波瑠“モンスター母”と泥沼バトル「キレイで怖い」
2017.01.05 16:44
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女優の波瑠が5日、東京・渋谷のNHKにて開催されたドラマ10「お母さん、娘をやめていいですか?」(1月13日スタート/毎週金曜夜22時~/NHK総合)の完成試写会に、共演の斉藤由貴、柳楽優弥と出席した。
同作は、親友であり恋人のようだった娘と母親の物語をサスペンスフルに描く“モンスターホームドラマ”。波瑠が母親の呪縛から逃れようとする娘・早瀬美月を、斉藤が暴走する母親・早瀬顕子を演じる。
波瑠は、「すごくハラハラするドラマ」と作品を振り返り、1話を観た感想を「より怖く仕上がっているなと思いました」と言葉にした。娘と母親の泥沼のバトルが繰り広げられるストーリーの中で、「こういう関係になるまで甘えてしまっていた美月があるのではないかと思ってしまいました。ストーカーのような行動を取ってしまったお母さんを嫌だと思っても、お母さんだけを悪者にできない自分にも責任がある苦しさのようなものがあって…」などと美月を演じた感想を回顧。
作品全体では、母親を演じた斉藤の美しさが怖さをより引き立てていることを指摘し、「キレイで怖いドラマだなと思いました」と印象を語った。
波瑠の人柄を絶賛「繊細で賢明でピュアな美しさ」
斉藤は、波瑠と腕を組んで街で買い物をするシーンを撮影することになった際、波瑠に、「お母さんとスキンシップをする?」と尋ねたエピソードを述懐。波瑠は、「うちはそういうこともあります。すごく仲がいいので」と答え、斉藤は「いいお母さんなのだな」と思ったそう。
プライベートでは自身も母親である斉藤だが、顕子という役柄については「想像を超えたお母さん」と振り返った。
撮影を終えた感想として、斉藤は、「隣にいるので恥ずかしいのですが、波瑠ちゃんがとっても美しい人じゃないですか。しかも、ご本人がすごく繊細な方で」と語り始めた。「繊細で、賢明で、ピュアな美しさみたいなものや、言葉で説明したり策を弄したりする必要のないピュアな美しさ、真剣さみたいなものが、言葉のないところにも滲み出ていて、作品を支えているのかなという感じがします」と波瑠の人柄を絶賛。
「彼女は受けの芝居ですごく辛かったと思うのですが」と波瑠を気遣いながら、「彼女の色々な意味での美しさがこの作品を支えているなという感じがします」と改めて称賛を送ると、波瑠ははにかみながら、恐縮気味にうつむいていた。(modelpress編集部)
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