香里奈、主演ドラマで“嫌われる女”に NEWS加藤シゲアキとバディを組む
2016.11.29 11:00
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モデルで女優の香里奈が2017年1月スタートのフジテレビ系ドラマ木曜劇場「嫌われる勇気」で主演をつとめることが決定。NEWSの加藤シゲアキの出演も発表された。
目次
「嫌われる勇気」とは
同作は、2013年の発売以来、各界で話題を振りまき、ベストセラーとなっている「嫌われる勇気」(ダイヤモンド社)を原案とした刑事ドラマ。原案「嫌われる勇気」は、続刊の「幸せになる勇気」と併せ、180万部を突破しているベストセラー(2016年10月時点/世界累計360万部超)。世界的にはフロイト、ユングと並ぶ「心理学界の三大巨匠」とされながら、日本では無名に近い存在だったアルフレッド・アドラー。原案「嫌われる勇気」では、アドラーが20世紀初頭に創設した全く新しい心理学「アドラー心理学」を、悩みを抱える青年と、哲学者との対話形式でわかりやすく解説している。「アドラー心理学」を100%体現できる「嫌われる勇気」を持った人物が、もし警視庁の刑事だったら…。ドラマでは、刑事ドラマとして大胆にアレンジし実写化。多くの読者の心をつかんだベストセラーが、自己中心的に見える振る舞いで周囲になじまず、常に組織の論理と反目する孤高の女刑事が主人公の一話完結型で爽快感あふれる刑事ミステリードラマ「嫌われる勇気」へと変貌を遂げる。
“嫌われる女”を演じる香里奈
香里奈は、「アドラー心理学」を体現する主人公・庵堂蘭子役を演じる。独身、彼氏なしの警視庁刑事部捜査一課8係の刑事。若干32歳にして、難事件を次々と解決に導いてきた実績を持つ桜田門のエース。組織になじまない一匹狼タイプで、周囲の意見には耳を貸さず、常に自分が信じる道を行くが、それを悪いこととは感じていない。他人からの評価や評判を一切気にせず、自己中心的だと言われても全くひるまない、「アドラー心理学」を地で行く、いわば“アドラー女子”。その振る舞いと他人にこびない態度、そして圧倒的な検挙率の高さを自慢するでもないその余裕ぶった態度に、男性社会である警察組織では彼女をよく思わない人間も多く嫌われている。そんな“嫌われる女”を演じる香里奈は「タイトルはとてもインパクトがあり、印象的でした」といい、蘭子というキャラクターについて「嫌われることを恐れず、ただ前にだけ進む姿はかっこよく、勇気をくれる魅力的なキャラクターだと思います」と明かした。
フジテレビ連続ドラマで主演は5年ぶり
香里奈がフジテレビの連続ドラマで主演を果たすのは、「私が恋愛できない理由」(2011年10月クール)以来、およそ5年ぶり。フジテレビの連続ドラマに出演するのは、「SUMMER NUDE」(2013年7月クール)以来、およそ3年ぶり。また、刑事役を演じるのは、「ダーティ・ママ!」(日本テレビ系/2010年10月クール)以来、およそ6年ぶりとなる。香里奈は「いつも通りいい緊張感を持って、スタッフ、キャストの皆様に力を貸していただきながらいい作品をみんなでつくっていきたいです」と意気込みをみせた。
香里奈とバディを組む加藤シゲアキ
初の刑事役となる加藤は、香里奈演じる蘭子とコンビを組む憧れの捜査一課に異動してきたばかりの青山年雄役を演じる。加藤は「やってみたい役だったので、とてもうれしいです。実際に刑事になったつもりで、役に臨みたいと思います」と気合いをみせた。加藤演じる青山は、正義感が強く、子供の頃から刑事に強烈な憧れがあったが、実は優柔不断で心配性。蘭子とは真逆に、他人にどう思われているかがすごく気になる“嫌われたくない男”。蘭子とバディを組むことになるが、自分勝手な動きが多く、何も説明してくれない蘭子に振り回され、彼女のことが心底嫌いになる。青山は、「アドラー心理学」になじみのない視聴者の目線を担い、蘭子と行動を共にすることで、「アドラー心理学」を学び、一歩ずつ成長していく影の主人公である。加藤は「一瞬、過激に見えますが、原案通り、まさに内容を象徴したタイトルだと思います。ドラマを見て一歩踏み出せるようなそんなタイトルです」とコメントした。
また、初共演となる香里奈と加藤。香里奈は「加藤さん演じる熱いキャラクターの青山と、冷静な蘭子の芝居がどのように面白くなるか、今から楽しみです」と期待を寄せた。
椎名桔平も出演決定
さらに、俳優の椎名桔平の出演も決定。「犯罪心理学」を専門としている、帝都大学文学部心理学科の教授・大文字哲人役を演じる。大文字は、事件の犯人像に関する情報を警視庁に提供している特別コンサルタントで、これまでもいくつかの難事件で警察に捜査協力してきた実績があり、警察庁・警視庁内部には彼の信奉者も多いが、人間の裏側にある悪の側面を知っているためか、どこか厭世(えんせい)的で皮肉屋。蘭子のことを理解できない青山に、「アドラー心理学」の存在を教える“すべてを知る男”である。椎名は「何とも誤解を招きかねないタイトルですが、それだけにインパクトがあり、読み進むうちに最適なタイトルだと思わせられました」と印象を明かした。(modelpress編集部)
香里奈コメント
Q:原案、および台本を読んだ印象私はこの“嫌われる勇気”を読んで、初めてアドラー心理学というものを知りました。心理学というと難しい印象ですが、読んでいくにつれ、“本来、自分がこうだったらいいな、楽になるのにな”という理想的な考え方が述べられていたり、“あぁ、こういう考え方もあるのか”と新しい発見があったりして、少し気が楽になれました。
Q:「嫌われる勇気」というタイトルに関する印象
「嫌われる勇気」というタイトルはとてもインパクトがあり、印象的でした。本の内容を読むとわかるのですが、自らわざと嫌われようとするわけではありません。“これを言ったら、この行動をしたら嫌われるかもしれない!”と、恐れずに自分が変わる勇気を持つことだと私は感じました。
Q:「私が恋愛できない理由」(2011年10月クール)以来、およそ5年ぶりにフジテレビ連続ドラマの主演となりますが
そんなに経っているんですね(笑)。「私が恋愛できない理由」と、「嫌われる勇気」は、話の内容、キャラクターは全く違いますが、私は変わらず、いつも通りいい緊張感を持って、スタッフ、キャストの皆様に力を貸していただきながらいい作品をみんなでつくっていきたいです。
Q:演じる「庵堂蘭子」というキャラクターについて
庵堂蘭子というキャラクターは、産まれながらにしてアドラー心理学が身についた女の子であるため、きっと、これまでの人生はとても生きにくかったと思います。嫌われることを恐れず、ただ前にだけ進む姿はかっこよく、勇気をくれる魅力的なキャラクターだと思います。
Q:加藤シゲアキさん、椎名桔平さんとの共演について
加藤さんは初共演になります。加藤さん演じる熱いキャラクターの青山と、冷静な蘭子の芝居がどのように面白くなるか、今から楽しみです。桔平さんは、映画「輪廻」以来の共演なので、約10年ぶりになります。前回は、まだお芝居をして間もない頃の共演でしたし今より10歳も若かったので、少し恥ずかしい気持ちもありますが、昔とは違った気持ちで共演させていただけることをとてもうれしく、楽しみにしています。
Q:放送を楽しみにされている、香里奈さんのファンの皆さんへのメッセージ
今回の蘭子という役は原作にない役ですが、原作の教授と青年の話を元に、アドラー心理学を地で体現する女の子として、原作の話をドラマでうまく表現できればと思っています。この作品を見て、普段悩んでいることに対して、少しでも気が楽になったり、前向きな気持ちになっていただけたらうれしいです。
加藤シゲアキ(NEWS)コメント
Q:原案、および台本を読んだ印象原案は、今の時代にぴったりな作品だからこそ、多くの方に愛されたのはでないかと思っています。大なり小なり誰もが人間関係に悩んでいるとは思います。しかしこの自己啓発本をどのようにドラマにするのか全く想像がつきませんでした。台本を読み、刑事ミステリーになっていてびっくりしました。けれど、とても楽しく読ませていただきました。シンプルに刑事ミステリーとしても面白いですが、そこに加わるアドラー心理学はとても新鮮で、斬新でした。
Q:「嫌われる勇気」というタイトルに関する印象
一瞬、過激に見えますが、原案通り、まさに内容を象徴したタイトルだと思います。ドラマを見て一歩踏み出せるようなそんなタイトルです。
Q:初の刑事役となりますが
やってみたい役だったので、とてもうれしいです。実際に刑事になったつもりで、役に臨みたいと思います。
Q:演じる「青山年雄」というキャラクターについて
香里奈さん演じる庵堂とは対照的な、普通の青年です。野心や希望や自信にあふれつつも、心のどこかに不安がある。視聴者の目線に一番近いキャラクターだと思うので、一緒に庵堂に腹が立ち、尊敬しながら、成長できればと思います。
Q:香里奈さん、椎名桔平さんとの共演について
お二方とも初共演なのでとても楽しみです。お二方とも僕より年上ですが、明るく刺激的な現場になるといいなぁと思っています。
Q:放送を楽しみにされている、加藤さんのファンの皆さんへのメッセージ
2017年、新年のスタートですので、僕自身、気持ちを新たにこのドラマに臨み、一生懸命演じるなかで成長できればと思っています。庵堂とバディを組んでいくうちに青山がどのように変化していくのか、楽しみにしてほしいです。
椎名桔平コメント
Q:原案、および台本を読んだ印象原案を読んで興味深かった点は、青年と哲人の対話を通して、自然とアドラーの心理学が理解できる仕組みになっているところです。アドラーの思想の大胆さに驚くとともに、妙に納得させられ、不思議で爽快な読後感が残りました。
Q:「嫌われる勇気」というタイトルに関する印象
何とも誤解を招きかねないタイトルですが、それだけにインパクトがあり、読み進むうちに最適なタイトルだと思わせられました。
Q:演じる「大文字 哲人」というキャラクターについて
変人なのか、普通なのか、つかみづらい人物ですが、心理学を通して“人間”の持つ謎を、最大限に追求しようとしている人だと思いました。
Q:香里奈さん、加藤シゲアキさんとの共演について
香里奈さんとは10年ほど前に、映画の撮影で少しだけご一緒して以来だと思いますが、今回の物語には、彼女と私の特別な秘密が隠されているようなので、その共犯的な関係性を楽しんでいきたいと思っています。加藤さんとは、原作にある青年と哲人の対話のように、面白い掛け合いができればいいなと思っています。
企画・渡辺恒也氏(フジテレビ 編成部)コメント
原案の“嫌われる勇気”を読んだ時、“哲人”に対する“青年”の反論が意外なほどしっくりきました。アドラー心理学は思想としては理解できても、実際に実践するのは難しい。だったらもし、身近にアドラー心理学を地で行くような人物がいたら…、そう思ったのが企画のきっかけです。組織のルールや上下関係が厳しい刑事の仕事を題材として選んだのは、従来の常識にとらわれない主人公・庵堂蘭子のキャラクターの対極にある世界だと思ったからです。犯人探しのミステリーや、痛快な勧善懲悪が楽しめる本格的な刑事ドラマでありながら、どこか普通の生活の中にも応用できるような考え方のヒントが散りばめられた、今までにないタイプのドラマになっています。
アドラー心理学は“勇気の心理学”です。多かれ少なかれ対人関係に悩んだりすることは誰にでもあるからこそ、このドラマを通して“いま、ここ”から前に進む“勇気”を持つことの力強さを感じ取っていただけたらと思います。
【Not Sponsored 記事】
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