百花(元NMB48木下百花)再始動イベントが“カオス”だった ファンも涙するほど才能ほとばしる<イベントレポ>
2017.11.30 21:59
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9月にNMB48を卒業し、木下百花から改名した百花(ももか)が30日、東京キネマクラブにて再始動イベント「百花イベント 今日の御言葉『生きるとは』~アナタも幸せの悦びに包まれてみませんか?~」を開催。約90分間、ファンを魅了し続けた。
目次
百花、再始動イベント
再始動発表時、「私なりに世界を作って、人を自分の手の中に収めることがすごく好き」という理由から、自身を“教祖化”することを明かしていた百花。「トークショーではなくてライブでもないんですけど。自分の生まれ変わる演出で、生まれ変わるというか“生まれる”。生きるとは?というテーマで、教祖様が生まれましたとオープニングでやるんですけど、合唱曲なども入れ込む」と事前に説明していた今回のイベントには、開演前から大勢のファンが列を成し、開演直前には百花の登場を待ちわびる観客がフロアいっぱいに広がっていた。
合唱で“信者”と一つに
開演時間になると、怪しげな音楽とともに登場した白装束集団に続き、白一色の衣装をまとった“教祖スタイル”の百花が登場。続けて、宗教歌の如く『あなたに会えて…』の合唱が始まった。配られていた歌詞カードを手に歌うファンをよそに、時折下を向いたり、真っ直ぐ一点を見つめたり、硬い表情の百花。しかし、ナレーションを挟んで合唱曲『BELIEVE』に移ると一転、大きな身振り手振りで感情を表現し、観客と一緒に歌いだした。
全身全霊でアート制作
歌が終わると百花は、一旦ステージから姿を消し、スカートとおさげスタイルに衣装チェンジして再登場。何の説明のなく、設置されていた壁に9人の人を描き始めた。そして、描き終えた絵にそれぞれ番号をふり、体育座りでしばし静観。ハープの優しい音が響き出すと「生きるとは何か、人は苦しむために生まれてきたのではない、私はそう信じたい」「生きててごめんなさい」「ここまで生きてきて私は何を得られたんだろう」「お前には価値がない」などメッセージ性が強いナレーションが響き渡り、かき上げた絵を自分の衣装も汚しながらグチャグチャに塗りつぶす百花。終いには、筆を離して自らの手で色を付け、完成と同時に倒れ込んだ。
すると、『翼をください』が流れ始め、ファンが合唱。しばし倒れたままの百花は、2番の始まりとともに動き出し、会場には白い羽が降り注ぐ。百花が色づけたアートは、一部分が剥がされ、白い翼が浮かび上がた。
お悩み相談は金子声児主導
次のコーナーでは、百花の友人でミュージシャンの金子声児が登壇し、1人でファンの悩み相談に対応。途中、裏にはけた百花も音声のみ参加して、「おじいちゃんが76歳なのに不倫している」「人と交わるのが好きじゃないのはダメですか?」などの悩みで盛り上がった。
百花「詰め込んでみようという結果がコレ」
声児を入れ替わる形で再び姿を現した百花は、白いレースのワンピースをまとい『ロマンティックあげるよ』を熱唱。そのまま、この日初のMCとなった。「どうでした、今までの長い前座(笑)」と笑顔を見せた百花。「こうやってソロでライブ…?イベントをさせていただくことになったんですけど、大きい会場ですごく何をやるか悩んだんですよ。今までグループではやってこれなかったこと、今まで自分が感じてきたことを詰め込んでみようという結果がコレ(笑)、みんなは何を観に来たんですか(笑)」と自嘲気味のMCで会場の笑いを誘った。
また、「こんなに集まって頂けるとは思っていなくて。卒業するということは、守られている環境から一歩踏み出すということで、外にでることはすごく勇気がいって、実際に一歩踏み越えると自分の中では掴めなかったんですけど、とにかく表現しようと思ったんです」と今回のイベントにかけた思いを吐露。「みなさんの心の許容範囲が広すぎてびっくりする」とファンに感謝していた。
歌でも魅了する百花
そして、二つ結びのウィッグと靴を脱ぎ、「本当にいい曲、自分が励まされる曲なんですけど、申し訳ないんですけど歌わせていただきます」と、槇原敬之の『どんなときも』を披露。さらに、ワンピースも脱ぎ、元の白装束に戻りながらYUKIの『大人になって』も歌い上げた。曲の最後には「今日このイベントが出来たことは、ここにいる私の周りの大切な人 スタッフさんとかがいてくれたから。みんながそばに居てくれなかったら、出来てなかった。来てくれて温かい声援とか、笑顔とか本当にありがとうございます」と深々お辞儀し、大きな拍手を受けた、
“教祖”百花「またいつか会う日まで」
最後には『今日の日はさようなら』を合唱。オレンジのライトを浴び、観客を見下ろす百花の姿はまさに“教祖”そのもの。「みなさん、またいつか会う日まで」と一言残してステージを後にした。ウェディングドレス姿に騒然
その後、アンコールに応えて再び観客の前に現れた百花は、まさかのウェディングドレス姿。「えぇ~」と騒然とする会場に対し、「大丈夫です相手はいません」と笑い、「このウェディングドレス、古着屋でただ単におしゃれだなと思って買ったんですよ。今日、初めて着たんです。初めてをみなさんに見せれて嬉しいな」と紹介した。アンコールでは、バンドを従えてウェディングドレス姿のまま、椎名林檎の『灰色の瞳』『アイデンティティ』を披露。グループ在籍時から一目置かれていた歌声を響かせ、会場には涙をながすファンのスが姿も。最後の最後までファンの心を掴んで離さなかった。(modelpress編集部)
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