「明日の約束」出演“金の卵”が思い描く未来<遠藤健慎・金子大地・渡邉剣・堀家一希コメント>
2017.12.18 14:00
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女優の井上真央が主演を務めるドラマ『明日の約束』(カンテレ・フジテレビ系/毎週火曜よる9時~)が19日、最終回を迎える。同作で男子生徒を演じた将来有望な“金の卵”たちがクランクアップを迎え、思いを語った。
同作は高校のスクールカウンセラー・藍沢日向(井上真央)が人間関係に悩みながら、高校一年生の生徒・吉岡圭吾(遠藤健慎)の死の謎を追うヒューマンミステリー。ドラマでは、自殺という衝撃の出来事をきっかけに、クラスメイトをはじめとした生徒の間にも様々なトラブルが起き、それぞれが悩み、向き合ってきた。繊細な表現が求められる役柄を担ったのは、番組プロデューサーが「とにかく役柄に合う方にお願いした」という役者の面々で、将来も有望な“金の卵”たち。その“金の卵”たちが同作を振り返り、これからの“約束”を語った。
ドラマを振り返って、遠藤は「ここまであっという間で、自分の中でいちばん濃い3か月でした。将来、学校を舞台にした作品に出演したら、今回のことを思い出すのだろうと思います。偉大な先輩方と間近で共演させて頂き、井上さんからは『シンシン』というあだ名も頂きました(笑)。多くのことに悩んで自殺する圭吾という、繊細な心理描写が求められる役を経験し、自分自身、芝居において細かい違いを認識できるようになりました。そして台本を読む時の感覚まで変わりました。『ここはこういう気持ちなんだろうな』などと、人の内面を最優先に考えるようになりました」とコメント。
これからの“約束”は「暗めの役にしても、明るい役にしても、ちょっとした違いを見せられるような俳優になっていきたいです。俳優としてのオーラという意味では小栗旬さんに憧れていますし、山田孝之さんが演じ分けられる、細かな違いも勉強したいです。例えばですが、笑っていても怖そうにも見える堺雅人さんもすごいなと思います。将来どんな作品に出ても、一切、妥協せず、後悔しないように出来ることは本番が始まるギリギリまでやる…そんな役者になりたいです」と未来を思い描いた。
プロデューサーは「圭吾の死が物語の発端となるため、どのようなタイプのキャストにするか、監督とすごく悩みました。遠藤さんと初めてお会いした時、とても自然で好青年という印象を受けました。まさか自殺するとは想像できない…そんな意外性が狙いだったこともあり、あまり影のようなものを感じさせず、ナチュラルだった遠藤さんにお願いしました。『この世でいちばん謎が残る死』のキャッチコピーの通り、『なぜ?』と感じさせる雰囲気作りや芝居を存分にして頂けました」と賛辞を贈った。
これからの“約束”は「素敵なキャストの皆さん、スタッフの皆さんとご一緒して感じたことを忘れません。必ず成長した姿を見せられるように、ひとつひとつ頑張っていこうと思います」と誓った。
プロデューサーは「圭吾を死に追い込んだ疑惑を持つバスケ部キャプテンという設定上、バスケットボールが実際に上手いという“リアリティ”と、“危うさ”すら感じさせる強さという観点で、長谷部役をイメージしていました。金子さんと会ったとき、まず目力の強さに圧倒され、バスケをしている動画を拝見するとかなりの腕前。求めていたピースが全てハマり、お願いしました。死に追い込んだ責任を感じて葛藤する様や、亡き圭吾へ想いをはせる芝居は圧巻でした」と賞賛している。
出演を「沢井勝を演じさせていただく上で一番の肝となる『苦悩』をどう表現するかに重きを置き、監督やプロデューサーさんと相談させていただきながら、撮影に臨みました。今まで演じたことのない役柄でしたが、少しでも勝と寄り添おうと突き詰め、僕自身演技に対して臨み方が変わった三ヶ月でした。また、最初は緊張していたのですが、井上さん、及川さんをはじめとしたキャストのみなさんや、スタッフの方々がうまく抜き所を作って下さり、リラックスして芝居をすることが出来ました。今後、僕も太陽のように温かい存在になれるよう頑張っていきます!」と振り返った。
これからの“約束”は「『明日の約束』のように、見ている人に何か大きなテーマを投げかけられるような作品に携わり、コミカルな役からシリアスな役まで演じられるようになりたいです。そのために、これからも様々な作品で演技の幅を広げていきたいと思っています」と意気込み十分。
プロデューサーは「沢井勝は、孤立してしまった圭吾を密かに案じるという設定上、優しさを感じられる方のイメージでした。初めて渡邉さんにお会いした際、正統派イケメンであり、話上手でクレバー、でもどこかイジりたくなる柔らかい人柄は“ハマる”と直感し、お願いしました。優しさのみならず、自然な怒りや、圭吾の秘密も知る葛藤などを、渡邉さんが自身の高いポテンシャルによって上手く表現し、役を膨らませてくれました」とコメントを寄せた。
そして「自分としては『明日の約束』で“人間らしさ”というものがすごく大事だと気付き、表現できたと思います。これから芝居をやっていく中で、どんな役であっても、今回学んだ“人間らしさ”を忘れないでいたいです。そして、人の心の根本の部分を大事にしながら演じていきたいです。例えば西田敏行さんのような、土臭さ、泥臭さのようなものを感じられる役者になりたいです」と目標を掲げた。
そんな堀家について、プロデューサーは「ドラマ『CRISIS』で堀家さんは、“革命”をたくらむ危ない青年を演じられたからかもしれません…圭吾の無視をクラスで始めた渡辺役のイメージが、スッと堀家さんと重なりました。でも、初めてお会いした時からクランクアップまで、とにかく危うさゼロの真面目青年。どんな短いセリフでも一球入魂で、リハーサル前に悩み過ぎ、不安が顔に出て…そんな愛すべき不器用な堀家さんの芝居は素晴らしかったです。当初の予定より役が膨らんだ理由もそこにあります」と語っている。(modelpress編集部)
遠藤健慎
母親からの過干渉・束縛に悩んで自殺した吉岡圭吾役の遠藤健慎。ストーリー上は第1話で死亡したが、回想シーンで、家庭以外に、クラスやバスケ部の人間関係でも苦悩していた様を演じた。ドラマを振り返って、遠藤は「ここまであっという間で、自分の中でいちばん濃い3か月でした。将来、学校を舞台にした作品に出演したら、今回のことを思い出すのだろうと思います。偉大な先輩方と間近で共演させて頂き、井上さんからは『シンシン』というあだ名も頂きました(笑)。多くのことに悩んで自殺する圭吾という、繊細な心理描写が求められる役を経験し、自分自身、芝居において細かい違いを認識できるようになりました。そして台本を読む時の感覚まで変わりました。『ここはこういう気持ちなんだろうな』などと、人の内面を最優先に考えるようになりました」とコメント。
これからの“約束”は「暗めの役にしても、明るい役にしても、ちょっとした違いを見せられるような俳優になっていきたいです。俳優としてのオーラという意味では小栗旬さんに憧れていますし、山田孝之さんが演じ分けられる、細かな違いも勉強したいです。例えばですが、笑っていても怖そうにも見える堺雅人さんもすごいなと思います。将来どんな作品に出ても、一切、妥協せず、後悔しないように出来ることは本番が始まるギリギリまでやる…そんな役者になりたいです」と未来を思い描いた。
プロデューサーは「圭吾の死が物語の発端となるため、どのようなタイプのキャストにするか、監督とすごく悩みました。遠藤さんと初めてお会いした時、とても自然で好青年という印象を受けました。まさか自殺するとは想像できない…そんな意外性が狙いだったこともあり、あまり影のようなものを感じさせず、ナチュラルだった遠藤さんにお願いしました。『この世でいちばん謎が残る死』のキャッチコピーの通り、『なぜ?』と感じさせる雰囲気作りや芝居を存分にして頂けました」と賛辞を贈った。
金子大地
圭吾が所属するバスケ部のキャプテン・長谷部翔大役の金子大地は「連続ドラマの経験があまりなかったので、とにかく作品に関われたのが本当に貴重な経験になりました。監督、主演の井上さんをはじめ、キャストの皆さんやスタッフさんに支えてもらいながら、無事にオールアップできて嬉しいです」と感激しきり。これからの“約束”は「素敵なキャストの皆さん、スタッフの皆さんとご一緒して感じたことを忘れません。必ず成長した姿を見せられるように、ひとつひとつ頑張っていこうと思います」と誓った。
プロデューサーは「圭吾を死に追い込んだ疑惑を持つバスケ部キャプテンという設定上、バスケットボールが実際に上手いという“リアリティ”と、“危うさ”すら感じさせる強さという観点で、長谷部役をイメージしていました。金子さんと会ったとき、まず目力の強さに圧倒され、バスケをしている動画を拝見するとかなりの腕前。求めていたピースが全てハマり、お願いしました。死に追い込んだ責任を感じて葛藤する様や、亡き圭吾へ想いをはせる芝居は圧巻でした」と賞賛している。
渡邉剣
クラスでもバスケ部でも一緒だった圭吾とは、親友だったにもかかわらず、距離を置かざるを得なくなり、結果的に、孤立・自殺させてしまったのではないかと苦悩する沢井勝を演じたのは渡邉剣。出演を「沢井勝を演じさせていただく上で一番の肝となる『苦悩』をどう表現するかに重きを置き、監督やプロデューサーさんと相談させていただきながら、撮影に臨みました。今まで演じたことのない役柄でしたが、少しでも勝と寄り添おうと突き詰め、僕自身演技に対して臨み方が変わった三ヶ月でした。また、最初は緊張していたのですが、井上さん、及川さんをはじめとしたキャストのみなさんや、スタッフの方々がうまく抜き所を作って下さり、リラックスして芝居をすることが出来ました。今後、僕も太陽のように温かい存在になれるよう頑張っていきます!」と振り返った。
これからの“約束”は「『明日の約束』のように、見ている人に何か大きなテーマを投げかけられるような作品に携わり、コミカルな役からシリアスな役まで演じられるようになりたいです。そのために、これからも様々な作品で演技の幅を広げていきたいと思っています」と意気込み十分。
プロデューサーは「沢井勝は、孤立してしまった圭吾を密かに案じるという設定上、優しさを感じられる方のイメージでした。初めて渡邉さんにお会いした際、正統派イケメンであり、話上手でクレバー、でもどこかイジりたくなる柔らかい人柄は“ハマる”と直感し、お願いしました。優しさのみならず、自然な怒りや、圭吾の秘密も知る葛藤などを、渡邉さんが自身の高いポテンシャルによって上手く表現し、役を膨らませてくれました」とコメントを寄せた。
堀家一希
クラスメイトの圭吾を孤立させるきっかけを作った渡辺純也役を演じた堀家一希は「初めての連ドラ出演で、役が持っている思想や姿勢や性格など、細かい設定をずっと覚えて維持しておくのがこんなに難しいことなんだと知りました。共演者の方々がとても優しくして下さり、安心して芝居に臨めたことが印象に残っています。及川さんと第9話で初めて面と向かって一緒に演技をするシーンがあって、及川さんに影響を受けて、自分が何をしなくてもあたかも勝手に体を動かされて勝手にセリフを喋らされるような感覚を覚えました。『これが本当の、極めた方の芝居なのかな』と、すごさに圧倒されました」と現場でたくさんのものを吸収したよう。そして「自分としては『明日の約束』で“人間らしさ”というものがすごく大事だと気付き、表現できたと思います。これから芝居をやっていく中で、どんな役であっても、今回学んだ“人間らしさ”を忘れないでいたいです。そして、人の心の根本の部分を大事にしながら演じていきたいです。例えば西田敏行さんのような、土臭さ、泥臭さのようなものを感じられる役者になりたいです」と目標を掲げた。
そんな堀家について、プロデューサーは「ドラマ『CRISIS』で堀家さんは、“革命”をたくらむ危ない青年を演じられたからかもしれません…圭吾の無視をクラスで始めた渡辺役のイメージが、スッと堀家さんと重なりました。でも、初めてお会いした時からクランクアップまで、とにかく危うさゼロの真面目青年。どんな短いセリフでも一球入魂で、リハーサル前に悩み過ぎ、不安が顔に出て…そんな愛すべき不器用な堀家さんの芝居は素晴らしかったです。当初の予定より役が膨らんだ理由もそこにあります」と語っている。(modelpress編集部)
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