relation」をリリース。年末には「wanna Be A Dreammaker」が日本レコード大賞を受賞するなど、数々の記録を叩き出していた。
ソロプロジェクト始動 コラボ、X JAPAN・YOSHIKI加入も
2000年3月以降、メンバーそれぞれのソロプロジェクトが始動。3月29日にglobe featuring KEIKO、globe featuring MARC、globe featuring TKとしてシングルを同時リリース。KEIKOは同年、ソロコンサートツアーを2度開催した。2001年9月11日のアメリカの同時多発テロを受け、被害地の一刻も早い復興の願いを込めて、小室&MAX松浦を中心としたプロジェクト「songnation(一部、song+nation表記)」を発足し、チャリティーCDを発売。その第1弾にKEIKOが、ayumi hamasaki & keiko名義で「a song is born」をリリースした。
2002年7月、ベルギーのDJ・PUSHとのコラボレーションシングル「dreams from above」をリリース。さらに同年9月、X JAPANのYOSHIKIがglobeに加入し、11月27日にシングル「seize the light」をリリース。オリジナルメンバーとしてでなくサイドメンバーとして一緒に活動し、活動の際は「globe extreme」と称することを発表。しかしその後から現在に至るまで、globe extremeとしての活動はない。
またプライベートでは、同年11月22日、小室とKEIKOが結婚を発表した。
デビュー10周年から活動休止、そして再開…激動の2000年代
2004年8月のデビュー10年目を迎えた際、翌年8月9日の10周年までの1年間を「globe decade」と題して様々な活動を行うことを発表。主な活動内容は、2004年10月より2005年1月まで「globe decade tour」を敢行。また12月には未発表曲であった「Judgement」をツアーにて初披露した。2006年8月9日、globe初のミニアルバム「new deal」をリリース。その後、事実上の活動休止状態に。2008年1月、ファンクラブ「house of globe」の休止を発表。同年6月には、小室のブログにてglobeの活動再開を宣言。8月31日、「a-nation」にシークレットアーティストとして出演し、停滞していた活動を約2年ぶりに再開させた。
しかし11月、小室が5億円の詐欺容疑で逮捕。そのため発売予定だったCDシングルの中止ならびにglobeの全曲の配信を停止することを発表。これによりglobeは活動不能の状態に。その後2009年8月22日、再び「a-nation」にシークレットアーティストとして出演し、音楽活動に復帰を遂げた。
KEIKOがクモ膜下出血に
2011年10月24日、KEIKOが首の激痛を訴えて倒れ、都内の病院に緊急搬送される。診断の結果、クモ膜下出血であることが判明し、25日未明から約5時間にわたる手術を受けた。そのためglobeはまたも活動不能の状態となったが、2012年9月、小室は自身のTwitterにて病気療養中のKEIKOが回復するまで、マーク・パンサーと2人で活動再開する旨を発表した。globeのデビュー20周年
2015年3月には、globeのデビュー20周年を記念して女性ボーカル&男性ラッパーによるユニット「baby globe(仮)」のオーディションを開始。8月5日には、これまで発表した曲から20曲を小室哲哉自身により、リプロダクトしたアルバム「Remode 1」を、12月16日には、HYDE、浜崎あゆみらが参加した「#globe20th -SPECIAL COVER BEST-」をリリースした。2016年3月、globe MUSIC VIDEO ドラマ PROJECTを立ち上げ、「FACE」が池田エライザ主演、薮内省吾監督で映像化された。 またデビュー20周年の締めくくりとして、同年8月3日にリプロダクト・アルバム「Remode 2」、9月7日にBlu-ray BOX「globe 2 decade -live blu-ray box-」をリリースした。
小室哲哉、1月19日に引退決意を発表
この日、小室は「週刊文春」でにて不倫疑惑を報じられたことを受けて会見を行い、「KEIKOだったり、家族、ファンのみなさん、お相手の方にお詫び、そのお話をすると同時に、僕なりのこの騒動のケジメとして、引退を決意しました」と引退を決意したことを発表した。(modelpress編集部)
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